さいたま市を中心に、遺品整理・生前整理などのご依頼を承っております。

お知らせ

【実家がゴミ屋敷に…】片付け方・再発防止・法的リスクを徹底解説

2025.11.26 生前整理

「実家がゴミ屋敷になっていて、親が心配…」
「片付けようとすると親が嫌がる。どうすればいいかわからない。」
こんな悩みを抱えていませんか?

実家のゴミ屋敷は、単に「物が多すぎる」という物理的な問題だけではありません。
親の心理的・身体的・環境の変化など、さまざまな事情が複雑に絡み合っているため、非常にデリケートな問題です。

親の気持ちを無視して強引に進めようとすると、親子関係が崩壊してしまう場合もあります。
それだけでなく、火災や健康被害、相続問題など深刻なリスクを放置してしまうことにもなりかねません。

そこでこの記事では、実家のゴミ屋敷について片付け方法や再発防止策、法的リスクなどを徹底解説します。

【この記事を読めばわかること】
親が片付けられない理由
ゴミ屋敷を放置するリスク
片付け前の準備
自力と業者の片付け方法や業者の費用相場
再発防止策
法的リスク

親を理解し、冷静に対処するための「正しい知識」と「具体的なステップ」を知ることが、実家のゴミ屋敷問題を解決する一歩となります。
ぜひ参考にしてみてください。

なぜ実家がゴミ屋敷になってしまうのか【親の心理と背景】

実家がゴミ屋敷化する背景には「片付けが苦手」という理由だけでなく、心理的・身体的要因が重なる場合が多いです。

ここでは片付けられない親の心理と背景を解説します。

さまざまな原因が引き起こす「片付けられない現実」

実家のゴミ屋敷化は、さまざまな原因が複雑に絡み合っています。
適切な解決策を見つけるためには、原因を複合的に捉えなければなりません。

【主な原因】
・体力低下
高齢になると掃除や片付けに必要な体力や判断力が低下し、片付けが難しくなります。

・生活環境の変化
退職や子どもの独立などで生活リズムが変わり、片付けの習慣が乱れているかもしれません。

・孤独感や精神的なストレス
近隣や家族との交流が減り孤立すると、物が心の拠りどころになることも。

・物を捨てられない性格、習慣
長年の生活で物に対する愛着が強く、捨てる行為に抵抗を感じるケースもあります。

・健康上の問題
認知症や精神疾患が原因で、片付ける能力が低下しているかもしれません。

・経済的な理由
収入の減少や年金生活により、処分する費用が捻出できずため込んでしまうケースもあります。

これらの原因が同時進行すると、今まではできていた「片付け」ができなくなります。
そして「気づいたらゴミ屋敷になっていた」という状況になるのです。

つまり、実家がゴミ屋敷になってしまうのは親の怠慢ではなく、さまざまな要因が絡み合って「片付けられない状況が続いてしまう」が本質といえます。

「捨てられない親」の心理

親が物を捨てられない背景には、心理的な安心感や過去の価値への執着、喪失に対する恐怖などが関係しています。

「なぜそんなことを感じるのか?」と思う内容かもしれません。
しかし親にとっては重要な問題であり、ゴミ屋敷を解決するためには理解が必要不可欠です。

捨てられない親の心理的背景には、次のような理由が挙げられます。
物を手放すと安心感や思い出も失うと感じている
「物を減らす=生活が困難になるのでは?」という恐れ
「所有物を捨てると自己肯定感が下がりそう」という不安
物をためることで孤独感を埋める

これらを放置すると心身ともに悪影響を及ぼし、健康上のリスクや生活の質の低下を招きます。
そのため親の心にしっかり寄り添い、対処することが重要です。

「掃除すると怒る親」に共通する心の防衛反応

「掃除や片付けの提案」に対して、親が怒るケースは多いです。
このような怒りや反発は「わがまま」や「反抗心」ではなく、「防衛反応」であり「心のサイン」だと理解しましょう。

心の防衛反応(怒る)の理由には、
生活空間(自分の領域)を荒らされたと感じる(プライバシーの侵害)
環境変化への恐怖や不安
子どもに掃除や片付けができないと思われた(プライドが傷つく)
などが挙げられます。

親の抵抗が強い場合は、親の心身の安全が最優先です。
少し時間をおいても危険でなければ、まずは親の気持ちに寄り添い、しっかりとコミュニケーションを取りましょう。
コミュニケーションを取った上で、どう片付けていくかをゆっくり話してみてください。

もし危険がある場合は、必要に応じて専門家や自治体の相談窓口に助けを求めましょう。

うちの親だけじゃない|同じ悩みを抱える家庭は多い

実家がゴミ屋敷になってしまうと、「自分たち家族がダメなのか」と一人で悩む方も多いです。

しかし実家のゴミ屋敷問題は、珍しいことではありません。
むしろ高齢化が進む日本では、社会的な問題です。

このように、同じ悩みを抱えている人はたくさんいます。
実家のゴミ屋敷問題は家族の責任ではなく、社会的にもよくある現象なのです。

そのため「うちの親だけこうなのか」など、孤独を感じる必要はありません。

実家のゴミ屋敷を放置すると起きるリスク

実家のゴミ屋敷を放置すると、健康・安全面、近隣関係、そして家族の精神的影響などさまざまなリスクがあります。

ここでは4つのリスクについて、詳しく解説します。
4つのリスクを理解し、実家のゴミ屋敷を放置せず適切に対処しましょう。

健康・衛生面の悪化(悪臭・害虫・カビ)

ゴミ屋敷を放置すると、健康や衛生面に悪影響が出ます。
特に悪臭や害虫・害獣の発生、カビの増殖は生活の質を著しく低下させ、病気の原因にもなります。

 
要因 具体的な影響・リスク 対処法
悪臭 放置した生ゴミや食品が腐敗し、不快なにおいが広がる。近隣トラブルの原因にもなる。 ・ゴミを捨てる
・こまめに換気
・消臭剤を利用
害虫・害獣の発生 ゴミに集まるハエ、ゴキブリ、ダニ、ネズミなどは、病原菌を持っている可能性がある。
食中毒や感染症のリスクを高める。
・専門業者による駆除
・侵入経路を封鎖
カビの増殖 湿気や汚れにより壁や床などに発生する。
アレルギーや喘息の悪化を招く。
・定期的な清掃
・専門業者によるハウスクリーニング

これらは、実家の衛生環境が悪化すると複合的に発生しやすいです。

放置すると素人での解決が難しくなります。
そして高齢の親が体調を崩す原因にもなるため、早急に対処しましょう。

火災・転倒などのリスク

物が積み重なっている状態は、「火災や転倒などのリスク」を大幅に高めます。

物が積み重なっている中に電源コードや延長タップなどがあると、発熱やショートにより発火し大量のゴミに燃え移る可能性が高く非常に危険です。

ゴミ屋敷状態で火災が発生した場合、通路が物で塞がれているため避難できません。
地震などの自然災害が起きた場合も、避難が困難です。

また、床が見えない状態ではつまずいたり転倒しやすく、骨折などのリスクも高まります。

火災や転倒事故は、家族の安全を脅かす重大なリスクです。
放置すると被害が拡大し、命に関わる問題に発展する可能性もあります。

近隣トラブル・行政指導・相続リスク

ゴミ屋敷は健康や安全面のリスクだけでなく、近隣トラブルや行政からの指導、相続時に大きな負担を招くリスクもあります。

 
リスク 具体的な影響・問題 対処法
近隣トラブル 悪臭や害虫が周囲に広がると近隣から苦情が寄せられる。損害賠償請求に発展する可能性もある。 ・近隣への配慮を示す
・苦情が来る前に迅速に対応する
・自治体などの窓口に相談する
行政指導 環境衛生に関する指導や改善命令が出る。ゴミ屋敷に関する条例がある自治体もあり、罰則や強制撤去の可能性も。 ・指導内容を確認し、専門家へ相談する
相続時の負担 資産価値が下がり、売却や相続手続きが難しくなる。修繕や解体費用が資産価値を上回る場合、相続放棄を検討するケースもある。 ・早めに専門家(弁護士や司法書士)に相談する

これらのリスクを放置すると、「家族の資産」「地域の信頼」の両方を失う可能性が高いです。
さらに家族関係の摩擦や精神的な負担も増えます。

そのため早めに専門家に相談するなど対応しましょう。

精神的ストレスと家族関係の悪化

実家のゴミ屋敷化は、住んでいる本人だけでなく、家族にも強い精神的ストレスを与えます。
そして家族関係が悪化しやすくなります。

ゴミ屋敷を目の当たりにすると、親を責めてしまいがちです。
責められる親は「否定された」「理解してもらえない」と感じ、心を閉ざしてしまうでしょう。

一方で家族は「恥ずかしい」「どうすればいいかわからない」など無力感を感じやすく、「実家に帰りたくない」と物理的・心理的に距離ができてしまいます。

その結果コミュニケーションが難しくなり、片付けで衝突するなど家族関係が悪化してしまうのです。

実家のゴミ屋敷問題は対応が難しい問題だからこそ、家族の絆が試されます。
協力して取り組むことで精神的ストレスが軽減し、関係改善のキッカケにもなるでしょう。

まずは親の気持ちに共感し寄り添いながら、状況に応じて専門家の力も借りつつ、家族で対処してみてください。

片付けを始める前に知っておくべき「3つの準備」

実家のゴミ屋敷問題を解決するには、いきなり行動に移すのではなく「事前準備」をしっかり行うことが大切です。

ここでは片付けを始める前に知っておくべき3つの準備を解説します。

①現状把握と「親の気持ち」に向き合う

片付けを始める前に、まずは現状を客観的に把握しましょう。
そして親の気持ちを理解することが、ゴミ屋敷問題を解決に導く第一歩です。

家族から見たら「ただ散らかっている」部屋でも、本人にとっては「自分の歴史が詰まった空間」です。
親の感情を無視して片付けを始めてしまうと、反発や不信感が生まれてしまいます。
そのため親と一緒に現状を把握し、親の気持ちに寄り添うのが大切なのです。

【現状把握のポイント】
写真を撮って状況を記録する
撮った写真を一緒に見て「なぜこの状態なのか」を本人に確認する
「安心して過ごすにはどうしたらいいか」を一緒に考え共有する

親と一緒に現状を把握し気持ちと向き合うのは、片付けを円滑に進める土台となります。
親も家族も安心して問題に取り組めるよう、焦らず丁寧に進めることが大切です。

②家族・兄弟間で方針をそろえる

実家を片付ける際は、家族や兄弟間で事前に方針を統一しておくのが重要です。
方針がバラバラだと親の混乱を招き、片付けが難航します。

【方針を話し合う際のポイント】
片付けのゴールを共有する
費用負担を話し合う
役割分担を明確にする
スケジュールを決める
「残す・捨てる」の基準を決める

家族で足並みを揃えられれば親への対応にも一貫性が生まれ、無用な衝突を防げます。
話し合いが難航する場合は、必要に応じて専門家などの第三者の助けを借りるのもおすすめです。
実家の片付けは、家族全員が納得した上で進めるようにしましょう。

③親への伝え方のコツとNGワード例

実家のゴミ屋敷問題を解決するためには、親に伝える際の言葉選びや伝え方が非常に重要です。
親の反発を防ぎトラブルを避けるためにも、伝え方のコツとNGワードを把握しておきましょう。

【伝え方のコツ】
まずは親の気持ちや努力に寄り添う言葉をかける(共感を示す)
命令口調ではなく、提案や相談で伝える
具体的な理由を言う(親の健康や安全面のリスクなど)
落ち着いた場所で、親の気持ちが穏やかな時に話す
感謝の気持ちを忘れない(雰囲気が大切)

 
NGワード 影響 代替フレーズ
「片付けて!」 命令口調で反発を招きやすい 「一緒に片付けない?」
「なんでこんなに汚いの?」 親を否定したり責めている印象が強い 「最近、この部屋のことどう思ってる?」
「こんなもの早く捨てなよ」 焦りやプレッシャーを与えやすい 「時間があるときに、使う物と使わない物に整理しない?」
「こんな状態を放置するなんて信じられない」 人格や性格を否定されたと感じやすい 「物がたくさんあってびっくりした!なんかあった?」

言葉遣いや話し方に注意し、親の気持ちを尊重する姿勢を忘れずに伝えましょう。

実家のゴミ屋敷の片付け方法【自力・協力・業者の3パターン】

ゴミ屋敷になった実家の片付け方法には「自力で片付ける」「家族・親族と協力する」「専門業者に依頼する」の3つの方法があります。

それぞれの方法のポイントを解説しますので、最適な方法をぜひ見つけてください。

方法1:自分で片付ける場合

自分で片付ける方法は、費用を大幅に抑えられます。
しかし、自分で片付けるのは
・命の危険がない
・親が協力的
・片付ける時間と体力がある
という条件がそろっている場合に適しています。

逆に
・害虫が大量発生している
・物が溢れすぎて手が付けられない
・親の抵抗が非常に強い
場合は、自力での作業は危険を伴うため避けた方が良いでしょう。

必要な道具と手順(仕分け→運搬→清掃)

自分で片付ける場合は、「道具の準備」と「作業の順序」を明確にしておくのが成功のカギです。

事前準備を怠ると途中で手が止まり、ゴミの搬出が滞る可能性があります。
安全かつ効率的に作業を行うためにも、必要な準備と手順を把握した上で作業しましょう。

 
作業の流れ 必要な道具(例) 作業ポイント
①仕分け ・ゴミ袋
・段ボール
・マジックペン
・手袋
・作業服
・マスク
・親の思い出を尊重しながら扱う
・無理に急かさず、小さなエリアごとに進める
・処分方法をイメージしながら仕分ける(可燃、不燃、リサイクルなど)
②運搬 ・台車
・軍手
・ゴミ袋
・丈夫な靴
・重い物は台車で運ぶ(無理はしない)
・運搬ルートを確保してから運搬する
③清掃 ・掃除機
・ほうき、ちりとり
・雑巾
・消臭スプレー
・マスク
・作業服
・洗剤
・防塵メガネ
・ホコリやカビに注意する(マスクや眼鏡着用)
・換気しながら作業する
・消臭や除菌も忘れずに行う

作業中は必ず安全面に配慮し、無理のない範囲で進めるのが大切です。

効率的に進める3ステップ

作業を効率的に進めるためには、「小さく始めて区切りを明確にする」点を意識しましょう。

効率的に進められない理由の一つは、モチベーションが続かないことです。
全体を見てしまうと途方に暮れやすく、モチベーションの維持が難しくなります。
そのため作業は小さく始めて区切りを明確にし、達成感を感じながら進めるのが大切です。

具体的には次の3つの方法で行ってみてください。
【効率的に進める3ステップ】
①範囲を決める
1日1エリアやるなど、目の付きやすい場所からやると達成感を感じやすい

②タイマーを使う
「1日1時間集中する」などタイマーを決めてやると、作業の終わりが見える

③達成感の見える化
作業前と作業後で写真を撮ると、変化が見えて達成感を感じる

こうした小さな達成感の積み重ねが、結果として効率的に作業を行う原動力になるのです。

失敗しないコツと心構え

自分たちで片付ける場合、「完璧を目指さず、親を責めない」心構えが大切です。

実家の片付けは思い出や感情が絡むため、単なる片付け作業ではありません。
感情的になって「片付けなければ!」と無理をしたり、親を責めてしまうと片付けが止まってしまいます。

そのため片付けを成功させるためには、「完璧を目指さない」「親を責めない」という心構えが大切なのです。

【失敗しない具体的なコツ】
・1回で終わらせようとしない
・7割程度でOKと考える
・捨てられないものは無理に捨てない(後日親と考える)
・「完璧にキレイにする」よりも「暮らしやすさ」を目的にする

このような思考を持つだけでも、片付けを成功に導けます。
焦らず家族で歩幅を合わせて進めることが、結果的に片付けを成功させる近道なのです。

方法2:家族・親族と協力して進める場合

家族や親族と協力して片付けるのは、「精神的な負担の軽減」「意思決定の分散」「親との対立の緩和」などのメリットがあります。

しかし、家族や親族でも意見が食い違ったり役割分担の不明確さからトラブルに発展するケースも少なくありません。
また人数が多いほど、スケジュール管理や連絡の手間が増えます。

そのため家族や親族間でコミュニケーションをしっかりとることが重要です。

協力者の役割分担と作業スケジュール

家族や親族と片付ける場合、役割分担とスケジュール管理が成功を左右します。

誰が何をするか曖昧だと、作業が重複したり意見の衝突が起きやすいです。
役割と作業スケジュールを明確にするだけで、作業効率とそれぞれの責任感が向上し、トラブル防止に繋がります。

【役割分担の具体例】
・リーダー
全体の進行管理、最終決定

・仕分け係
ゴミと貴重品の分別、親への確認、記録担当と連携

・運搬係
ゴミの運び出し、粗大ゴミの手配、リサイクル業者への連絡

・記録係
貴重品の記録、作業前後の写真撮影、親の言動メモ

・買い出し係
道具や消耗品の購入、食事の手配

作業スケジュールは全員が参加するのが難しい場合もあるため、役割で必要な時に参加できるスケジュールを組みましょう。

チームワークを意識して進めれば、効率よく片付けられます。

トラブルを防ぐルール作り

家族や親族間で円滑に作業を進めるには、明確なルールを決めておくことが重要です。

【具体的なルール(例)】
・捨てる基準の統一
「1年使っていない物は捨てる」など、客観的な基準を設ける

・決定権の明確化
最終的に「捨てる」「残す」を誰が決めるか

・トラブル発生時の対応
「トラブルが起きたら作業を止めて話し合う」など解決フローを決めておく

ルールは家族間のコミュニケーションを円滑にし、トラブル防止にもつながります。
作業前に必ずルールを決めておきましょう。

方法3:専門業者に依頼する場合

専門業者に依頼すると「時間や労力の節約」「効率的な作業」「安全面の確保」「精神的負担の軽減」など多くのメリットがあります。
ただし、費用が他の方法に比べてかかる点や、親の同意を得る難しさもあります。

依頼から作業完了までの流れ

まずは業者に依頼する場合のフローを把握しておきましょう。
基本は「問い合わせ→現地見積もり→契約→作業→完了確認→支払い」の6ステップです。

 
ステップ 内容 ポイントや注意点
問い合わせ 電話・メール・LINEなどで問い合わせる。 ・複数社に見積もりを取って比較すると検討しやすい
・親の同意は事前に得ておくのが望ましい
現地見積もり 業者が現場の状況を把握して費用を積算する。 ・不明点は必ず質問する
契約 見積もり内容に納得したら契約。作業日を決める。 ・見積もり内容や契約書はしっかり確認する
・キャンセルや追加費用についても確認する
作業 業者は依頼したすべての作業に対応してくれる。 ・作業について要望がある場合は先に伝える
完了確認 現地で最終確認を行う。 ・気になる点は必ず確認する
支払い 契約に合わせて支払う。 ・どのような支払方法があるか事前に確認しておくと良い

業者選びのポイント

業者に依頼すると決めたら、信頼できる業者を選ぶのは重要です。
業者選びを誤ると、作業の質の低下やトラブルなどのリスクがあります。

【業者選びのポイント】
・必要な許可証を持っている
「一般廃棄物収集運搬業許可」や「古物商許可」など、必要な許可証を持っているか確認
※「一般廃棄物収集運搬業許可」は、許可を持っている業者と提携していればOK

・口コミや評判が良い
口コミは業者のホームページやSNS、Googleマップを参照する

・問い合わせ時から対応が丁寧
スタッフの第一印象は、その業者全体の姿勢を反映している

・見積もりや契約書が明確でわかりやすい
細かく記載されている業者は信頼できる

業者は安さだけでなく、信頼も基準の一つとして選ぶようにしましょう。

当社「すなお」では、知識と経験豊富な遺品整理士が、状況にあった方法でゴミ屋敷の片付けをサポートいたします。
必要な許可証も持っている(一般廃棄物収集運搬業許可は許可を持っている業者と提携している)ため、安心してお任せいただけます。
現地見積もり無料、見積もり後の追加料金もかかりませんので、お気軽にご相談ください。

「すなお」の無料相談はこちら >>

悪質業者を避けるチェックリスト

残念ながら、業者の中には悪徳業者も存在します。
悪徳業者に依頼してしまうと、不当請求や不法投棄などのリスクがあるため注意が必要です。

【悪徳業者を避けるためのチェックリスト】
・現地見積もりをせず、口頭で金額を伝える
・その場で即決を迫るなど強引な契約勧誘
・相見積もりを嫌がる
・追加料金やキャンセルの説明がない
・見積もり内容が曖昧
・会社情報や所在地が存在しない、電話がつながらない
・必要な許可を得ていない
・「無料で引き取り」をアピールしている
・口コミや評判が極端に悪い

もし悪徳業者の被害に遭ってしまった場合は、消費者センターや警察、弁護士に早急に相談しましょう。

実家のゴミ屋敷の片付け|業者の費用相場と抑え方

実家のゴミ屋敷の片付けを業者に依頼した場合、最も気になるポイントは費用ですよね。
ここでは費用相場と費用の抑え方を解説します。

業者への依頼を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

費用相場

業者に依頼した場合のゴミ屋敷の片付け費用は、部屋の間取りで大体の相場が決まります。
しかし、ゴミの量や状況、立地などにより費用は大きく変動します。

そのため相場はあくまで目安とし、正確な費用は見積もりで確認しましょう。

【費用相場(例)】
間取り 費用相場
1R・1K 3~10万円
1DK 5~13万円
1LDK 8~20万円
2LDK 13~30万円
3DK・3LDK 20~50万円
4LDK 22~60万円

費用を抑えるコツ

費用を抑えるには、すべてを業者任せにするのではなく「準備作業」と「比較検討」を行うのが効果的です。

【費用を抑える5つのコツ(例)】
・複数社に見積もりを取り、比較する
・可能な範囲で事前に片付ける(無理はしない)
・依頼する作業を明確にする
・見積もり無料の業者に依頼する
・買取サービスも行っている業者を選ぶ

業者への依頼費用は、工夫次第で大きく変わります。
「できるところは自分で」「比較してベストな業者を選ぶ」だけでも、費用を抑えられますよ。

片付け後にやるべき再発防止対策

片付けが完了しても、そこで終わりではありません。
再発を防ぐためのアフターケアを行うことで、安心して暮らせる状態を長く維持できます。

ここでは、片付け後にやるべき再発防止対策を4つ解説します。

清掃・消臭・修繕

まずは片付けた後、清掃・消臭・必要な修繕を行い、住環境を「改善する」のが大切です。

ゴミが長期間溜まっていた家は「カビ」「害虫」「悪臭」「壁や床の傷み」などが残っているケースがほとんどで、放置すると健康・衛生面で再び問題が発生します。

必要であれば業者に依頼して、しっかり汚れや臭い、傷を直してもらいましょう。

片付け後の環境改善は親が「ここなら過ごしやすい」と感じやすく、再発防止につながります。

「再び溜めない家」にする習慣と仕組み

再発を防ぐには、親の負担にならない「小さな習慣」と「仕組み」を作るのも重要です。

高齢の親に「頑張ってやる」を求めても続きません。
代わりに親が頑張らなくてもできる「仕組み」を作れば、意識しなくても部屋が整いやすくなります。

【具体的な習慣・仕組み(例)】
・週1回だけ見えるところを片付ける
普段よく使う机の上や玄関など(可能であれば一緒に)

・ゴミ捨ての動線を短くする
主な生活空間にはゴミ箱を各所に設置する

・買いすぎ防止のルールを決める
新しい物を買う場合は古い物を一つ捨てる

・必要書類の保管ボックスは1つだけにする
置く場所を1つに決めると整理しやすくなる

根性でキレイな状態を保つのではなく、「仕組み」を利用して自然に整う家にすると再発を防げます。

親と片付けのルールを作る

片付け後の状態を維持するには、「親とのルール決め」も必要です。
ルールを決める際は押し付けるのではなく、親の気持ちを尊重してお互い合意したルールにしましょう。
一緒に決めたルールであれば、親もルールを守りやすくストレスも少ないです。

【具体的なルール(例)】
・1年以上使っていない物は「保留ボックス」に
・同じ物がある場合は2つまで
・片付け日を決める

親が守れるルールを一緒に作れば、再発リスクは大きく減らせます。

地域や見守りサービスの活用法

家族だけで見守るのが難しい場合は、地域の支援サービスや見守りサービスを活用しましょう。

【活用できるサービスの例】
・地域包括支援センター
高齢者の生活相談窓口

・見守りサービス(自治体・民間)
訪問型、デジタル型(センサーなど)、配食サービス型などがある

・家事代行・掃除サポート
月1回の簡易清掃を依頼するだけでも家族の負担が減る

家族だけで抱え込む必要はありません。
外部の力を借りることで、親が安全に暮らせる環境を維持しやすくなります。

実家がゴミ屋敷だった場合の相続・法的リスク

実家がゴミ屋敷の状態で相続が発生すると、想像以上に負担がかかります。
そのため早めにリスクを把握し、対処しておくのが重要です。

ここでは、実家がゴミ屋敷だった場合の相続や法的リスクについて解説します。

放置による管理責任と罰則

ゴミ屋敷を長期間放置すると、家の所有者(または相続人)は「管理責任」を問われ、行政指導や強制撤去の費用負担に発展する場合があります。

ゴミ屋敷は
・害虫や悪臭の発生
・火災のリスク
・景観の悪化
など、周囲に影響を与えるため、自治体が指導を行う制度が整備されているのです。

具体的には
・行政から「指導」「勧告」「命令」が出される
・応じなかった場合、過料が科される場合がある
・放置が続くと行政代執行(費用は所有者負担)
といったリスクがあります。

ただし具体的な措置や罰則は自治体により異なります。
法的判断が必要な場合は、専門家への相談が必要です。

「知らなかった」では済まないこともあるため、早めに現状を判断し対処するのが重要といえます。

相続放棄を検討すべきケースと手続き

実家がゴミ屋敷で費用負担や管理リスクが大きい場合、「相続放棄」も選択肢の一つです。

相続は「資産」だけでなく、「負債」や「管理責任」も継ぐことになります。
ゴミ屋敷を相続すると、多額の処分費用や近隣トラブルなど「負の遺産」を背負う可能性もあります。

【相続放棄を検討すべきケース(例)】
・片付けや修繕費が高額で、資産価値を上回る
・近隣からのクレームや行政指導が続いている
・売却が困難な立地や状況(資産価値が著しく低い)
・ゴミ屋敷以外にも親の借金、滞納税が大きい

相続放棄の手続きは、「相続の開始があったことを知ったときから3ヶ月以内」に行わなければなりません。
判断期間が短く、必要書類の提出も求められます。
相続放棄を検討する場合は、必要に応じて弁護士や司法書士に相談しましょう。

売却・解体・賃貸に切り替える選択肢

相続後のゴミ屋敷をどうするかは、立地や建物の状況により異なります。
一般的には「売る・壊す・貸す」の3つの方法があります。

 
方法 メリット デメリット
売却 ・現金化できる
・管理責任から解放される
・清掃や修繕に費用がかかる
・ゴミ屋敷の状況によっては売れない場合もある
解体 ・土地活用や売却がしやすい
・建物の維持が不要
・解体費が高額になる場合もある
・固定資産税が上がる可能性があるため要確認
賃貸 ・定期的な収入が期待できる
・資産の維持が可能
・修繕とリフォームの手間がかかる
・入居者対応が必要
・賃貸需要が低い場合、空き家のリスクもある

これらの選択肢を検討する際は、まず家の状況を正確に把握するのが大切です。
資産価値や費用負担がどれくらいかなど、しっかり把握してから検討しましょう。

専門家(弁護士・司法書士)に相談すべきタイミング

法的な問題は複雑です。
判断を間違えないためにも、専門家への相談タイミングは逃さないようにしましょう。

相談は
・親族間で揉めている
・自治体から指導や改善命令が届いた
・相続放棄を検討しているが手続きがわからない
などを目安にするとよいでしょう。

ゴミ屋敷は見た目だけでなく、法的トラブルにも発展しやすいです。
少しでも不安を感じた場合は、早めに専門家へ相談しましょう。

当社は弁護士、税理士などの専門家との連携があります。
そのためゴミ屋敷の片付けと合わせて、弁護士や税理士への相談が可能です。
当社を活用して、「ゴミ屋敷の片付け」と「法的な問題」を一気に解決しませんか?

「すなお」の無料相談はこちら >>

ゴミ屋敷の実家の片付けでよくある質問5選

ここでは、ゴミ屋敷の実家の片付けでよくある5つの質問に回答します。

親が拒否する場合はどうすれば良い?

無理に片付けを迫ると、関係が悪化して逆効果です。
まずは親の気持ちに寄り添った対話を最優先してください。

火災やケガのリスクなど緊急性が高い場合は、説得の際に第三者(親が信頼している人など)の介入も検討しましょう。

親の価値観を尊重し、必要に応じて専門家を交えて話し合うと成功率が高まります。

業者はどこまでやってくれる?

対応できる内容は業者によりさまざまですが、基本的には片付けから不用品の運搬、処分、清掃までワンストップで対応してくれます。
不用品の買取や特殊清掃に対応しているケースもあり、想像以上に広範囲で任せられるでしょう。

ただし、業者には得意・不得意な分野があり、費用にも差があります。
どの業者が合うかは、複数社に見積もりを取って確認するのが大切です。

遠方からでも依頼できる?

遠方に対応している業者もいます。
「立ち合いなしOK」の業者もいるため、遠方からの依頼の場合は問い合わせ時に相談してみてください。

立ち合いなしの場合は、鍵の受け渡しや作業内容が見えないなどのリスクもあるため、信頼できる業者選定が重要です。

解説した「業者選びのポイント」以外にも、
・鍵の取り扱いに細心の注意を払っているか
・作業前後で写真やビデオなどを活用した報告があるか
なども業者選定の際に確認しましょう。

▼遠方の遺品整理について詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。

遠方の遺品整理は立ち合いなしでもOK!費用相場や業者選びのコツ

費用を誰が払う?

実家のゴミ屋敷の片付けにかかる費用を親と子のどちらが払うべきか、悩む方は多いです。

費用負担の考え方は、家庭ごとに異なります。
基本的には家族で話し合い、負担割合や支払い方法を明確にするのが大切です。

一般的には
・親の資金で支払う(最も多い)
・子どもが負担する
・親子で折半する
の3パターンがあります。

費用負担は、家族関係にも影響を及ぼします。
どう負担するかなど明確なルールや決まりがないため、費用については家族で慎重に話し合うのが重要です。

自治体の支援はある?

自治体により支援の内容は異なりますが、基本的には「相談窓口」や「経済的支援(費用補助・助成金)」などの支援があります。

ゴミ屋敷の問題は本人だけでなく、地域の生活にも影響します。
そのため多くの自治体で、支援制度や相談窓口が整備されているのです。

ただし利用条件があったり申請が必要な支援もあるため、まずは「どんな支援があるか」を自治体に確認してみてください。

また、自治体はあくまでサポート役のため、作業が多い場合は専門業者の利用が現実的といえます。

自治体の支援もうまく活用することで、家族の負担を軽減できます。
ぜひ、お住まいの自治体に問い合わせてみてください。

まとめ|「ゴミ屋敷の実家の片付け」は家族関係を見直すチャンス

ゴミ屋敷になった実家の片付けは、単なる物理的な作業だけでなく、家族関係を見直す良い機会でもあります。

親が積み重ねてきた物の背後には、さまざまな感情や思い出が詰まっています。
それを理解し共感することで、これまで気づかなかった親の一面や価値観を知れるでしょう。

また、片付けを通じて家族間のコミュニケーションが活性化し、協力して目標を達成する喜びも分かち合えます。

さらに、片付けが進む中で家族全員が新たな生活スタイルやルールを考える必要もあり、親子間の役割や信頼関係を再構築するキッカケにもなるのです。

ゴミ屋敷の片付けは、決して簡単な作業ではありません。
しかしそれを乗り越えた先で得られる家族の絆は、何物にも代えがたい価値があります

当社「すなお」は、家族の状況に寄り添った片付け作業が得意です。
遺品整理士が知識と経験を活かして、あなたに合う方法をご提案いたします。

また、弁護士や税理士、100人以上の高度な買取専門家とのネットワークを駆使して、さまざまな問題解決のサポートも可能です。
相談は無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

実家のゴミ屋敷問題は、無理に家族だけで抱える必要はありません。
必要に応じて自治体や専門家の力も借りながら、焦らず進めていきましょう。

お気軽に
お問い合わせください

ご家族と十分にご相談した上で、心を込めて遺品整理を行います。遺品整理に不安を感じる方や、初めての方でも、当社は親切にご説明し、サポートいたします。
どんな疑問や不安も、お気軽にお話しください。私たちは、お客様の立場に立ち、丁寧にご案内いたします。