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母が片付けられない実家の片付け|今すぐ試せるアプローチをご紹介
2025.08.27 生前整理
「実家が汚れているのに、母が片付けてくれない…」
「母に片付けを促すと逆ギレされて困る」
実家に行くたびに増えるモノ、片付けを提案すると不機嫌になる母を見て「母がモノを片付けられない…どうすれば…」と悩んでいませんか?
「何度言っても聞いてくれない」「どう声をかければいいかわからない」などストレスを感じている人も多いでしょう。
実は同じような悩みを抱える人が急増しています。
しかしこの悩みは適切なアプローチ方法を知ることで、母親の心を動かすことが可能なのです。
<この記事でわかること>
・母が片付けられない5つの理由
・NGワードと正しい声かけ
・母の心を動かす3つのアプローチ方法
・よくある反論と切り返し方
母親が片付けられない背景には、長年の価値観や心の問題などデリケートな事情もあります。
この記事を参考に正しい知識とアプローチ方法を身につけて、母と一緒に実家の片付けと向き合っていきましょう。
「母が片付けられない…」と悩む人が急増中

「うちの母親がおかしいのか?」と思っている方は多いかもしれません。
実は同様の悩みを持つ人が増えています。
<こんなことで悩んでいませんか?>
・実家に帰るたびにモノが増えている
・片付けを持ちかけると不機嫌になったり、逆ギレされる
・心配なのに何もできず、ストレスがたまる
片付けられない母を見ていると、イライラしたりストレスを感じてしまいますよね。
イライラやストレスがたまった結果、疎遠になってしまうケースも。
実際、「片付けられない母親に困っている」といった相談や愚痴は増えています。
しかし「片付けたくても片付けられない」など、つらい思いをしているのは母親も同じかもしれません。
5つの理由|母が実家を片付けられない心理とは?

なぜ母は片付けられないのか、考えたことはありますか?
「片付けられない」という表面的な部分を見ると「だらしない」「やる気がない」と感じてしまうかもしれません。
しかし実は片付けられないのには、理由があるのです。
ここでは母が実家を片付けられない5つの理由をご紹介します。
1.「もったいない」精神が強い
戦後を経験した親世代は、「もったいない」精神が強いです。
そのため「モノを大切にすること」にこだわり、捨てるのに罪悪感を感じてしまいます。
<「もったいない」精神が強い人が感じること(例)>
・まだ着られるのに、捨てるなんて贅沢だ
・いつか必要になる時がくるかもしれない
・モノを大切にしないとバチが当たる
この価値観は間違っていませんが、家にモノがあふれる状況は安全面でのリスクにつながります。
しかし母としては「もったいない」という気持ちが強く、モノがあふれている状況に危険を感じないことが多いです。
そのため「片付けよう」「捨てよう」という気持ちにならないのです。
2.モノに強い思い入れ・執着がある
年齢を重ねると、「モノ自体が心の支え」と感じることが多くなります。
特に孤独や不安を感じている人ほどモノが支えとなり、やがて執着に変わります。
例えば
・夫に買ってもらった服だから捨てられない
・子どもの幼い頃を思い出せる大切な宝物
・友人からもらったから、捨てたらその人との関係が終わる
など、モノに強くしがみついてしまい片付けられないのです。
これは「ためこみ症」という精神疾患を伴うケースもあります。
3.体力や判断力の低下
高齢になればなるほど体力や判断力は低下します。
そのため母としては「片付けたい」という気持ちがあっても、思うように作業が進まない場合も多いです。
片付け作業は簡単に感じるかもしれませんが、
・重いモノを運ぶ
・立ちながらの作業が続く
など体力が必要です。
そして捨てるか残すか瞬時に判断する判断力が欠かせません。
しかし高齢になると作業に必要な体力・判断力も落ちているため、1時間で終わる作業が1日かかってしまうこともあります。
その結果「今度やろう」と先延ばしにしてしまい、片付かない状況が続いてしまうのです。
4.「捨てる=悪いこと」という価値観
戦後では、捨てることが「悪」という価値観がありました。
モノを最後まで使いきることが、「美徳」「いい人」とされてきたのです。
<価値観の具体例>
・モノを捨てる人は冷たい人だ
・使えるモノを捨てるなんて、お金をドブに捨てるのと同じ
・モノを大切にしない人は、人も大切にしない
「捨てる=悪いこと」という価値観を持っている人にとっては、「モノを捨てる」という選択肢自体がありません。
そのため「もう使わないモノ」がドンドンたまり、家が片付かないのです。
5.今の生活に困っていない
母自身が今の生活に不自由を感じていない場合、「片付けは不要」と考えるでしょう。
<困っていない理由(例)>
・普段使うモノの場所は把握できている
・生活パターンが固定化されている
・人の訪問がほとんどない
・モノが多い状態に慣れている
本人が生活に不満を感じないと、片付けの必要性を理解できません。
そのため子どもが「片付けろ」といっても、母としては「普通の生活をしているのになぜ片付ける必要があるのか」と感じ、ギャップが生まれてしまうのです。
【要注意】母への声かけで絶対に避けるべき3つのNGワード

こちらの「何気ない一言」が母親の心を深く傷つけてしまい、片付けがより困難となるケースは少なくありません。
ここでは3つのNGワードをご紹介しますので、ぜひ心にとどめておいてください。
「こんなゴミ、捨てなよ」
この一言で、母との関係が一瞬で崩れる場合があります。
子どもから見たら明らかなゴミでも、母にとっては大切な意味を持つモノかもしれません。
自分にとって大切なモノを「ゴミ」といわれると
・自分の価値観を否定された
・子どもには理解できない
と感じ、心を閉ざしてしまうでしょう。
心を閉ざしてしまうと、片付けどころか親子関係の悪化にもつながります。
「こんなゴミ、捨てなよ」という言葉が頭によぎった場合
「これ今も使ってる?」
「この中って何が入ってるの?」
など、相手の判断を尊重するような表現を使ってみてください。
「汚いから片付けて!」
「汚い」という言葉も、相手の心を傷つけやすいです。
場合によっては母の人格を否定する可能性もあります。
長年住んでいた家は母にとって大切な場所で、プライドがあります。
その家を「汚い」というのは、母親のアイデンティティを否定するのと同じです。
そのため「汚いから片付けて!」という言葉も、母の心を閉ざしやすくなります。
「汚い」という否定的な言葉が出そうになった場合
「この辺を整理すると、お母さんも生活しやすくなりそう」
「今つまずかなかった?モノがたくさんあるから危ないかも」
など、相手に寄り添う言葉を意識してみてください。
「もう業者に依頼するから」
一方的に「業者」という言葉を出すと、「脅されている」と感じやすいです。
業者への依頼を勝手に決められると
・もう母には判断する能力がない
・自分のことを自分で決める権利がない
というメッセージだと、母親は受け取る可能性があります。
そのため「もう業者に依頼するから」という言葉は、母親の自尊心を完全に壊してしまいます。
どうしても片付けたくて、業者の依頼を検討したい場合
「〇〇という業者がいいらしいよ。相談してみない?」
など、「相談する」という言い方で母親の意志を尊重する姿勢を見せてください。
それだけで相手に対して「強制的」という感じを与えず、柔らかい雰囲気を出せます。
「業者利用を促したいけど、母親にうまく伝えられるか不安」という方は、ぜひ当社にご相談ください。
当社には生前整理にも詳しい遺品整理士が在籍し、片付けに関する知識や経験も豊富です。
「親に対してどう業者利用を促すか」など、片付けの進め方やノウハウもあります。
「どう話せば良い?」といったご相談でも構いませんので、ぜひ当社の無料相談をご活用ください。
母が片付けを拒むときの優しい3つのアプローチ

ここでは片付けを拒む母に対して効果的な「3つの優しいアプローチ」をご紹介します。
母親のプライドを傷つけることなく片付けを促せるよう、ぜひ参考にしてみてください。
1.まずは「点検」から始める
「片付け」という言葉は使わず、まずは「点検」「確認」から始めてみましょう。
「点検」「確認」は抵抗感を感じにくいため、受け入れられやすくなります。
<効果的な声掛け(例)>
「季節の変わり目だし、衣替え兼ねてタンスの中確認してみる?」
「地震対策のために、棚の上を点検してみない?」
「最近物騒だから、防犯対策のためにも玄関周り確認する?」
地震対策や防犯といった具体的な例を出すと、納得してくれる可能性が高まるでしょう。
点検していく中で不要なモノが見つかると、本人から「これはいらない」と言われるケースも多いです。
2.「心配している気持ち」を伝える
命令や批判ではなく、こちらの「心配している気持ち」を素直に表現してみてください。
<効果的な声掛け(例)>
「お母さんがいないと、どこに何があるかわからないから不安」
「お母さんがモノにつまずいて転倒しないか、いつも心配なんだよね」
命令や批判は上から目線になりやすく、高圧的になってしまいます。
高圧的な態度は相手の心を閉ざしやすいため、対等なパートナーもしくは母を尊重する立場として気持ちを伝えてみましょう。
「孫に影響がありそうで心配」というワードを使うのもおすすめです。
母に対する心配ではありませんが、「孫のためなら」とモノを片付けるケースは少なくありません。
3.家族以外の第三者の力を借りる
ケアマネや友人といった第三者の意見を使うと、感情的にならず説得力が増します。
<効果的な声掛け(例)>
「ケアマネさんに、万が一のために片付けたほうがいいって言われた」
「〇〇さんが最近、実家の片付けで結構大変だったらしい」
第三者からの言葉は、「片付けない」という防御心を緩めます。
特に母親が信頼している同世代の人の話は、説得力を持つでしょう。
母が片付けを拒むときの「よくある返し」と切り返し術3選!

母が片付けを拒むときの「よくある返し」には、いくつかパターンがあります。
ここでは3つのパターンと切り返し方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
「あんたに迷惑かけてないでしょ!」
この反応は、強いプライドや独立心を表しています。
「自分のことは自分で決める」「子どもに指図されたくない」といった気持ちが強く出ています。
一方で、実は「迷惑をかけているかも」「頼りにならない存在なのかも」といった不安を抱えている場合が多いです。
矛盾した気持ちが防衛反応として現れ、「あんたに迷惑かけてないでしょ!」という言葉が出てしまうのでしょう。
切り返し方
まずは「迷惑なんて思ってないよ」など、母の感情を否定せずに優しく受け止めてください。
そして「万が一の時、お母さんに何かあったらどうすればいいの?」など、未来の不安を伝えるようにしましょう。
こちらが具体的に心配していると伝えることで、母はこちらの愛情を感じて心を開きやすくなります。
「全部思い出があるから捨てられないの」
この反応は、モノに対する強い執着を表しています。
年齢を重ねるほど過去の思い出はより強くなるため、モノに依存しやすいです。
依存しているモノを「捨てる」という行為は、「思い出を裏切る行為」と感じてしまうのでしょう。
そのため「思い出があるから捨てられない」といってしまうのです。
切り返し方
まずは思い出を大切にしている気持ちに共感しましょう。
ぜひどんな思い出があるのか聞いてみてください。
次に思い出を聞く中で、「この中で一番大切な思い出は?」と聞いてみてください。
意外と「一番はこれ」と言われる場合が多いです。
一番が分かったら
「一番大切な思い出を特別な場所に保管するのはどう?」
「全部残すよりも、本当に大切なモノを大切にできそうじゃない?」
など、一番を残すように促してみましょう。
決して「大切なモノ以外捨てよう」など、「捨てる」という言葉は使わないように注意してください。
「残す」を目的にすることで、捨てる恐怖心が和らぎ手放しやすくなります。
当社では思い出を残すだけでなく、買取という形で思い出をお金にする方法も可能です。
高度な専門買取業者100人以上のネットワークを活用し、査定が難しいモノでも適正価格で買取いたします。
「残す以外は捨てる」のではなく、当社と一緒に「残す以外はお金に戻す」という選択をしてみませんか?
「あんたの家じゃないんだから口出さないで」
この反応は、自分のテリトリーを守ろうとする強い防衛反応です。
母にとって家は大切な場所で、家を守ってきたというプライドもあります。
そこに自分以外の誰かが介入することは、「自分の大切な場所やプライドを脅かされる」と感じるでしょう。
そのため、自分を守ろうという気持ちから「あんたの家じゃないんだから口出さないで」という言葉が出てしまうのです。
切り返し方
まずは「ここはお母さんの家だから、子どもの私にとやかく言う権利はない」と母の立場を認め、決定権は母にあることを伝えましょう。
そして「でも心配だから相談させて」と、こちらが心配していることを伝えてみてください。
その際は必ず「決定権は母にある。こちらはサポートしたいだけ」と、あくまで決めるのは母ということも伝えるようにしましょう。
相手の立場を認めて「決めるのは母」と伝えることで、母親は納得してくれる可能性が高まります。
母との片付けに限界を感じたら、プロに相談しよう

実家の片付けは、自力で解決できないケースも多いです。
<自力で解決できないケース(例)>
・母がどうしても片付けない
・片付ける範囲が広すぎる
・母が「ため込み症」などの精神疾患の可能性がある
・片付ける時間が取れない など
母との片付けに限界を感じたら、一人で抱え込まずにプロの力を借りましょう。
片付けに慣れている専門家や支援機関が間に入ることで、スムーズに作業が進むケースも多いです。
相談先はさまざま
相談先はたくさんあり、それぞれ対応してくれる内容や特徴が異なります。
相談先を選ぶ際は、それぞれの得意分野などをしっかりと見極めることが大切です。
| 相談先 | 主な対応 | 特徴 |
| 遺品整理業者 | 生前整理・遺品整理・不用品の買取など | 片付けに関するすべての作業や心のケアに対応 |
| 生前整理アドバイザー | 所有物の整理・老後の相談など | 心身的な負担を減らすなどサポートしてくれる |
| 不用品回収業者 | 不用品の回収・処分 | スピーディで効率的・不用品処分のみなら最適 |
| ハウスクリーニング業者 | 家の清掃・除菌など | 掃除のみを頼みたい場合は最適 |
| 地域包括支援センター | 医療・介護・住まいなどの生活支援 | 高齢の親の生活サポートに対応 |
| 精神保健福祉センター | 精神疾患に関する相談・支援 | 相談だけでなく医療機関の提供など総合的な支援が可能 |
| 精神科クリニック | 病気の診断・治療 | 片付けが難しい原因を把握し治療ができる |
自分たちに合う相談先を見つけよう
相談先は必ず状況に合わせて選ぶようにしましょう。
状況以外にも「目的」「予算」「対応エリア」「信頼性」もチェックすると、より自分たちに合う相談先を選ぶことができます。
もし業者を選ぶ際は、安さだけでなく口コミや評価といった信頼度をしっかりチェックしてください。
信頼度は「母の気持ちに寄り添ってくれるか」の大切な指標のひとつです。
早く対応したいと思うかもしれませんが、病気が隠れている可能性もあります。
そのため相談先は焦らずじっくりと状況を見て決めることが大切です。
あなたの悩み、無料相談で「すなお」に話してみませんか?

生前整理に関する知識と実績を持つ当社「すなお」が、あなたの悩みに合わせて解決策をご提供いたします。
<当社「すなお」の特徴>
・全スタッフが遺品整理士(生前整理もお任せください)
・代表の中島は生前整理のセミナー講師を務めるほどの知識と経験を持つ
・不要なモノは適正価格で買取(高度な専門買取業者100人以上のネットワークを活用)
・サービス内容が豊富(さまざまなご要望にも対応できます)
・見積もり無料(見積もり後の追加料金はかかりません)
・遺品整理士認定協会の優良事業所にも認定
片付けられない母にどう接すれば良いかなどのご相談にも、スタッフが親身に寄り添います。
悩みは一人で抱え込まず、当社の無料相談を活用してみてはいかかでしょうか。
まとめ|母と実家の片付けに向き合うために

母が実家を片付けられない背景には、長年の価値観や体力・判断力の低下、そして心の問題などさまざまな事情があります。
子どもから見ると「だらしない」「なぜ片付けられないのか」と思ってしまうかもしれません。
しかし母親にとっては、大切な意味や理由があるのです。
大切なのは無理やり片付けるのではなく、片付けられない理由を理解し「母の気持ち」に寄り添うことです。
頭ごなしに批判したり命令するのではなく、「点検から始める」「心配している気持ちを伝える」「第三者の力を借りる」といったアプローチを意識することで母の気持ちを動かすキッカケができるでしょう。
それでも片付けが難しいと感じる場合は、一人で抱え込まずプロの力を借りましょう。
豊富な知識と経験を持った専門家が、優しくサポートしてくれます。
実家の片付けは、単にモノを減らす作業ではありません。
母親のこれまでの人生や考え方と向き合い、さらには自分自身の未来を考える機会でもあります。
相手を責めず、焦らず、対話を大切にしながら、母と一緒に実家の片付けに向き合っていきましょう。