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生前整理で本当に大切なこと5選!成功する進め方や業者選びも解説
2025.06.26 生前整理
「生前整理で大切なのは、ものや財産を整理すること?それとも遺言書を書くこと?」
「生前整理って、結局何が一番大切なの?」
こんな疑問をお持ちの方は、多いのではないでしょうか。
生前整理にはさまざまな作業がありますが、「本当に大切なこと」は意外と見落とされがちです。
実は生前整理を成功させるには「もの」だけでなく「自分の心と家族」にも目を向ける必要があります。
これらをどう意識して作業を進めるかで、結果が大きく変わるのです。
<この記事でわかること>
・生前整理で本当に大切なこと
・生前整理を成功させる方法
・失敗事例と回避策
生前整理は「ものを片付ける」だけでは終わりません。
人生を振り返り、これからを前向きに過ごしていくキッカケにもなります。
この記事を通して「生前整理で大切なこと」を理解し、さらにはあなたにとっての「本当に大切なこと」も見つけてみませんか?
生前整理とは
生前整理で大切なことを知る前に、まずは生前整理について考えてみましょう。
生前整理とは
生前整理とは、自分が健康で元気なうちに身の回りを整理する作業です。
生前整理にはさまざまな目的があります。
<生前整理を行う目的>
・自分が亡くなったあと、家族が困らないように備える
・人生を振り返り、今後を考える
・老後の準備をする など
生前整理は「もの」だけでなく、「気持ち」や「人間関係」の整理も含まれます。
そのため生前整理は自分の人生を振り返る良いキッカケになるでしょう。
生前整理は自分が亡くなった後に「残された人のため」に行う作業であると同時に、「自分のため」の作業でもあるのです。
生前整理を始めるタイミング
生前整理を始めるタイミングに、早すぎるということはありません。
むしろ早く始めることで、健康で元気なうちに無理なく作業を進められるでしょう。
一般的には60代で始める人が多いですが、40代や50代で始める人も増えています。
年齢を重ねると、
・体力が落ちる
・判断力が鈍る
・整理するものがさらに増える
といった理由から、生前整理を始めるのが億劫になってしまう可能性があります。
そのため最近では30代という若い世代でも生前整理を始める人が多いです。
私たちは「これからの人生で今が一番若い」ということを忘れてはいけません。
一番若い今だからこそ、生前整理を少しずつ始めるのが理想です。
そのため年齢に関係なく「生前整理をやろうかな」と思った時が、生前整理を始める最高のタイミングといえます。
「生前整理をやってみよう」と思っても、何から始めれば良いかわからないという方もいるかもしれません。
そのような場合は、当社の無料相談から始めてみてはいかがでしょうか。
当社は生前整理のセミナー講師を務めるほどの経験を持った代表の中島や遺品整理士の資格を持つスタッフなど、生前整理のプロが在籍しています。
生前整理のプロがサポートいたしますので、生前整理に関するお悩みはぜひ当社にご相談ください。
終活や断捨離との違い
生前整理と終活・断捨離は似ているようですが、目的や行う内容が少しずつ異なります。
生前整理 | 終活 | 断捨離 | |
目的 | ・家族の負担を減らす ・自分の備え |
・人生の終わりに向けた全体的な準備 | ・今の暮らしを快適にする |
主に行う内容 | ・身の回りのものや心の整理 ・エンディングノートの作成 |
・葬儀やお墓などの検討 ・遺言書の作成 |
・不要なものの整理、処分 |
生前整理は「自分+家族のため」に行う作業です。
生前整理は終活の一部でもありますが、終活に比べて「すぐに始められて、変化を感じやすい」という特徴があります。
生前整理で本当に大切な5つのこと
生前整理では、忘れてはいけない大切なことがいくつかあります。
ここでは生前整理で「本当に」大切な5つのことをご紹介しますので、生前整理を始める前にぜひご確認ください。
身の回りの見える化
生前整理でまず大切なのは、身の回りのものや情報の見える化です。
ただ「ものを整理する」なら、断捨離と変わりません。
生前整理は自分や家族の負担を減らすための作業です。
生前整理で身の回りの見える化を行うことは、将来の自分や家族のために必要な作業といえます。
見える化する際は、
・リストを作成する
・書類はファイルにまとめる
など、目に見える形でわかるように整理するのがおすすめです。
家族を最優先に考える
生前整理は自分のためでもありますが、家族のためでもあります。
そのため生前整理では、家族を最優先に考えることも大切です。
生前整理の目的のひとつは、自分が亡くなった後の家族の負担を減らすことです。
家族のことを考えて生前整理を行わないと、残された家族は「どこに何があるかわからない」「どうすれば良いかわからない」となってしまうでしょう。
家族を最優先に考えない生前整理は、結局家族に負担をかけてしまうのです。
可能であれば、「生前整理は家族と一緒に取り組む」のをおすすめします。
家族と話し合いながら生前整理を行うことで、認識を合わせて進めることができますよ。
心の整理を忘れない
生前整理ではものの整理だけでなく、心の整理も大切です。
しかし多くの人が「もの」に意識が向きやすく、心の整理を見落としやすいため注意しましょう。
身の回りを整理すると、写真や昔の手紙など思い出のものなども出てきます。
その際、感情があふれることもあるでしょう。
そんな時は「捨てる」ことだけに目を向けるのではなく、自分の気持ちを振り返る時間にしてみてください。
心が整理できると、エンディングノートも書きやすくなります。
また心の整理は、これからの人生を前向きに過ごすキッカケにもなるでしょう。
自分の「意思」を明確にする
生前整理では自分の意志を明確にし、必要であれば「書いて伝える」ことも大切です。
自分に何かあったときや亡くなった後、家族にどうしてほしいかを伝えるのも生前整理では重要だからです。
例えば病気になったときの希望や財産の分け方、所有物の取扱いなど、自分の意志を伝える場面は意外とあります。
日頃から言葉で伝えることも大切ですが、自分の意志をエンディングノートに記載しておくと、いざという時に家族にとって心の支えになるでしょう。
無理はしない
生前整理で大切なことのひとつが、「無理をしない」ことです。
生前整理はやるべきことが多いため、すべて完璧にやろうとすると心も身体も疲れてしまいます。
無理をして生前整理を進めてしまうと、途中でやめたくなるかもしれません。
それでは本末転倒です。
「今日はこの引き出しだけ整理する」「このファイルの中を整理する」など、小さな目標を少しずつ進めるのがおすすめです。
無理をせずに続けることが、生前整理を進める一番の近道となります。
自力で生前整理を進めるのが難しい場合は一人で抱え込まず、生前整理業者を活用するのもおすすめです。
当社は生前整理に関するさまざまなサービスを提供しております。
そのためご要望に合わせて、あなたの生前整理をサポートいたします。
基本サービス | オプション |
・養生作業 ・身の回りの物の仕分け ・貴重品の確保 ・有価物の買取 ・不用品の搬出、処分 ・簡易清掃 |
・物置などの解体 ・ハウスクリーニング ・庭木の剪定 ・相続、不動産の相談 ・解体、リフォーム ・庭石などの撤去 ・大型金庫の搬出 |
ぜひ当社へお気軽にご相談ください。
生前整理を成功させる5ステップ
ここでは生前整理を成功させる5つのステップをご紹介します。
先ほどご紹介した「5つの大切なこと」と合わせて、参考にしてみてください。
【STEP1】目標を決める
まず生前整理を始める前に、目標を決めておきましょう。
目標を決めておかないと、作業の途中で「何のためにやっているのか」とわからなくなり挫折するリスクがあります。
目標は「不要なものを整理して所有物をリストアップする」や「家族に迷惑をかけないように自分のさまざまな情報をまとめる」など、自分が達成しやすい内容にしましょう。
達成しやすい目標はモチベーションを維持しやすく、継続的な生前整理が期待できます。
【STEP2】やることリストを作成する
目標が決まったら、やることリストを作成しましょう。
やることリストを作成することで全体のスケジュールを把握しやすくなり、作業し忘れ防止にもなります。
やることリストを作成する際は、「もの」「財産」「デジタルデータ」「人」などカテゴリーを分けて作るのがおすすめです。
またできるだけ小さなタスクに細分化して書き出すと、作業が終わった後の達成感を感じやすくなります。
小さな達成感の積み重ねは作業のモチベーションを高め、生前整理の目標達成につながるでしょう。
【STEP3】小さく始める
目標とやることリストが明確になったら、いよいよ作業開始です。
ただし作業は「今日はこの棚をやる」「デジタル情報を1つノートに書く」など、小さく始めましょう。
一気にやろうとすると、心も身体も疲れてしまいます。
小さな作業でもひとつずつ片付いていくと、達成感を感じられ自信にもつながります。
作業を進めていく中で、やる気が自然と湧いてくるでしょう。
もしやることリストに大きな作業がある場合は、時間と心に余裕があるときに取り組めば大丈夫です。
生前整理は「こまめに、コツコツ」進めていきましょう。
【STEP4】家族と共有・相談する
生前整理を進めていく中で、家族と情報を共有したり相談するのは重要です。
家族と共有・相談をせずに作業を進めるのは、「家族の負担を減らす」という生前整理の目的からズレてしまいます。
また自分だけで作業を決めてしまった結果、後で家族とトラブルになるリスクもあります。
家族に自分の身の回りや思っていることを話すのは、勇気が必要かもしれません。
しかし家族でも「お互いに知らないこと」は多いです。
話し合うことで家族の意外な一面に触れ、気持ちが通じ合うこともあります。
話しにくいこともあるかもしれませんが、家族のためにも生前整理では気持ちを共有していきましょう。
【STEP5】生前整理業者の利用も検討する
生前整理を無理に自力で行う必要はありません。
「どうしても手が回らない」「自力で作業するのは不安」といった場合は、生前整理業者を活用しましょう。
生前整理業者は生前整理のプロです。
費用はかかりますが、生前整理業者に依頼すると短期間で満足のいく生前整理が得られます。
生前整理はものの整理だけでなく、不用品の処分や相続に関すること、心の整理など専門的な知識が必要な場面も多いです。
自力ですべての作業を行うのは、難しいかもしれません。
そのため生前整理は業者をうまく活用して進めるのがおすすめです。
当社は生前整理だけでなく、不用品の買取や相続のご相談など幅広く対応しております。
専門的な知識が必要な買取も相続も、専門家との連携があるため安心です。
ささいな不安でも構いません、ぜひお気軽にご相談ください。
生前整理での失敗例と回避策
うまく進めたい生前整理ですが、思わぬ失敗が起こる可能性は誰しもあります。
ここでは、よくある失敗例と回避策を具体的にご紹介します。
失敗例①:片付けすぎて後悔
生前整理で多い失敗のひとつは、片付けすぎて後悔することです。
作業中は不要に思えたものが、後になって「残しておけばよかった」と感じることがあります。
捨ててしまうと取り戻すことはできないため、勢いで捨てるのはやめましょう。
回避策
処分するか迷うものは、いったん「保留」にしてみてください。
一定期間保管しておくことで気持ちが整理でき、本当に必要なものかどうかが見えてきます。
失敗例②:家族と話し合わずに進めてトラブルに
生前整理を自分だけで進めた結果、家族とトラブルになることもあります。
<トラブル(例)>
・家族が捨ててほしくないものを捨ててしまった
・独断で整理しすぎて、家族がどこに何があるかわからない
・誤って家族のものまで捨ててしまった
回避策
生前整理を始める前や作業中に、家族と話す時間を設けましょう。
可能であれば、一緒に作業するのがおすすめです。
生前整理を一緒に行うと相談や情報共有ができるだけでなく、思い出を語る時間ができるなど家族との絆が深まります。
失敗例③:自力で進めたら途中で挫折
生前整理を自力で進めようとして、途中で挫折する人も多いです。
特に目標を明確にしていなかったりやることリストを作成していない場合、モチベーションが保てず挫折してしまいます。
途中で挫折してしまうと、ただ散らかして終わってしまうかもしれません。
回避策
先ほどご紹介した「目標を決める」「やることリストを作成する」を参考に作業を進めてみてください。
それでも自力での作業が難しい場合は、生前整理業者の利用を検討しましょう。
失敗例④:費用だけで業者を選んだら悪徳業者だった
生前整理を業者に依頼する際に、料金の安さだけで選んでしまうと失敗することがあります。
料金が安いことはもちろん大切ですが、安すぎる業者は悪徳業者の可能性があります。
悪徳業者に依頼してしまうと、違法行為や不法投棄などトラブルに巻き込まれる可能性があるため注意しましょう。
回避策
業者を選ぶ際には料金の安さだけでなく、
・必要な許可証を持っているか
・資格を持ったスタッフが在籍しているか
・評判や口コミ、実績が豊富か
・対応が丁寧で説明がわかりやすいか
など、信頼性や実績も業者選びの基準にしましょう。
また相見積もりを取って比較すると、「明らかに安すぎる」など悪徳業者を見つけやすくなるためおすすめです。
より詳しく業者の選び方を知りたい方は、こちらも参考にしてみてください。
●信頼できる遺品整理業者とは?依頼の目安や選び方、注意点を徹底解説●
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・デジタルの整理も得意(デジタル遺品整理協会の伊勢田会長との連携あり)
・不要なものも適正価格で買取可能(100人以上の高度な専門買取業者とのネットワークあり)
・相続などのご相談にも対応(弁護士、税理士、不動産業者などの専門家と連携)
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まとめ
生前整理とは自分が元気なうちに身の回りを整理する作業で、整理には「もの」だけでなく「気持ち」や「人間関係」の整理も含まれます。
また生前整理は「自分+家族のため」に行う取り組みです。
そのため生前整理は自分の心と向き合いながら家族を最優先に考え、情報を共有したり相談しながら進めましょう。
そして「無理をしない」のも大切なポイントです。
少しでも自力での作業が難しいと感じる場合は、生前整理業者の利用を検討しましょう。
ぜひこの記事を参考に、あなたにとって「本当に大切なこと」に目を向けながら、生前整理と向き合ってみてください。
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どうぞお気軽にご相談ください。