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生前整理でやるべきことを6つご紹介!後悔しないためのポイントとは?
2024.04.23 生前整理
人生は予測不可能であり、突然のことが起こることもあります。
だからこそ、生前整理は重要です。
しかし、いざ生前整理をやろうと思っても、何をすればいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、生前整理でやるべきこと、後悔しないためのポイントについて解説します。
家族に負担をかけず、自分の意思を尊重するためにも、ぜひ参考にしてください。
生前整理でやるべきこと
生前整理としてやるべきことを具体的に6つ、ご紹介していきます。
自分の生前整理に必要な事項はどれか確認しながら進めてみて下さい。
・財産目録作成
・相続対策、遺言書作成
・所有物の整理
・エンディングノート作成
・デジタル遺品整理
・不動産整理
財産目録作成
財産をどうするのかを考えて、明確にしておく必要があります。
自分の財産が今現在どうなっているのか、定期的に確認しておくと良いでしょう。
目録というのは、今回で言えば財産の品目や内容を一覧にしたリストのことです。
例えば、以下のようなものが財産となるので、自分には何があるのか確認して目録を作成しましょう。
・健康保険、年金手帳、その他保険加入歴がわかる書類
・預貯金
・保険証券
・土地、不動産関係の権利書
・借金、債務
・現金(自宅などで保管しているもの)
・ゴルフやリゾートホテルの会員権
・有価証券
・絵画・壺など骨董品、宝石、など
作成のポイントとしては、わかる限り、金額・評価額を併せて記入しておきます。
保管場所も記載しておけば、後々の家族の手間が省けます。
相続対策・遺言書作成
財産を把握したら、それをもとに相続対策が必要かを考えます。
相続税が発生する可能性を考え、生前贈与という選択肢も入れて、相続税対策の検討を行いましょう。
財産や相続人が多ければ、相続割合、相続させたい資産などを記載した遺言書を作成するのがおすすめです。
所有物の整理
家にある物の整理を行っておくと、家族が遺品整理をする時に負担を減らすことができます。
必要な物と不要な物を仕分けて、迷うものは保留として一定期間が過ぎたら再度考えましょう。
<生前整理で処分しやすい物の例>
・切る予定がない服、何十年も放置されている雑貨類
・使えない家具、家電
・ゴルフセット、バット・グルーブ、釣り竿などの趣味でもう使わないもの
・古本類
・アルバムや写真
仕分けが終わったら、出てきた不用品の処分を行います。
不用品が大量にあって処分が大変な場合は、不用品回収業者や生前整理の専門業者に依頼すると手間なく処分が可能です。
生前整理で断捨離を行うと、普段の暮らしもシンプルで過ごしやすくなります。
エンディングノート作成
エンディングノートは、財産目録・遺言書に書ききれない情報、希望などを書いておくノートです。
色々細かく記載しておくと遺族の手続きがスムーズになることでしょう。
<記載する情報例>
・本人情報(生年月日、本籍地、家系図など)
・財産情報
・医療、介護の希望
・健康保険などの情報
・葬儀や墓の希望
・友人・知人の連絡先
・ペットのこと
・家族や親族・周囲の人へのメッセージ
そのほか、書きたいことを書いて自分の考えを整理することにも使えます。
デジタル遺品整理
パソコン・スマートフォンのデータや、ネット銀行・仮想通貨・FXなどの情報、SNSのIDなどのデジタル遺品も整理しておくと安心です。
セキュリティが高いものが多く、本人に何かあると家族が操作できないこともあるので、事前にすべて確認しておきましょう。
また、何年も使っていない不要なアカウントは、悪用されないためにも削除をしておくのがおすすめです。
不動産整理
相続財産の中に不動産が含まれている場合は、しっかり整理しておく必要があります。
名義や評価額などでトラブルが起こりやすく、相続に手間がかかってしまうこともあるので事前に確認しておくと安心です。
不動産の相続方法としては、現物分割・換価分割・代償分割・共有分割が挙げられます。
後悔しないためのポイント
残される家族のためにも、後悔のない生前整理を行いたいですよね。
ここでは生前整理のポイントを4つご紹介します。
不要な物の判断は慎重に
所有している物の整理は、通常の整理整頓と基本的には同じですが、不要な物の判断は慎重に行うようにしましょう。
捨ててしまった物は二度と戻ってきません。
判断に迷えば「迷い」で半年間ほど保管、その間1度も開かれないようであれば処分など、自分で具体的なルールを決めて進めていくのがおすすめです。
また、「思い出の品」については別でまとめて大切に保管しておきましょう。
エンディングノートなどに思い出の品をどうしてほしいか希望を書いておくと家族も困りません。
一度にやろうとしない
大量の物や財産を整理するのは大変な作業です。
一度にやろうとすると判断力が鈍り、大切な物を処分してしまったり、疲労がたまって体調を崩してしまうかもしれません。
無理をせず、できる範囲で進めていきましょう。
急いでやらなければいけない理由がある場合は、生前整理の専門業者に依頼するのがおすすめです。
自分の意思や想いをしっかりと残す
生前整理は、自分の希望や意向をしっかりと伝えることで、後々のトラブルを防ぐ重要な手段です。
家族や身近な人と普段からコミュニケーションを取ることも大切です。
自分の考えや希望を共有しておくことで、後悔や誤解を防ぐことができます。
また、エンディングノートなどに普段は伝えられない想いを書いておくのも良いでしょう。
専門家の意見を聞く
税理士などの専門家に助言を求めることも重要です。税金についてや法的な規定などは複雑なため、素人では対応が難しい部分もあります。
専門家の知識を借りることで、より適切な生前整理ができるでしょう。
生前整理を専門業者に依頼するメリット
自分だけで生前整理をすることももちろん可能ですが、専門業者に依頼する方法もあります。ここでは専門業者に依頼するメリットをご紹介します。
物の仕分けから処分まで一括で依頼できる
生前整理は、前項目で解説したとおり、やることがたくさんあります。
スタートの状況にもよりますが、自分や家族だけで行おうとすると相当な時間がかかるでしょう。荷物が大量にある場合は、数ヵ月以上かかるかもしれません。
専門業者に依頼すれば、物の仕分け〜処分までの作業が最短1日で完了します。
量によっては数日かかることもあるかもしれませんが、自分たちでの作業より遥かに時間を短縮することが可能です。
貴重品や書類の探索も可能
自分だけで整理を進めると、何を残しておくべきかが分からず、作業が滞ることがあります。
しかし、専門業者は経験豊富なため、相続に必要な書類や貴重品を適切に見極め、保管方法や処分方法についてプロの視点でアドバイスしてくれます。
また、必要な書類の探索も依頼することができます。
買取も同時に依頼できる
業者によっては、物の整理や処分と同時に買取も行っている場合があります。
自分で不要な物を売ろうとすると、買取業者を別で手配したり、リサイクルショップに持ち込むといった手間がかかります。
買取も行っている業者に依頼すれば、一連の作業をスムーズに進めることができるため、手間や時間を節約できるでしょう。
生前整理についての悩みを相談できる
生前整理は多くの人にとって初めての経験であり、どのように進めれば良いか迷うこともあるでしょう。
専門業者は経験豊富なため、様々な相談に対応することができます。
生前整理の方法や手順、財産の整理方法、法的な規定などについて熟練したアドバイスをしてくれるでしょう。
また、個々の状況やニーズに応じて、最適なプランを提案してくれるため、自分にとって最良の選択肢を見つけることができます。
生前整理に関する不安や疑問を解消し、スムーズに作業を進めるためにも、専門業者に依頼するのはおすすめです。
まとめ
生前整理は、全ての人にかかわることです。
やるべきことは、財産目録作成、相続対策・遺言書作成、所有物の整理、エンディングノート作成、デジタル遺品整理、不動産整理、等が挙げられます。
後悔しないために、遺族が迷わないように、きちんと準備をしておくと安心です。
また、自分で生前整理をするのが大変な場合は、専門業者に依頼するとスムーズに進みます。
悩みや迷っていることがある場合には、専門業者に依頼して相談しながら進めるというのも有効な方法です。
当社の代表は、生前整理のセミナー講師として豊富な経験を持ち、多くのお客様をサポートしてきました。
この経験を活かし、お客様個々のニーズに合わせた後悔のない生前整理のプランをご提案します。
生前整理でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。