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遺品整理は誰がやる?悩む理由や法的責任、トラブル回避策などを解説
2025.05.23 遺品整理
「遺品整理は誰がやるべきなのか?」
故人が亡くなった後、こんな悩みに直面していませんか?
気持ちが整理できていない状態での遺品整理は、思っている以上に心身に負担がかかります。
そのため「自分がやるべき?」「家族でどう決めれば良い?」と悩む人は多いです。
遺品整理を「誰がやるべきか」と悩んでしまう場合、まずは悩む気持ちを理解し、自分も家族も納得できる一歩を踏み出す方法を知ることが大切です。
<この記事でわかること>
・「誰がやるべきか」と悩む理由
・遺品整理に関する法的なこと
・遺品整理を進めるコツ
遺品整理を一人で抱え込む必要はありません。
気持ちを理解して自分たちに合う方法を見つけることで、負担を大きく減らせます。
ぜひこの記事を参考に、自分たちに合った「気持ちや遺品の整理方法」を見つけてください。
「遺品整理は誰がやるべき?」と悩む5つの理由
ここでは遺品整理を誰がやるべきか悩んでしまう5つの理由をご紹介します。
心の準備ができていない
亡くなったことに対して心の準備ができていないために「誰がやる?自分がやらなければならないのか?」と悩んでしまうのかもしれません。
遺品整理は単なる片付けではありません。
遺品には故人が生きた証や思い出が詰まっています。
そのため遺品整理で遺品に触れるたびに、心を大きく揺さぶられるでしょう。
時には遺品に触れた瞬間、涙が出てしまったり現実を受け入れられないと感じるかもしれません。
そんな状態では遺品整理どころか、遺品に近づくことも難しくなってしまいます。
心が整理できていないときに「遺品整理は自分がやらなければ」と思い込むことで、かえって苦しみが増すこともあります。
そのため「誰がやるべきか」と悩んでしまうのです。
家族関係が複雑
家族関係が複雑なために、遺品整理を誰がやるか決められないこともあります。
遺品整理に関する話し合いは感情的になりやすく、過去の確執が表面化しやすいため家族間で意見がぶつかりやすいです。
例えば
・長男がやるべき?それとも世話をしていた次女がやるべき?
・同居していた家族と遠方にいた親族の温度差
・相続や介護の負担で不公平感が出る
など、話し合いの中でそれぞれ感じていることが衝突するのは珍しくありません。
「本当は遺品整理したいけど、あの人と一緒にはやりたくない」という複雑な気持ちを抱えている人もいます。
家族間の衝突は「誰がやるべきか」という悩みだけではなく、遺品整理そのものを遅らせる原因にもなります。
法的責任と実務のギャップがある
遺品の所有権は基本的に相続人に移るため、「相続人が遺品整理をするべき」というのが法的な答えです。
しかし相続人の中には、忙しくて手が回らない人や高齢で作業できない人もいます。
そのため現場では柔軟な対応が求められ、相続人でなくても作業をしなければならないケースも少なくありません。
「法的にやるべき人」と「実際に動ける人」が一致しないのです。
このギャップが「自分がやるべきなのか」という悩みを生み出します。
負の遺産がある
負の遺産を目の前にすると、関わりたくないという思いから「誰がやるべきか」と悩むケースもあります。
遺品整理は「故人との思い出の物を一つ一つ丁寧に整理する」というイメージがあるかもしれません。
しかし実際には見たくない負の遺産が出てくることもあり、目を背けたくなることも少なくありません。
<負の遺産(例)>
・ゴミ屋敷
・借金に関する書類
・以前トラブルがあった相手からの手紙や物
こうした物を目の当たりにすることで「本当に関わっていいのか」「責任を背負わされるようで怖い」と感じる人も多いでしょう。
負の遺産と向き合うのは心身ともにエネルギーを消耗するため、自分がやりたくないという思いから「誰がやるべきか」と悩むのです。
「やる=全てを背負う」と感じてしまう
遺品整理を引き受けることは「故人の全てに責任を持つ」ように感じてしまう人もいます。
遺品整理を引き受けることで
・遺族代表として見られる
・他の家族からの視線や無言の期待
・「あなたがやって当然」という空気感
などを感じることは少なくありません。
「やらなければ」と思う一方で背負いきれない重い責任がのしかかり、手が止まってしまいます。
「遺品整理をする=故人のすべてを抱える」という誤解が、「遺品整理を誰がやるのか」という悩みへとつながるのです。
「遺品整理を任されたけど背負いきれない」場合は、遺品整理業者に助けを求めるのも手段のひとつです。
当社ではさまざまなサービスで、遺品整理をサポートいたします。
基本サービス | オプション |
・遺品の仕分け ・貴重品の確保 ・遺品の買取 ・不用品の搬出、処分 ・簡易清掃 ・遺品の供養 |
・物置などの解体 ・形見分けの発送 ・ハウスクリーニング ・庭木の剪定 ・相続、不動産の相談 ・解体、リフォーム ・グリーフケア ・庭石などの撤去 ・大型金庫の搬出 |
豊富な知識と経験のあるスタッフがご要望に合わせて対応いたしますので、お気軽に当社へご相談ください。
遺品整理とは
遺品整理は誰がやるのかを決める前に、まず遺品整理とは何かを知っておく必要があります。
ここでは遺品整理について解説しますので、「誰がやるべきか」を考える前に遺品整理について考えてみましょう。
遺品整理は心の整理
遺品整理は単なる片付け作業ではありません。
遺品整理は悲しみや思い出などと向き合い、心を整理する大切な時間でもあります。
人の死を経験した直後は、悲しみが押し寄せて何もやる気が起きません。
そんな中で遺品整理を行うのは、つらいと感じることでしょう。
しかし遺品に触れた瞬間、故人との思い出がよみがえることがあります。
作業中によみがえる故人との時間は、心にぽっかりと空いた穴を少しずつ埋めてくれるでしょう。
そして少しずつ故人の死を受け入れられ、気持ちが整理できるのです。
そのため遺品整理は遺品を整理する作業であると同時に、前を向くために心を整理する大切な作業といえます。
遺品整理の進め方の基本
遺品整理を自分で行う場合の進め方は、次の6つのステップが基本です。
①遺言書、エンディングノートを確認する
遺言書やエンディングノートには、故人の希望が記載されています。遺品整理の指針となることもあるため、必ず確認しましょう。
②事前準備
仕分けのルールを決めたり必要な道具を準備します。処分方法なども確認しておくのがおすすめです。
③仕分け
事前に決めたルールに従って遺品を仕分けます。
④不要な遺品の処分
不要な遺品は、事前に調べておいた処分方法に従って適切に処分しましょう。
⑤清掃
家の中をキレイに清掃し、残す遺品を整理します。
⑥法的手続き
相続など必要な法的手続きを行います。期限が迫っている場合は、先に手続きを行ってください。
遺品整理は遺品を整理するだけでなく、気持ちを整理する作業でもあります。
そのため故人と過ごした時間と向き合う必要があり、作業には多くの時間が必要です。
遺品整理の基本は6つのステップですが、それぞれの作業で時間がかかることを考慮して余裕のあるスケジュールで行うことが大切です。
遺品整理を行うべき人は?
ここでは遺品整理を行うべき人は誰なのかを法的観点で解説します。
よくある疑問も解説しますので、参考にしてみてください。
法的には「相続人」が基本
遺品整理を行う法的責任は、相続人にあります。
相続人には故人の財産を受け継ぐ権利と責任があり、遺品は相続財産の対象です。
そのため必然的に遺品整理も相続人の責任に含まれるのです。
しかし実際には家族関係や事情により、相続人だけでは遺品整理が思うように進まないこともあります。
<遺品整理の現実>
・遠方に住む相続人の場合は、物理的に作業が難しい
・相続人の中には仕事や育児で時間が取れない
・故人との関係性により、作業が難しい場合もある
「兄弟が県外に住んでいるため、結局一人で遺品整理を行った」など、法的責任と現実の負担が一致しないケースは珍しくありません。
遺品整理の責任分担の決め方
相続人が複数いる場合、負担が偏らないように責任分担をしっかり決める必要があります。
そのためには、まず早めに話し合うことが大切です。
<話し合う内容>
・誰が中心となって作業をするのか
→同居していた人や近くに住む人が基本ですが、「当然ではない」ということも念頭に置いて話す必要があります。
・具体的な作業分担
→誰がどこをどのように作業するのか細かく決めます。日程調整も併せて行いましょう。
・費用分担の取り決め
→処分費用は誰がどう負担するかなど、費用に関することは事前に決めておくことが大切です。
家族仲が良くない場合、話し合いをするのは難しいかもしれません。
しかし関係が複雑な家族ほど、トラブルを避けるためにも話し合いをしっかり行い、明確に責任を分担することが大切です。
話し合いでは可能な限り感情的にならないよう配慮し、内容は議事録などに記録しましょう。
遺品整理のよくある法的疑問
ここでは遺品整理でよくある法的疑問を3つご紹介します。
相続人の順番は?
相続人の順番は次の通りです。
①配偶者(常に相続人)
②第1順位:子ども(子どもが先に死亡していて孫がいる場合は孫)
③第2順位:親(親が先に死亡している場合は祖父母)
④第3順位:兄弟姉妹(兄弟姉妹が先に死亡している場合は甥、姪)
例えば夫が亡くなった場合、相続人は妻と子どもです。
子どもがいない場合は、妻と夫の親が相続人となります。
このように順位が上の相続人がいる場合は、下位の相続人に相続権はありません。
遺品整理も基本的には相続人と同じ順序で責任を負います。
相続人以外がやってもいいの?
相続人以外が遺品整理を行うのは、法的に問題ありません。
なぜなら遺品整理はあくまで遺品の片付け作業であり、法的に「誰がやるのか」を定めているわけではないからです。
実際、介護を行っていた兄弟姉妹や一緒に暮らしていた内縁の配偶者など相続人ではない人が行うことも多いです。
ただし相続人以外の人が作業する場合は、相続人に作業内容を説明し合意を得ておく必要があります。
説明なしに遺品を整理したり勝手に処分してしまうと、トラブルになる可能性があるため注意しましょう。
相続人以外の人が自力で作業することも可能ですが、無理は禁物です。
自力での作業が難しい場合は、専門業者の利用をおすすめします。
当社は全スタッフが遺品整理士の資格を持っており、遺品整理士認定協会から優良事業所認定も受けております。
また弁護士や税理士など専門家との連携があるため、遺品整理だけでなく法律のご相談にも対応可能です。
遺品整理や相続など不安がある方は、ぜひお気軽に当社へご相談ください。
相続放棄をした場合は?
相続放棄した場合、故人に関するすべての責任がなくなると考える方も多いでしょう。
しかしこれは大きな誤解です。
相続放棄とは「相続財産である資産・負債などの権利や義務を放棄すること」を指します。
相続放棄をすると、確かに法的な権利や義務を放棄できます。
しかし「法的な責任がない = 一切関わらなくても良い」というわけではありません。
例えば故人の家が賃貸の場合、大家から原状回復を依頼されたり遺品の処分に関する同意を求められる場合があります。
このように相続放棄しても、故人との関係がすべてなくなるわけではないのです。
ただし相続放棄した場合、法律的に遺品整理はできません。
相続放棄していても遺品整理が必要になった際は、相続人と連携し弁護士などの専門家に相談しながら対応することが大切です。
遺品整理を自分で行う場合の3つのコツ
ここでは遺品整理を自分で行う場合のコツを3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
心の整理を先に行う
遺品を目の前にすると、「早く整理しなくては」と感じるかもしれません。
しかし遺品整理を始める前に、自分自身の心の整理を行うことが大切です。
遺品整理では遺品に触れる機会が多く、故人との思い出が多ければ多いほど悲しみや喪失感を感じることでしょう。
気持ちを整理できていない状態で遺品整理をしてしまうと、悲しみや喪失感でつらくなり作業が進みません。
無理に作業を進めてしまうと、心の傷がより深くなってしまうこともあります。
そのためまずは自分の心と向き合い、気持ちを整理してください。
自分自身でなかなか気持ちが整理できない場合は、専門家に相談するのも一つの方法です。
当社では亡くなった人の悲しみと向き合い、新たな一歩を踏み出せるよう支援する「グリーフケア」というサービスをオプション提供しています。
そのため遺品整理だけでなく、遺族の気持ちに寄り添いサポートすることも得意です。
一人で気持ちの整理ができないという方は、ぜひ当社にご相談ください。
事前準備をしっかり行う
遺品整理は事前準備をしっかり行うことで、作業の負担を減らせます。
<事前に準備すること>
・作業に必要な道具
・仕分けのルール
・処分方法の確認
・スケジュール
・貴重品など捨ててはいけない物リスト
事前準備をせず無計画で作業を始めてしまうと途中で挫折しやすく、思わぬトラブルが起きてしまうこともあります。
効率的に作業を行うためにも、事前準備はしっかり行いましょう。
業者を活用する
自分で行うと決めた場合でも、すべての作業を一人で行う必要はありません。
遺品整理には、素人では難しい作業もあります。
<難しい作業(例)>
・大型家具や家電の搬出
・骨董品などの判断(専門的な知識が必要)
・特殊な遺品の処分
遺品整理業者は、気持ちに寄り添いながら作業を進める遺品整理のプロです。
難しい作業でも豊富な知識と経験で、効率的に作業をサポートしてくれるでしょう。
後ほど業者の選び方や費用相場をご紹介しますので、参考にしてみてください。
身寄りのない場合や独身者の遺品整理
身寄りのない方や独身者の場合、「誰が遺品整理をしてくれるのだろう」と不安を感じる人もいるでしょう。
ここでは身寄りのない場合や独身者の遺品整理について解説しますので、参考にしてみてください。
生前に準備しておく
身寄りのない場合や独身者は、元気なうちに生前整理しておくことをおすすめします。
生前に準備しておくことで、自分の意志を死後でも伝えられます。
また身寄りのない場合や独身者が亡くなり相続人がいない場合、財産は国庫に帰属されるのをご存じでしょうか。
自分の財産を「寄付したい」「譲りたい人がいる」と考えていても、生前に準備しておかないと希望はかないません。
そのため自分の財産の取り扱いに希望がある場合は、必ず生前に準備しておきましょう。
<生前に準備しておくこと(例)>
・エンディングノートや遺言書を作成する
・身の回りの物(財産や不用品)を整理しておく
・信頼できる人(友人や専門家)に伝えておく など
生前整理は最期を見据えた準備だけでなく、これからの人生を見直すキッカケにもなります。
そのため生前整理が気になったら、早めに行うことをおすすめします。
当社では遺品整理だけでなく生前整理のサポートも得意です。
代表の中島は生前整理のセミナー講師を務めるなど豊富な経験と知識があり、ご要望に合わせた生前整理のお手伝いが可能です。
生前整理に関するお悩みも、ぜひ当社にご相談ください。
行政サービスや公的支援を活用する
身寄りのない方や独身者でも行政サービスや公的支援を活用することで、安心して老後を過ごすことができます。
最近では生前整理や終活をサポートしてくれる自治体も増えています。
<自治体の主なサービス(例)>
・高齢者向けの総合的な相談窓口
・見守りサービス
・関連業者(弁護士、遺品整理業者など)の紹介
・手続きのサポート など
一人だからこそ、利用できる制度は活用しましょう。
死後事務委任契約を検討する
万が一の場合に備えて、死後事務委任契約を検討するのも選択肢の一つです。
死後事務委任契約とは、自分の死後の手続きを委任する生前契約です。
死後事務委任契約では基本的に事務的な作業を依頼できます。
<依頼できること(例)>
・遺体の引き取り
・親族、知人への連絡
・葬儀などの手続き
・行政手続き
・医療費などの清算
・遺品の整理や処分
・デジタルデータの整理
・残されたペットの環境整備
死後事務委任契約をお願いする人に条件や指定はありませんが、死後の手続きが多いため弁護士などの専門家に依頼するのが一般的です。
費用はかかりますが、死後のさまざまな手続きを依頼できるため安心感があります。
老後や死後の不安を少しでも軽くしたいという方は、検討してみてはいかがでしょうか。
遺品整理は業者に依頼するのもおすすめ
遺品整理を「誰がやるのか」「自分がやるのか」と悩んでいる場合は、業者に依頼するのもおすすめです。
ここでは業者に依頼するメリットや業者の選び方などを解説します。
遺品整理業者に依頼するメリット
遺品整理を遺品整理業者に依頼すると、さまざまなメリットがあります。
<遺品整理業者に依頼するメリット>
・すべての作業を行ってもらえるため、誰がやるべきかと悩む必要がない
・最短1日で作業が完了する
・業者によっては法律の相談も可能
・遺品整理に関するアドバイスがもらえる
・第三者が作業するため、家族間の話し合いがまとまりやすい
・遠方の場合は立ち会いなしで作業してくれる業者もいる
・遺品の買取や供養を行ってくれる場合もある
業者に依頼する場合は費用が発生するため、「費用を誰がどのように負担するのか」という話し合いは必要です。
しかし業者に依頼すればすべての作業を業者が行ってくれるため、手間と時間を大幅に削減できます。
そのため誰がやるべきか決まらない場合は業者に依頼するのも方法の一つです。
信頼できる業者の選び方
業者を選ぶ際には、次の9つのポイントを参考にしてみてください。
<業者の選び方>
・会社情報が明確(住所、電話番号など)
・一般廃棄物収集運搬業許可を持っている、または持っている業者と提携している
・遺品整理士の資格を持っているスタッフが在籍している
・口コミが多く評判が良い
・作業実績が豊富
・見積もり依頼前の対応が丁寧
・訪問見積もりを行っている
・見積もり内容や説明がわかりやすい
・サービスが充実している
業者を選ぶ際は価格の安さだけを基準にするのではなく、業者の誠実さに目を向けて選んでみてください。
費用相場と費用の抑え方
遺品整理業者の費用相場は、部屋の間取りで大体の相場が決まります。
しかし遺品の量、処分する遺品の種類、立地などにより費用は大きく変動します。
そのため費用相場は参考程度と考え、正確な費用を知りたい場合は見積もりをとりましょう。
間取り | 費用相場 |
1R・1K | 3~10万円 |
1DK | 5~13万円 |
1LDK | 8~20万円 |
2LDK | 13~30万円 |
3DK・3LDK | 20~50万円 |
4LDK | 22~60万円 |
費用の抑え方
遺品整理は心身ともに負担のかかる作業のため、費用面での負担は可能な限り抑えたいですよね。
次の「費用を抑える5つのポイント」を、ぜひ参考にしてみてください。
<費用を抑える5つのポイント>
・可能な範囲で自力で整理しておく
・依頼する作業範囲を明確にしておく
・相見積もりを取って比較する
・見積もり無料の業者を選ぶ
・遺品買取をしている業者を選ぶ
費用を抑えることは大切ですが、「費用を抑えるために依頼する内容を極端に減らす」などしてしまうと、結局自分の負担は大きくなってしまいます。
自分の負担も費用も無理のない範囲で減らすには、削るべきところと費用をかけるべきところのバランスを見極めることが大切です。
当社は見積もりが完全無料、見積もり後の追加料金も発生しません。
また予算やご要望に合わせたオーダーメイドプランのご提案も可能です。
何を削りどこに費用をかけるべきかなど、お客様に合わせてご提案いたしますのでぜひお気軽にご相談ください。
遺品整理でよくあるトラブルと対処法3選
ここでは遺品整理でよくあるトラブルと対処法を3つご紹介します。
親族間での衝突
遺品整理でよく起こるのが、家族や親族との意見の違いによる衝突です。
相続や故人との関係、思い出の濃さだけでなく、「こうするべき」という思い込みが衝突を生むことはよくあります。
親族間での衝突を防ぐには、遺品整理を行う前に話し合いをしっかり行い遺品整理の進め方を決めてから作業を始めることが大切です。
必要に応じて遠い親族や専門家などの第三者を交えて話し合いを行うと、感情的になりにくく話し合いもスムーズに進むでしょう。
思い出の物の取り扱い
故人との思い出が詰まった物は、その取り扱いについて多くの人を悩ませます。
写真や直筆の手紙、故人のコレクションなどはスペースを取る一方で、思い出も多く簡単には手放せません。
故人との思い出の物は「保留」という一時的な保管がおすすめです。
例えば
①遺品を写真やデジタルデータとして残し、必要であれば共有する
②遺品自体は一時的に保管する
③写真やデジタルデータでも大丈夫であれば、遺品を手放す
というように、気持ちが整理できてから手放すと、ストレスなく遺品が整理できます。
思い出の物は特に心の負担が大きいため、気持ちの整理に合わせて対応することが大切です。
当社では豊富な知識と経験を持った遺品整理士が、大切な遺品を丁寧に整理いたします。
また遺品の供養やグリーフケアも行っており、ご要望や状況に合わせた対応が可能です。
些細な内容でも構いません、遺品整理に関するお悩みはぜひ当社へご相談ください。
予期せぬ物の発見
遺品整理をしていると、予期せぬ物が出てくるケースも少なくありません。
貴金属や骨董品などプラスになる可能性が高い遺品が出てくるのは良いですが、借金や他人名義の物などトラブルに発展する恐れがある物が出てくることもあります。
他にも誰にも話せなかった内容が書かれた日記など、故人が残した秘密に直面する場合もあります。
このような場合は、一人で抱え込まず家族や専門家に相談してください。
必要であれば弁護士などに確認して、冷静に対応することが大切です。
まとめ
遺品整理は単なる片付け作業ではなく、故人との思い出に触れながら心の整理を進めるための大切な作業です。
しかし実際は「誰がやるべきか」と悩み、家族間での衝突や法的な負担などさまざまな理由で作業が進まないこともあります。
「誰がやるべきか」と悩んで前に進めない場合は、一人で抱え込まず遺品整理業者などの専門家などに相談するのがおすすめです。
「遺品整理をする=故人のすべてを抱える」ということではありません。
状況に応じて家族と話し合い、必要であれば業者の力を借りることで負担を大きく減らせます。
当社では遺品の整理から法的な手続きまで、トータルでのサポートが可能です。
「誰かに聞いてほしい」「まずは見積もりだけ取ってみようかな」といったご相談でも構いません。
あなたの心の整理をすなおが全力でお手伝いいたしますので、お気軽にご相談ください。