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遺品整理で処分するか判断に困ったときの対処法を4つご紹介!
2024.07.01 遺品整理
遺品整理は、大切な人を失った悲しみの中で行う難しい作業です。
その過程で、何を残し、何を手放すべきか迷うことも少なくありません。
この記事では、遺品整理で判断に困ったときに役立つ対処法を4つご紹介します。
遺品整理で後悔しないために、処分してはいけない物も説明するので、これから行う方はぜひ参考にしてください。
遺品整理で判断に困ったときの対処法4つ
遺品整理をしようと思っても、どのように仕分けすればいいのか分からず、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
トラブルを避けてスムーズに進めるためにも、遺品整理で判断に困ったときの対処法4つについて理解しておきましょう。
遺言書を確認する
遺品整理を始める前に、遺言書が残されていないか確認しましょう。
遺言書には、遺品の取り扱いについて記載されている可能性があります。
故人の要望があれば、忠実に守って整理を進めなくてはいけません。
近年は、遺言書のように正式な物でなくても、エンディングノートなどに遺品の取り扱いについて記載している場合もあります。
遺言書やエンディングノートに記載されているのであれば、勝手に処分したり形見分けなどはできません。
まずは、故人の意向を確認した上で、記載されている内容から整理を進めていきましょう。
親族と話し合う
遺品の中には価値のあるものも多数あり、相続する人が決まっている場合もあります。
遺言書の確認と合わせて、親族との話し合いも重要です。
勝手な判断で遺品整理を進めると、親族間のトラブルに発展する可能性があります。
親族で話し合いをしながら、誰がどの遺品を相続するのか、残しておく物や処分する物の判断を誰が行うのか、などを決めなくてはいけません。
また、相続放棄をする場合には、遺品整理を進められません。
弁護士へ相談した上で、適切な手続きをする必要があります。
捨てる物と残す物をおおまかに分類する
捨てる物と残す物について、最初におおまかに分類しましょう。
細かく分類するのではなく、まずはおおまかに分けるのがポイントです。
遺品整理は、故人の身の回りの物をすべて片付ける必要があり、簡単な作業ではありません。
判断の仕方がわからないうちから細かく分けようとすると、先に進めなくなります。
おおまかに分類してから、少しずつ検討していきましょう。
迷った物は保留にする
判断に迷った物は、早々に処分してしまわずに一旦保留にしましょう。
捨てる物・残す物・保留にする物、の3つに分けるとスムーズに行えます。
迷った物の判断に時間をかけていては、作業がなかなか進みません。
また、不要だと思う物でも、親族にとっては必要な物である可能性もあります。
保留にした物は、期間を開けて改めてチェックすれば、誤った判断をする心配もありません。
遺品整理で処分してはいけない物
遺品整理では、絶対に残しておくべき物もあります。
処分してはいけない物について理解しながら、慎重に遺品整理を進めましょう。
お金に関わる物
お金に関わる物は、絶対に捨ててはいけない物の1つです。
お金に関わる遺品には、以下のような物があります。
・現金
・有価証券
・保険証券
・銀行通帳
・印鑑
・キャッシュカードやクレジットカード
お金に関わる遺品は、相続に関係する大切な物です。
遺産相続が済んでいたとしても、相続人が不明な場合でも、必ずまとめて保管しておきましょう。
貴重品や貴金属
貴重品は、故人に関する重要な情報です。
また、貴金属は、物によっては高値になり、遺産相続で分ける必要が出てきます。
貴重品には、以下のような物があります。
・健康保険証
・パスポート
・運転免許証
・マイナンバーカード
・鍵
貴金属に当たるのは、以下のような物です。
・宝石
・ネックレスや指輪などのアクセサリー
・時計
・ブランド物
・金が含まれている物
運転免許証などの身分証明書になる貴重品は、法的な手続きが必要であり、期限内に返還しなければいけません。
また、貴金属は、高価買取が期待できる可能性もあります。
貴重品は、まとめて金庫に保管しておくと安心です。
貴金属についても、わかりやすくまとめて保管しておきましょう。
書類
書類にはさまざまな物があり、サービスを解約する際にも必要です。
故人に関する書類には、以下のような物があります。
・各サービスの契約書
・賃貸契約書
・不動産に関する書類
・領収書
・会社関係の書類
どのような物であれ、故人に関する書類が出てきたら、とりあえず保管しておくことをおすすめします。
いつ必要になるか分からないため、ファイルなどにまとめて整理しておきましょう。
パソコンなどのデジタル品
パソコンやスマホ、タブレットなどのデジタル品は、個人情報が含まれている大切な遺品です。
故人がネットバンクやネット証券を使っていたり、仮想通貨の投資などをしていた場合は、特に注意しなくてはいけません。
法に触れる可能性があるため、相続人が決まるまではデータにアクセスするのは避けましょう。
廃棄や売却する場合には、適切な方法で処分する必要があります。
レンタルしている物
近年では、サブスクリプション方式のサービスも多く、利用している可能性があります。
レンタルしている物は返却しなくてはいけないため、捨ててはいけません。
レンタル品には、以下のような物があります。
・DVD
・Wi-Fiルーター
・テレビのチューナー
・ウォーターサーバー
・家具や電化製品
それぞれのサービスによって、返却や解約方法などの契約内容が異なります。
契約書を確認し、適切な手続きを取りましょう。
思い出の品
写真やアルバム、手紙、共有していた物などは、故人との大切な思い出の品です。
遺品整理は、故人との思い出を大切にして次の世代に伝える、という意味も込められています。
処分してしまうと二度と取り戻せないため、大切に保管しておきましょう。
思い出の品について、判断に迷う物が出てくるかもしれません。
迷った場合には、一旦保留にして残しておきましょう。
例えば、写真やアルバム、手紙などは、データにして残すとかさばることもなく、キレイな状態で保管できます。
判断に迷ったときの対処法と同様に、期間を開けてゆっくりと検討するのがおすすめです。
判断に困ったときは専門業者へ相談
遺品整理は、自分で行う方法もありますが、時間と手間がかかります。
判断に迷った物についても、最終的には捨てる物と残す物を決めなくてはいけません。
自分の手で整理するのが難しい場合は、専門業者へ依頼するのがおすすめです。
遺品整理の専門業者では、遺品整理士の資格を持つ専門家が、的確に仕分けを行ってくれます。
残しておきたい物について事前に伝えておけば、処分されることもありません。
また、遺品の仕分けはもちろん、遺品整理で出た不用品の処分もすべて対応してくれるので安心です。
遺品整理は、遺族だけで取り組むのは簡単ではありません。
的確な判断をしてスムーズに進めるためにも、専門業者へ相談するのがおすすめです。
まとめ
遺品整理をしていると、捨てる物と残す物の判断に迷う場合が多々あります。
遺品整理で判断に困ったときには、まずは遺言書を確認し、記載されている内容を忠実に守って進めていきましょう。
遺言書の確認と合わせて、親族と話し合いながら行うことも大切です。
スムーズに進めるために、捨てる物と残す物をおおまかに分類し、迷った物はいったん保留にしましょう。
また、遺品整理で処分してはいけない物についても、理解しておく必要があります。
お金に関わる物・貴重品や貴金属・故人に関する書類は、さまざまな手続きや相続に必要となるため、捨ててはいけません。
パソコンなどのデジタル品も、多くの情報が含まれている大切な遺品です。
レンタルしている物も、返却や解約する必要があるので、処分してはいけません。
その他、写真やアルバムなどの故人の思い出の品も、大切に保管しておきましょう。
判断に迷った場合は保留にして、期間を開けて改めて検討するのがおすすめです。
遺品整理で判断に困ったら、専門業者への依頼も検討してみてはいかがでしょうか。
当社にご依頼いただければ、故人やご遺族の意向を尊重し、責任を持って遺品整理をさせていただきます。
遺品の買取や不用品の処分など幅広く対応しておりますので、いつでもお気軽にご相談ください。