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遺品整理で布団はどう処分する?供養は必要?手間なく処分する方法も解説
2024.04.01 遺品整理
遺品整理を進めていて処分に困る物の中に、大きくかさばる布団があります。
新しい布団であれば干して使うこともあるかもしれませんが、使い古されている布団は一体どうすればいいのでしょうか?
この記事では、布団の処分方法や供養について解説していきますので、参考にしてみてください。
遺品整理で出てきた布団は供養するべき?
布団は故人が毎日使用した愛用品とも思え、ただ捨てるのも忍びないと感じる方もいるかもしれません。
とはいえ他のものと同様、布団の供養は必須ではありません。
ただ、遺品整理の中でも精神的に大きな負担に感じられる、『故人の大切なものを処分する』という行為に対して、遺族の心の負担を軽くするために行うのが遺品供養なのです。
必須ではないということで、処分するか供養するか悩むところではありますが、一度処分してしまえば二度と戻ってくることはありません。
迷う場合は、後々後悔しないためにも供養することをおすすめします。
<遺品の供養を行う方法>
・神社やお寺…郵送や持ち込みで行える場合が多い
・葬祭場、お焚き上げ業者…郵送での受付が中心な業者が多い
・遺品整理業者…遺品整理と一緒に供養も行うことができる
・布団供養専門業者…提携の僧侶に御霊抜き・供養を行ってもらう
↓遺品の供養について詳しくはこちらの記事をどうぞ
遺品のお焚き上げとは?お焚き上げをする意味や依頼方法・費用相場を解説
遺品整理で出てきた布団の処分方法
ここでは、布団の処分方法について紹介していきます。
大きく分けると自治体のサービスを利用することと、業者に依頼する、の2種類です。
自治体のサービスを利用
自治体で行っているゴミ収集や、処理場に持ち込む方法です。
可燃ごみとして出す
実はほとんどの布団が燃やせる素材でできているので可燃ごみとして処分ができます。
とはいってもそのまま捨てていいわけではありません。自治体にもよりますが、多くの自治体では30㎝四方以上になると可燃ごみではなく粗大ごみ扱いとなります。
そういうわけで、可燃ごみとして出したい場合は、布団を解体して30㎝以下にしなくてはならないという手間が必要となるのです。
大きなはさみを準備して部屋の換気を行いながらすべて小さく切断していくのは結構な重労働です。
費用がかからずに処分できること、自分のペースやタイミングで出来ることが最大のメリットとなりますが厚い布団になってくると時間も手間も相当かかるので覚悟が必要です。
粗大ごみとして出す
次に粗大ごみとして出す方法です。
布団は自治体に粗大ごみとして回収してもらうことが可能です。
自治体によって回収ルールや予約システムが異なるので、まずは粗大ごみ受付センターに問い合わせ、回収日と場所、料金を確認して予約をとるところから始まります。
料金は300~500円の自治体が多いようです。
予約がとれたら、スーパーやコンビニなどで粗大ごみ処理券を購入し、回収日に指定のゴミ置き場まで粗大ごみ処理券を貼った布団を運べば回収してもらえます。
指定日時まで処分できない、大きいので運ぶのが大変というデメリットはありますが低価格で処理することが可能です。
ゴミ処理場に持ち込む
ごみ処理場に直接持ち込むという方法もあります。
粗大ごみ回収と同様、自治体に指定日時を確認して持ち込みをします。
回収してもらう場合と同様、運ぶのが大変ではありますが低価格で処理することができます。
業者へ依頼
上記のような手間をかけることなく処分するには、業者に依頼するのがおすすめです。
遺品整理業者
遺品整理業者は、布団だけでなく全ての遺品整理や遺品処分を専門に行っていて、遺品整理を短期間で終わらせることが可能となります。
また、遺品の合同供養がサービスに含まれている場合が多いので、供養も同時に行うことができます。
布団がたくさんある場合や、布団以外の遺品もまとめて供養や処分がしたい場合はおすすめの方法です。
布団供養専門業者
故人を思い、しっかり供養したいと考えるようであれば、布団供養専門業者に依頼する方法もあります。
専門業者が提携している僧侶のもとに運び、御霊抜きや供養を行うので、布団の供養だけでなく故人への弔いにもなるのです。
費用が20,000円以上となっていて、自治体のごみの回収や多種の業者に依頼するのと比べるとかなり高額ではありますが、しっかり供養してもらいたいと考える人は依頼してみるのもいいでしょう。
不用品回収業者
布団の処分は、不用品回収業者に依頼することもできます。
すぐに引き取りにきてくれますし、布団以外の大きな不用品も回収してもらえるので利用しやすいかもしれません。
ですが、業者によっては金額が高かったり、出張費・人件費など別途請求される可能性もあるので、事前に複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。
その際は見積もりが無料かを事前に確認するようにしましょう。
布団を手間なく処分するには?
布団を手間なく処分するには、上記で紹介した業者に依頼するのがいいでしょう。
その中でも遺品整理業者に依頼するメリットとして、
・手間や時間がかからない
・遺品の仕分けから処分まで一括で依頼できる
・遺品供養も同時にできるので精神的に楽になる
・遺品整理の悩みを相談できる
・短期間で整理できるので早く日常に戻れる
などがあります。
遺品整理は精神的にも体力的にも大変な作業です。
遺品整理業者に依頼すると、何を残すか何を処分するのかも相談しながら進められるので負担を減らすことができます。
不用品回収業者は、自分たちで不用品であることを整理してからの依頼となりますが、遺品整理業者は、今回の布団だけでなく、遺品すべての仕分け・回収・処分が依頼できます。
精神的・体力的に大変な遺品整理を、少しでも楽に進められることが遺品整理業者に依頼することの最大のメリットです。
まとめ
今回は故人の布団の処分方法について解説しました。
布団は絶対に供養しなければならないということはありません。
心が落ち着く方法で大丈夫です。
処分する場合は、自治体を利用して、可燃ごみ・粗大ごみ・持ち込みなど、自力で処分する方法と、業者に依頼して処分する方法があります。
業者の中でも遺品整理業者に依頼すると、布団以外のすべての物を相談しながら仕分けして処分ができるので、丁寧に遺品整理がしたい方にはおすすめです。
当社では遺品整理士が心を込めて大切な遺品を整理させていただきますので、お気軽にご相談ください。