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遺品整理で出た家具の悩みを解決!処分方法7選と6つの注意点も紹介
2025.04.30 遺品整理
「遺品整理で出た家具、どうすれば良いかわからない…」
故人が大切に使っていた家具の取り扱いに悩んでいませんか?
遺品で出た家具は搬出や処分方法の選択、家族との話し合いなど考えることが多く、処分に踏み切れない人も多いです。
実は、家具の処分は適切な方法やタイミング、注意点を知ることで驚くほどスムーズに進められます。
この記事ではよくある悩みから処分方法、注意点など遺品整理で出た家具についてわかりやすく解説します。
<この記事でわかること>
・遺品整理で出た家具に関するよくある悩み
・処分方法やそれぞれの費用相場
・処分する際の注意点
家具は日常の中に溶け込み、思い出と結びついている場合が多いです。
だからこそ気持ちや状況に合った処分方法を見つけて、後悔のない遺品整理にしましょう。
遺品整理で出た家具のよくある悩み6選
遺品整理の中で、家具についての悩みは多いです。
ここでは遺品整理で出た家具のよくある悩みを6つご紹介します。
家具の処分方法が分からない
家具は普段なかなか処分しないため、「どう処分すれば良いかがわからない」と困ってしまうことがよくあります。
衣類や雑貨と違い、家具はサイズが大きく重量もあり気軽に処分できません。
粗大ゴミで捨てると決めても自治体によってルールが異なるため、何から手をつければよいかわからず手が止まってしまう方も多いでしょう。
他にも遺品のため「本当に処分して良いのか」「捨てるのに抵抗がある」といった精神的な葛藤も加わり、処分に踏み切れないケースもあります。
後ほど家具の処分方法について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
まだ使える家具を捨てるのがもったいない
遺品の中には、まだ使える家具もあるでしょう。
まだ使える家具を前にすると、「捨てるのはもったいない」と感じる方も多いです。
特に高価な物やほとんど使用していない物の場合、「捨てずに使った方が良いのでは?」と思うのは自然なことです。
一方で捨てなかった場合は保管場所や譲り先を見つけなければならず、どうするべきか悩んでしまいますよね。
「もったいない」という気持ちや「捨てずに残しておいてもどうすれば…」という不安が、処分の判断を難しくします。
処分に迷う家具の遺品は、売却するのもひとつの方法です。
当社では遺品の処分だけでなく、遺品の買取にも力を入れております。
当社は高度な専門買取業者100人以上とのネットワークを持っており、査定が難しいといわれる遺品も適正価格で買取いたします。
処分に迷っているという方は、ぜひ当社にご相談ください。
家族間で処分方法について意見が分かれる
遺品整理でよく起こるのが、家族間での意見の食い違いです。
「残したい」「早く処分したい」といった価値観の違いや、「処分方法はこうするべき」という考えがぶつかってしまい、話が進まないこともよくあります。
特に家具は場所をとるため、
・誰が引き取るのか
・処分するタイミングはどうするのか
・誰が処分を引き受けるか
など、具体的な判断を迫られる場面が多く、家族間で調整が難しいことも多いです。
家族間でのトラブルを少なくするためには、お互いの気持ちを尊重しながらしっかり話し合うことが大切です。
話し合いの際には、後から揉めないよう内容を議事録に残しましょう。
処分費用の負担が気になる
家具はサイズが大きく重量もあるため、処分に相当な費用がかかりそうですよね。
「どれくらい費用がかかるのかわからない」「できるだけ費用を抑えたい」という悩みも多くあります。
家具の処分にはいくつか選択肢があり、どう処分するかによって費用にも幅があります。
そのため初めて遺品整理をする方にとっては、イメージしにくいでしょう。
家具の処分は「思っていたより高かった」「他の方法にすればよかった」と後悔することもあるため、事前に情報を集めて費用感を把握しておくことが重要です。
後ほど処分方法と合わせて大体の費用も解説しますので、参考にしてみてください。
いつ処分すれば良いかわからない
「遺品で出た家具はいつ処分すれば良い?」と悩む人も少なくありません。
四十九日後や相続の手続き完了後など、タイミングに迷うケースは多いです。
タイミングがわからず処分を先延ばしにしてしまうと、生活スペースを圧迫するなど実生活に支障が出る可能性があります。
しかし気持ちの整理がついていない状態で無理に処分した場合、後悔するかもしれません。
家具の処分は自分や家族の心の状態と向き合いながら、無理のないタイミングで進めることが大切です。
なかなか処分するタイミングが見つからない場合は、専門業者に相談するのもおすすめです。
当社では遺品整理に関する豊富な知識と経験を持ったスタッフが対応いたします。
そのためタイミングに迷う家具の処分も、最適なタイミングで処分できるよう全力でサポートいたします。
状況によっては買取などの方法もご提案いたしますので、家具の処分のタイミングに迷っている方はぜひ当社にご相談ください。
大型家具や特殊家具の処分が難しい
家具の中にはタンスやベッドなどの大型家具やマッサージチェア、仏壇など特殊な家具もあります。
大型家具や特殊家具は他の家具に比べて、処分のハードルが一気に上がりますよね。
「自力での搬出経路がない」「重くて運べない」「特殊な処理が必要」といった理由で処分に困ることが多いでしょう。
特殊家具の中には解体など専門的な知識や道具が必要になるケースもあります。
安全性や周囲への配慮なども必要になるため、自力での対応が難しいと感じた場合は無理をせずプロに相談するのもひとつの方法です。
遺品整理で出た家具を処分する7つの方法
ここでは遺品整理で出た家具の処分方法を7つご紹介します。
費用がかかる場合は大体の費用も記載しますので、参考にしてみてください。
粗大ゴミとして捨てる
自治体の粗大ゴミとして捨てる方法は、まず考える処分方法のひとつでしょう。
家具の種類や大きさにより費用は異なりますが、1点あたり数百〜2千円程度と比較的安く処分できるのがメリットです。
ただし粗大ゴミで処分する場合、搬出は自力で行う必要があります。
他にも解体が必要になったり、回収日が決められていてすぐ処分できない場合もあるため注意が必要です。
処分は基本的に申し込みが必要で、自治体のホームページや電話で申請可能なケースが多いです。詳しくは自治体に確認してください。
リサイクルショップに持っていく
まだ使えそうな家具であれば、リサイクルショップに持っていくのも良いでしょう。
持っていく手間は必要ですが、買い取ってもらえた場合すぐ現金化できるのはリサイクルショップのメリットといえます。
持ち込みが難しい家具は、出張買取を行っているリサイクルショップに依頼するのもひとつの方法です。
ただし古すぎたり傷や汚れが多い家具は、買取を断られるケースもあります。
また家具の状態や年数、その時の流行により、買取金額は無料〜数千円程度になる場合が多いです。
そのため「リサイクルショップに持って行ったけど買い取ってもらえなかった」「買取金額が思っていたより安すぎた」とならないよう、事前に確認することをおすすめします。
フリマアプリやオークションサイトを活用する
普段からフリマアプリやオークションサイトを利用している方は、家具の売却で活用するのも方法のひとつです。
フリマアプリの中には梱包から発送までを行ってくれるサービスもあります。
自分のペースで出品できて価格も自分で設定できるのは、フリマアプリやオークションサイトのメリットです。
ただし売却できても手元に残るのは送料や手数料を差し引いた金額です。
特に家具は送料が高額になりやすいため、マイナスにならないよう価格設定には十分注意しましょう。
またやりとりは基本的に個人間で行うため、トラブルにも注意が必要です。
DIYでリメイク・再利用する
自分でDIYが可能な場合は、DIYでリメイクしたり再利用するのも良いでしょう。
DIYすることで家具は形を変え、新しい家具や雑貨に生まれ変わります。
特に思い出の物や残したい物は、DIYするのがおすすめです。
材料費や工具費で数百〜数千円程度必要ですが、すでに道具があれば無料でできる場合もあります。
ただしDIYは時間と労力が必要なため、気持ちに余裕がある時に行うのが良いでしょう。
また使い道を決めずにDIYすると場所を取るだけになってしまうため、どういう用途で再利用するかなどを事前に決めてからDIYすることをおすすめします。
人に譲る
知人やジモティーを通じて、必要としている人に譲るのもひとつの方法です。
この方法は「処分するのはもったいない」と感じている人にぴったりの方法といえます。
人に譲るため、費用は基本的にかかりません。
ただし運搬費用がかかる場合があるため、事前にどちらが負担するか確認してください。
ジモティーの場合、連絡は個人間で行います。
「こんな汚れや傷があると思わなかった」とならないよう、家具の状態を正確に説明するようにしましょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼する方法もあります。
不用品回収業者は不用品の効率的な回収が主なサービスのため、遺品の整理は行っていません。
そのため遺品の整理は自力で行い、処分する家具を決めてから依頼する必要があります。
単体での処分のほかに、トラック積み放題を提供している業者もいます。
処分する物が多い場合は積み放題を選ぶと良いでしょう。
「単体での処分か積み放題か」や「処分する物の種類」により費用は異なりますが、5千〜5万円程度が相場です。
「無料で回収」や他より安すぎる業者は、悪徳業者の可能性が高いため注意しましょう。
遺品整理業者に依頼する
処分だけでなく遺品の仕分けや作業の相談をしたい場合は、遺品整理業者に依頼するのがおすすめです。
費用は3万〜60万円以上と他の方法に比べて高めですが、遺品整理全体を依頼できるため自分自身の負担軽減が可能です。
また効率的に整理が進められるため、時間がなかったり自力で行うのが難しい場合は遺品整理業者に依頼するのが良いでしょう。
後ほど遺品整理業者に依頼するメリットや業者の選び方、費用を抑えるコツなどをご紹介しますので参考にしてみてください。
当社でも遺品整理に関するさまざまなサービスを提供しております。
基本サービス | オプション |
・遺品の仕分け ・貴重品の確保 ・遺品の買取 ・不用品の搬出、処分 ・簡易清掃 ・遺品の供養 |
・物置などの解体 ・形見分けの発送 ・ハウスクリーニング ・庭木の剪定 ・相続、不動産の相談 ・解体、リフォーム ・グリーフケア ・庭石などの撤去 ・大型金庫の搬出 |
全スタッフが遺品整理士で、遺品整理士認定協会から優良事業所として認定も受けております。
そのため豊富な知識と経験で遺品整理全般のサポートが可能です。
些細なことでも構いませんので、遺品整理に関するお悩みはぜひ当社にご相談ください。
遺品整理で出た家具を処分する際の6つの注意点
ここでは遺品整理で出た家具を処分する際に注意するべきポイントを6つご紹介します。
処分前に家具の所有者を確認する
家具の所有者は誰か、必ず確認しましょう。
故人の所有物だと思っていた家具が、家族や知人から借りた物や共有名義の物、レンタルしている物の可能性もあります。
勝手に処分してしまうとトラブルに発展する恐れがあるため、所有者は必ず確認しましょう。
確認する場合は、購入履歴や領収書などを探してみてください。
またどうしても所有者が不明の場合は、家族や関係者に相談するようにしましょう。
家族間でどう対処するか話し合う
家族の中には家具に対して思い入れがある人もいれば、早く処分したいと考える人もいるでしょう。
遺品整理では、価値観の違いから家族間で意見がぶつかってしまうこともよくあります。
後悔やトラブルを回避するためにも家族でしっかり話し合い、どう対処するか決めるようにしましょう。
話し合いの際には、お互いの気持ちを尊重し全員が納得した上で進めることが大切です。
しかし意見がまとまらず、話し合いが進まないケースもあるでしょう。
意見が割れる場合は、一定期間保管するのもひとつの方法です。
適切な方法で処分する
家具を処分する場合は、処分方法にも十分注意しましょう。
適切な方法で処分しないと、不法投棄とみなされる可能性があります。
(不法投棄は5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金)
家具の素材や種類により、処分する方法は異なります。
また自治体によってもルールが異なるため、処分方法は必ず事前に確認してください。
処分方法がわからなかったり難しい場合は、専門業者に相談するのもおすすめです。
当社では一般廃棄物収集運搬業許可を持っている業者と提携しており、遺品の適切な処分が可能です。
そのため遺品の処分も、安心してお任せいただけます。
家具だけでなく遺品全般の処分に関するご相談も受け付けておりますので、お困りの方はぜひ当社にご連絡ください。
安易に処分しない
家具の中には、アンティークな物や希少な素材を使用した家具など高価な物が混ざっている場合があります。
そのため見た目だけで安易に処分してはいけません。
調べたり業者に査定を依頼することで、思わぬ価値が見つかる可能性があります。
少しでも気になった場合は、専門家に見てもらうことをおすすめします。
使用できそうな物は、受け継ぐのもひとつの選択肢です。
特殊な家具は適切に処理する
特殊な家具は、そのままの状態だと一般的な方法で処分できない場合が多いです。
処分する場合は、解体など適切に処理してから処分するようにしましょう。
<特殊な家具(例)>
・介護ベッド
・マッサージチェア
・ピアノ など
ただし処理するには知識や特殊な工具が必要になるケースも多いため無理をせず、取り扱い経験のある業者に依頼することをおすすめします。
自力での搬出も危険なため、無理をしないようにしましょう。
気持ちを整理してから処分する
家具は思い出と結びついていることも多いです。
焦って捨ててしまうと、後悔する可能性があります。
そのため必ず気持ちを整理してから処分するようにしましょう。
心が整理できていないうちは無理をせず、少し時間を置くのも選択肢のひとつです。
思い出があるけど処分しなければならない場合は、写真を撮ってデータとして残すのもおすすめです。
どうしても気持ちが整理できない場合は、第三者にサポートを依頼するのも良いでしょう。
当社では亡くなった悲しみと向き合い、新しい一歩を踏み出せるように支援する「グリーフケア」というサービスをオプション提供しています。
そのため気持ちの整理をお手伝いすることも可能です。
一人では気持ちが整理できないという方は、ぜひ当社にご相談ください。
遺品整理で出た家具の処分は遺品整理業者に依頼するのがおすすめ
遺品整理で出た家具の処分は、遺品整理業者に依頼するのがおすすめです。
ここでは遺品整理業者に依頼するメリットや業者の選び方、費用についてご紹介します。
遺品整理業者に処分を依頼するメリット
遺品整理業者に処分を依頼すると、さまざまなメリットがあります。
<遺品整理業者に依頼するメリット>
・家具の搬出、処分を効率的に行ってもらえる
・遺品の仕分けも依頼できる
・大型家具や特殊家具も気にせず処分ができる
・家具の買取や供養を依頼できる業者もいる
・素早い対応で、時間がない場合でも調整しやすい(最短1日)
・処分に迷う家具について相談できる
・遺品整理に関するアドバイスがもらえる
遺品整理業者に依頼することで、遺品の仕分けから不用品の搬出・処分・買取と遺品整理に関するすべての作業を任せられます。
手間と時間を大幅に削減できるのは、最大のメリットといえるでしょう。
また手間と時間の削減により、遺品整理に関する心身の負担も軽減できます。
信頼できる業者の選び方
業者の中には悪徳業者もいるため、注意が必要です。
<信頼できる業者を選ぶポイント>
・遺品整理士が在籍している
・許可証を持っている、持っている業者と提携している
・見積もり前に現地確認を実施する
・料金設定や見積もりがわかりやすい
・サービス内容が豊富
・スタッフの対応が丁寧
・口コミや実績を確認する
遺品整理業者を選ぶ際は、価格の安さだけでなく「安心感」「実績」「対応力」なども重視しましょう。
費用相場と費用を抑えるコツ
遺品整理業者に依頼する場合、費用相場は間取りで大体決まります。
ただし、遺品の量や処分する物の種類、立地条件などにより大きく変動します。
そのため費用相場は参考程度とし、正確な費用は業者に見積もりをとってください。
間取り | 費用相場 | 所要時間 |
1R・1K | 3~10万円 | 1~3時間 |
1DK | 5~13万円 | 2~6時間 |
1LDK | 8~20万円 | 2~6時間 |
2LDK | 13~30万円 | 2~8時間 |
3DK・3LDK | 20~50万円 | 4~12時間 |
4LDK | 22~60万円 | 6~15時間以上 |
費用を抑えるコツ
業者に依頼する費用は、可能な限り抑えたいですよね。
費用を抑えるコツは、次の4つを参考にしてみてください。
<費用を抑えるコツ>
・複数社から見積もりを取って比較する
・遺品の買取に対応している業者を選ぶ
・見積もり無料の業者に見積もりを依頼する
・自分で整理できる物は整理しておく
遺品整理は心身ともに負担のかかる作業です。
費用面での負担を抑えられるよう、4つのコツを参考に業者を選んでみてください。
当社は見積もり完全無料、見積もり後の追加料金もありません。
また全スタッフが遺品整理士で、経験豊富なスタッフがご要望や状況に合わせたオーダーメイドプランをご提案いたします。
遺品整理業者選びに迷っているという方は、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ
遺品整理で出た家具は、処分方法の選択肢が多く費用や気持ちの面でも悩みやすい部分です。
粗大ゴミやリサイクル、遺品整理業者の活用など方法ごとの特徴を知っておくことで、自分に合った処分方法が見つかります。
また処分時の注意点や家族での話し合いも大切なポイントです。
作業の負担やトラブルを避けたい場合は、遺品整理業者に依頼するのもおすすめです。
家具は日常生活の中で当たり前に存在します。
そのため思い出と結びついていることも多いです。
だからこそ、自分の気持ちや状況に合った処分方法を見つけてください。