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遺品整理をする上で知っておくべき心構えとスムーズに進めるポイント
2024.04.08 遺品整理
心に大きな影響を与える、故人との別れのプロセスのひとつに遺品整理があります。
遺品整理は単なる片付けとは違い、故人への感謝や思い出を振り返り心の中も整理する大切な時間です。
この記事ではそんな遺品整理をする際の心構えと、スムーズに進めるポイントを紹介していきます。
遺品整理をする際の心構え
心身共に重い負荷のかかる遺品整理ですが、下記のような心構えを少ししておくだけでも軽い気持ちになれるかもしれません。
参考にしてみてください。
・故人への感謝の気持ちを込め、遺品整理を最後の対話と捉える
・十分な時間をとりながら、感情に流されすぎずに進める
・完璧を目指すことなくできることから少しづつ
・1人で全て抱え込むことなく周囲に助けを求める
以下に詳しく解説していきます。
故人への感謝の気持ちを込め、遺品整理を最後の対話と捉える
遺品整理は故人と過ごす最後の時間ともいえます。
そんな遺品整理を行うときに、故人への感謝の気持ちを思い出すと、心温まる作業になります。
例えば大切にしていたものを手に取ったら、故人の好きだったことや日常の一コマを思い浮かべたりしていると、故人の生きた証や愛着がみられるでしょう。
そして写真などを見ながら共に過ごした時間などに思いを馳せ、内心で話しかけることで心の中で故人との会話が生まれ心の整理の役割も果たせます。
十分な時間をとりながら、感情にながされすぎずに進める
遺品整理は、事情が許す限り急ぐ必要はありません。
ゆっくり十分な時間をかけることで心の準備もゆっくりと進められます。
一日の量を限定して無理なく進めることもおすすめです。
焦らず故人との時間を思いながら、少しづつ心の準備を進めていきましょう。
進めていくうちに悲しみや寂しさが湧き上がることもありますが、それは自然なことなので無理してとめようとする必要はありません。
とはいえ、そんな感情に支配され過ぎることも大変なので、強い感情が湧いたときには一旦中断して、散歩に出たり、親しい人と話したり、深呼吸をしたりして落ち着きましょう。
思い出を書き留めてみたりもおすすめです。
そのように感情を健康的に処理して心のバランスを保ちましょう。
完璧を目指すことなくできることから少しづつ
一度に全てを終わらせなくてはと完璧を目指してしまうとなかなか大変です。
できることから少しづつコツコツ進めた方が、心にも身体にも負担が少なくスムーズに整理できます。
具体的な進め方としては、部屋の一角だけから始めてみたり、特定の何かだけと決めて先に整理していく、などの小さなステップを作っていくとやりやすいかもしれません。
そんな地道な進め方をするうちに、遺品整理への自信がついていき、他の部分にも手を広げやすくなるでしょう。
1人で全てかかえこむことなく周囲に助けを求める
遺品整理を1人でやってみて難しいと感じた場合、家族や友人に協力を求めるという方法が挙げられます。
ポイントとしては、感情を共有して理解し合うこと、役割分担を明確にして作業を効率よく進める、感謝を伝え団結を強化すること、があげられます。
思い出話や感情を共有して心の負担を少しでも軽くして、前向きに遺品整理を進めましょう。
遺品整理をスムーズに進めるポイント
遺品整理の心構えができたところで、次にスムーズに進めるポイントをお伝えしていきます。
ここでは自分で遺品整理を行う場合について考えていきましょう。
・効率よく分類
・不用品の処分方法を確認
・時間とコストを管理
効率よく分類
故人との思い出を振り返る機会でもある遺品整理、ゆっくり進めたいところですが、分類は効率よくする必要があります。
効率よく分類するポイントとしては、カテゴリごと、使用頻度、感情的価値で分ける方法があります。
・カテゴリごとにわけることで、同じ種類の物がまとまるので処理が一気に進みやすくなる
・故人の使用頻度でわけると、よく使われていた物は感慨深くなるかもしれないが、あまり使ってなかった物は処分や寄付に進みやすい
・故人との思い出が詰まったものを別にすることで、思い出を大切にできる
また、処分するか悩むものは一旦保留にして、一定期間保存しておくのがおすすめです。
不用品の処分方法を確認
遺品整理をしていくと、不用品を処分する作業は必須です。
その際の注意点を確認しておくとスムーズに進みます。
・自治体に大型ゴミの処分方法を確認しておく(事前申込の有無や費用について)
・リサイクル可能なアイテムがあるかを見極める
・個人情報が含まれる物は、必要に応じてシュレッダー細断、専門業者に依頼する
遺品の仕分けは自分で行い、不用品の回収のみを業者に依頼することもできます。
時間とコストを管理
時間とコストを効率的に管理できると、遺品整理はスムーズで精神的な負担も軽減されるでしょう。
・遺品整理を始める前に、余裕を持った具体的な計画を立てる
・不用品処分費用、専門業者への依頼費用などは、いくつかの業者から見積もりをとってサービス内容や費用を比較する
・大きなゴミ袋、手袋、清掃用具、マーカー、ラベルなど、必要な道具を事前に用意すると作業がスムーズ
遺品整理業者に依頼するメリット
感情的にも身体的にも大きな負担がかかる遺品整理だからこそ、プロの業者に依頼して負担を減らし、丁寧な整理を行うこともできます。
プロの専門的な知識と経験から、遺族にとって最適な方法でサポートが可能です。
以下に遺品整理業者に依頼する具体的なメリットを挙げていきます。参考にしてみて下さい。
時間の節約になる
プロの遺品整理業者は、流れを熟知しているので作業が効率的に進みます。
そのため、自分でやるよりもはるかに短時間で完了することが可能です。
遺品整理の時間が短くなることで、重要な事務手続き、心のケアなど他のことに時間を使うことができるようになります。
遺品整理の知識が豊富
遺品整理業者は、様々な物の適切な処理方法も熟知しています。
個人情報が含まれた書類、特殊なアイテムなども、取り扱いに慣れているので、適切に処分することができて安心です。
また、遺品整理士は遺品整理に関するさまざまな知識がありますので、わからないことがあれば何でも聞くことができます。
心理的サポート
遺族にとっての遺品整理は心理的に大きな影響があるでしょう。
遺品整理業者は、遺族の心情を尊重した心理的なサポートや、思い出を振り返るお手伝いをしてくれることもあります。
また、サービス内容にお焚き上げ(遺品の供養)が含まれている業者が多いので、遺品を処分するということへの心理的な抵抗を和らげることができます。
まとめ
故人との思い出と向き合う、精神的に大きな負担となる遺品整理ですが、心構えをして気持ちを整えておくとスムーズに進めることができます。
時間をかけられなかったり、精神的・肉体的に負担となる場合は、プロの遺品整理業者に依頼をする方法もあります。
当社では、遺品整理を総合的にサポートしておりますのでお気軽にご相談ください。
遺品整理士が心を込めて大切な遺品を整理させていただきます。