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遺品整理は信頼できる業者に!見積もりの注意点や業者選びなどを解説
2024.10.30 遺品整理
この記事では、遺品整理の見積もりの取り方や注意点、業者の選び方などを解説します。
遺品整理の見積もりの取り方や料金、業者の選び方に不安を感じている方はぜひ参考にしてください。
見積もりを取る際の2つの基本ステップ
遺品整理を業者に依頼する場合、まずは見積もりを取る必要があります。
ここでは見積もりを取る際の基本ステップを2つご紹介します。
1.業者を調べる
遺品整理を業者に依頼すると決めたら、まずは業者を調べましょう。
<調べる方法(例)>
・『遺品整理 業者 住んでいる地域』で検索する
・遺品整理業者を紹介、比較しているサイトを利用する
業者を調べる際は、必ず複数の業者を調べましょう。
業者の中には悪徳業者もいるため、見積もり依頼前から1社に決めてしまうのはリスクがあります。
後ほど複数の業者に依頼するメリットや信頼できる業者の選び方など解説しますので、参考にしてみてください。
2.見積もりを取る
いくつか業者の候補を見つけたら、次に見積もりを取ります。
業者への見積もり依頼は
・業者に直接電話する
・業者のホームページにある問い合わせフォームを利用する
の2つの方法が一般的で、2〜3社に依頼するのが良いでしょう。
そして見積もりの取り方は、次の2つの方法があります。
見積もりの取り方 | メリット | デメリット |
電話やメールで情報を送り、見積もってもらう | 簡単に依頼できる | 大まかな費用しか分からない |
出張見積もり | 予定を合わせるなど、手間がかかる | 正確な見積もりが期待できる |
遺品整理の見積もりは、現場の状況により費用が大きく変動しやすいのが特徴です。
そのため正確な見積もりが期待できる出張見積もりをおすすめします。
『業者を絞り切れない』『とりあえず大体の費用が知りたい』という場合は、シミュレーションサイトで簡単な費用を確認するのもおすすめです。
見積もりを取る際の4つの注意点
遺品整理で業者に見積もりを取る際には、いくつか注意が必要です。
ここでは見積もりを取る際の注意点を4つご紹介します。
遺品整理の作業について調べておく
業者に見積もりを依頼する前に、まずは遺品整理の作業について調べておきましょう。
事前に作業内容を調べておくことで、見積もり依頼時に依頼内容や要望を細かく伝えられます。
また業者から見積もりをもらった際に、作業の過不足がないかを確認することも可能です。
見積もり依頼時に依頼内容や要望を細かく伝えておかないと
・契約後の見積もり内容の変更は対応不可
・追加料金が発生し予定より費用が高額になる
など、業者によってはトラブルになる可能性もあります。
そのため遺品整理の作業について事前に調べておくことをおすすめします。
複数の業者に依頼する
見積もりを取る際は、必ず複数の業者に依頼しましょう。
見積もり依頼時から1社に決めてしまうと、
・依頼する作業の相場が分からないため高額でも気づかない
・業者が得意な作業と依頼したい作業が合わない可能性がある
・費用比較ができないため交渉ができない
・悪徳業者に依頼してしまう可能性がある
などのリスクがあります。
さまざまな視点から業者を見るためにも、見積もりは複数の業者に依頼しましょう。
また見積もりを依頼する際には、業者に『相見積もりをする』と伝えるのも大切です。
依頼した業者が悪徳業者でなければ応じてくれるでしょう。
そのため相見積もりをすることで、悪徳業者か見極められるのです。
出張見積もりを依頼する
見積もりは出張見積もりを依頼しましょう。
先ほど解説した通り、遺品整理の依頼費用は現場の状況により大きく変動します。
そのため正確な見積もりが期待できる出張見積もりがおすすめです。
他にも出張見積もりを依頼すると
・スタッフの対応を確認できる
・その場で不明点を質問できる
などのメリットがあります。
また出張見積もりを依頼した際、訪問を嫌がったり電話やメールにこだわる業者がいます。
出張見積もりを嫌がる業者は悪徳業者の可能性が高いため注意しましょう。
女性や高齢者のみで対応しない
業者に見積もりを依頼する際、可能であれば女性や高齢者のみでの対応は避けましょう。
見積もりを依頼した業者が悪徳業者だった場合、女性や高齢者のみで対応すると
・強制的に契約させる
・依頼を断ると脅される
などのリスクがあります。
そのため見積もり依頼は女性や高齢者のみで対応しないようにしましょう。
出張見積もりの際は、男性を含めた複数人で対応すると安心です。
見積もりは何が記載されている?料金内訳も解説
遺品整理の見積もりは、基本的に次のような内容が記載されています。
見積もりの項目(例) | 記載内容 |
依頼内容・要望 | 依頼した内容や要望が記載されている (家の間取りや仕分けの方法、処分する家財の量など) |
料金明細
※遺品整理の費用相場は、後ほどご紹介します。 |
料金の内訳が記載されている <内訳(例)> ・人件費(間取りや作業量により変動) ・出張費(交通費、トラックの数により変動) ・仕分け作業費(仕分ける遺品が多いほど費用UP) ・処分費(処分する家具・家電が多いと費用UP) ・清掃費(間取りや汚れにより変動、業者によってはオプション) ・その他オプション費(買取、除菌や消臭作業など) |
家財リスト | 家財の数や処分方法、買取のものなどが記載されている |
オプション | 希望するオプションの詳細が記載されている |
見積もりの記載内容は、業者によりさまざまです。
そのため見積もりを確認し、不明点があれば必ず業者に確認しましょう。
見積もりで注意して確認すべき5つのポイント
遺品整理の見積もりで注意するのは、見積もりを取る時だけではありません。
ここでは見積もりで注意して確認するべきポイントを5つご紹介します。
責任者印が押印されているか
見積書をもらったら、まず責任者印が押印されているか確認しましょう。
責任者印は、作業する上での責任の所在を表します。
そのため責任者印の押印、もしくは記名されていない見積書を出す業者は悪徳業者の可能性があります。
また悪徳業者の場合、会社情報が曖昧なケースも多いです。
そのため責任者印の確認と合わせて、会社の所在地や連絡先などの会社情報が見積書に記載されていることも確認しましょう。
追加料金やキャンセル規定の記載はあるか
見積書に追加料金やキャンセルに関する規定が記載されているかも確認しましょう。
遺品整理作業では作業中に予期せぬことが起きる場合もあり、悪徳業者でなくても作業後に追加料金が発生してしまうケースも少なくありません。
そのため追加料金が発生する可能性がある作業について、細かく記載されているか確認することが大切です。
また契約後にやむを得ずキャンセルしなければならないこともあるでしょう。
その際、業者によってキャンセル料の規定が異なるため注意が必要です。
見積もり後のキャンセルからキャンセル料が発生する業者もあれば、作業の数日前までキャンセル料がかからない業者もあります。
そのためキャンセルに関する規定が記載されているかも必ず確認してください。
追加料金やキャンセルに関する規定が見積書に記載されていない業者は、悪徳業者の可能性があるため注意しましょう。
費用の内訳が細かく記載されているか
料金明細を見る際は、金額だけを見るのではなく内訳が細かく記載されているかも確認しましょう。
先ほど解説した通り、料金の内訳にはさまざまな項目があります。
そしてそれぞれの項目に関して、金額の根拠が必ずあります。
悪徳業者の場合、『作業 一式 〇〇円』などまとめて記載されており金額の根拠が分からないケースが多いです。
そのため『なぜこの金額なのか』という理由が細かく記載されているか、確認することが大切です。
曖昧な記載内容がないか
料金の根拠以外にも曖昧な記載内容がある場合は注意しましょう。
例えば『諸経費』『遺品整理一式』など、何が含まれているか分からない内容は必ず業者に確認してください。
また見積もりで少しでも気になる点がある場合は、具体的な説明を求めましょう。
具体的な説明を求めた際に、ごまかしたりハッキリ言わない業者は悪徳業者の可能性があるため注意してください。
複数社の見積もりを比較して明らかにおかしい業者は危険
複数社から見積もりを取って比較した際、明らかに他の業者と違う業者は悪徳業者の可能性があります。
例えば
・作業内容が他の業者と全く違う
・金額が1社だけ安すぎる、または高すぎる
など、『怪しい』『おかしい』と感じる場合は悪徳業者を疑った方が良いでしょう。
悪徳業者に依頼してしまうと、
・後から高額請求される
・遺品を盗まれる
・不用な遺品を不法投棄される(不法投棄は依頼主も罪に問われる可能性がある)
などの危険があるため注意が必要です。
遺品整理の費用相場
遺品整理を業者に依頼した際の費用は、間取りで大体の相場が決まります。
<遺品整理の費用相場>
間取り | 費用相場 | 作業時間の目安 | 作業人数の目安 |
1R・1K | 3~10万円 | 1~3時間 | 1~2名 |
1DK・1LDK | 6~20万円 | 2~6時間 | 2~4名 |
2DK・2LDK | 9~30万円 | 2~8時間 | 2~6名 |
3DK・3LDK | 15~50万円 | 4~12時間 | 3~8名 |
4LDK以上 | 20万円~ | 6~15時間以上 | 4~10名以上 |
しかし遺品整理の作業は遺品や処分する不用品が多かったり、処分する不用品の中に特殊なものがあるなど遺品の量や種類により費用が変動します。
そのため相場はあくまで参考程度と考え、正確な費用は業者に出張見積もりを依頼するのがおすすめです。
信頼できる業者を選ぶ7つのポイント
遺品整理は精神的な負担も大きいため、『適切な業者に依頼したい』と考える方も多いでしょう。
ここでは信頼できる業者を選ぶ際のポイントを7つご紹介します。
会社情報や口コミ・実績を確認する
業者を選ぶ際には、まず業者の会社情報や口コミ・実績を確認しましょう。
会社情報は業者のホームページから確認できます。
会社情報を確認する際は
・住所が存在するか
・連絡が取れる連絡先か(固定電話だと尚良し)
などを確認してください。
悪徳業者の場合は、架空の住所や連絡が取れない連絡先を掲載している可能性があります。
また口コミや実績は、SNSやGoogleマップ、業者のブログから確認できます。
SNSやGoogleマップの口コミは実際に利用した人の声を見ることができるため、自分が依頼した際のイメージが湧きやすくなるでしょう。
業者のブログでは、ビフォーアフターの写真やどういった状況で対応したかなどの実績を確認できます。
ただし、悪徳業者の場合は実績を偽装して記載しているケースもあるため注意しましょう。
必要な許可証を持っているか
遺品整理で出た不用品を処分したり買い取る場合は、許可証が必要です。
そのため業者を選ぶ際は、必要な許可証を持っている業者か確認しましょう。
必要な許可証 | 理由 |
一般廃棄物収集運搬業許可 | 不用品を回収したり処分する際に必要
※この許可証は取得のハードルが高いため、持っている業者は安心 |
古物商許可 | 買取を行う際に必要 |
一般廃棄物収集運搬業許可を持っていないと不用品を不法投棄される可能性があります。
不法投棄は依頼主も罪に問われる場合があるため注意が必要です。
ただし一般廃棄物収集運搬業許可を持っていない業者でも、一般廃棄物収集運搬業許可を持っている業者と提携している場合は問題ありません。
そのため一般廃棄物収集運搬業許可を持っているか、または持っている業者と提携しているか確認すると良いでしょう。
遺品整理士の資格を持っているスタッフがいるか
遺品整理は特殊な作業で精神的な負担も大きいため、より専門家に任せた方が安心です。
遺品整理にも『遺品整理士』という専門家がいるのをご存じでしょうか。
遺品整理士とは、遺品整理に関する知識を持っている遺品整理の専門家です。
遺品整理士は単純に遺品を仕分けるのではなく、遺族の気持ちに寄り添いながら
・遺族に合わせた遺品の仕分け
・遺品の捜索
・遺品整理に関する相談やアドバイス
・相続の手続きに関するサポート
・遺品の供養
などを行ってくれます。
そのため
・少しでも安心して業者に依頼したい
・遺品整理のサポートをしてほしい
・遺品整理以外にも相談したい
という方は、遺品整理士の資格を持っているスタッフがいる業者を選ぶと良いでしょう。
スタッフの対応が良いか
信頼できる業者を選ぶためには、スタッフの対応を確認することも大切です。
スタッフの対応を確認する際は
・電話の対応が丁寧か
・見積もり内容や説明が分かりやすいか
・見積もりは細かい点まで記載されているか
・質問に真摯に対応してくれるか
・遺族の気持ちに対して配慮があるか
などをチェックすると良いでしょう。
スタッフの対応は、契約後の対応にもつながります。
依頼前から対応の良いスタッフが在籍している業者は信頼できるため、スタッフの対応は必ずチェックしましょう。
料金プランが分かりやすいか
料金プランが分かりやすい業者を選ぶのも、業者選びのポイントのひとつです。
遺品整理では、作業中に予期せぬことが起こる場合も少なくありません。
そのため
・料金プランが分かりにくい(料金プランが少ない)
・オプションが細かく設定されていない
といった業者の場合、後から高額な追加費用を請求される可能性があります。
料金プランが分かりやすく料金プランやオプション設定が多い業者は、依頼する側への配慮を感じることができます。
そのため業者を選ぶ際は、料金プランが分かりやすい業者を選ぶのがおすすめです。
しつこい勧誘には気を付ける
業者の中にはしつこく勧誘の電話をしたり、連絡をせずに訪問してくる悪徳業者もいます。
しつこい勧誘をする業者が、遺族の気持ちに寄り添うことはできません。
そのため作業を依頼してしまうと、
・依頼と異なる結果になる
・勝手にオプションをつけられる
などのリスクがあります。
また連絡をせずに訪問してくる業者は、
・その場で強制的に契約させる
・依頼を断るとキャンセル料を取る
などトラブルになる可能性が高いです。
そのためしつこい勧誘やセールスをしてくる業者には十分注意しましょう。
費用だけでは決めない
業者を決める際、費用だけを見て決めるのは危険です。
複数の業者を比較して、明らかに安い業者は悪徳業者の可能性があります。
また費用が安い業者には、安い理由が必ずあります。
そのため業者を決める際は費用だけでなく、
・スタッフの対応
・必要な許可証、資格を持っているか
など、あらゆる観点で決めるのがおすすめです。
安すぎる業者は後から高額請求してくる可能性があるため注意しましょう。
遺品整理の費用を抑える6つのコツ
遺品整理を業者に依頼する際は適正な価格で、可能であれば費用を抑えて依頼したいと考える方もいるでしょう。
ここでは遺品整理の費用を抑えるコツを6つご紹介します。
可能であれば自力で整理しておく
可能であれば自力で遺品を整理しておくと、業者に依頼する費用を抑えられます。
業者への依頼費用は遺品の量や種類により変動するため、整理する遺品が少なくなれば費用を抑えられるのです。
特に重要な遺品は自力で探しておくと、業者に探してもらう作業時間を減らせるため費用を抑えられる可能性が高まります。
また不用品の処分も可能であれば、自力で行うと良いでしょう。
業者への依頼費用の中には、不用品の処分費も含まれます。
そのため処分するものが少なくなれば、費用も抑えられるのです。
ただし、費用を抑えたいからと無理に遺品を整理するのは危険です。
捨ててはいけないものを捨ててしまったり、作業中に怪我をするなどのリスクがあります。
自力で遺品を整理する際は、できる範囲で行うようにしましょう。
どこまで作業を依頼するか明確に決めておく
遺品整理の作業を把握した上で、どこまでの作業を業者に依頼するか明確に決めておくことも大切です。
業者に依頼する作業を決めておくことで、不要なオプション追加を避けられるため費用を抑えられます。
遺品整理の作業を把握せずになんとなく業者に依頼してしまうと、『業者におすすめされるオプションをすべてつけてしまう』可能性があります。
また依頼する業者が悪徳業者の場合、まったく関係のないオプションをおすすめされるかもしれません。
無駄な費用を抑えるためにも、どこまでの作業を業者に依頼するのか決めておくことが大切です。
複数社の見積もりを比較する
依頼費用を少しでも抑えるために、見積もりは必ず複数社から取り比較しましょう。
複数社から見積もりを取ると、費用を比較し交渉材料として使用できます。
他にも
・依頼する作業の費用相場を把握できる
・各業者の得意分野が分かる
といったメリットがあります。
交渉できれば費用を抑えられる可能性が高まるため、見積もりは複数社から取ることが大切です。
出張見積もりが無料の業者を選ぶ
業者によっては出張見積もりが有料の業者もいます。
そのため少しでも費用を抑えたい方は、出張見積もりが無料の業者を選ぶと良いでしょう。
出張見積もりが無料かを確認する方法は、業者のホームページを確認するか直接業者に聞いてみてください。
ただし『出張見積もり無料』と謳っていても、見積もり後に依頼をキャンセルすると出張費用を請求する悪徳業者もいます。
そのため、不安な場合はSNSやGoogleマップなどの口コミを確認するのがおすすめです。
買取してくれる業者を選ぶ
不用な遺品を買い取ってくれる業者を選ぶのも、費用を抑えるコツです。
遺品整理後に不用品を買い取ってもらえれば、買取費用を依頼費用に充てられます。
また業者に作業と合わせて買い取ってもらうことで、自力でリサイクルショップに持って行ったりフリマアプリで売るなどの手間もかかりません。
素人が見ると売れなさそうなものでも意外に買い取ってもらえたり、場合によっては高額で買い取ってもらえるケースもあります。
そのため不用な遺品はとりあえず買い取ってもらえるか確認すると良いでしょう。
業者の都合に合わせた作業日にする
遺品整理のスケジュールに余裕がある場合は、業者の都合に合わせて作業日を決めるのもおすすめです。
業者に依頼する際に作業日を指定すると、オプションとして追加料金が発生する場合があります。
作業日を指定しなければ追加料金が発生しないため、費用を抑えられる可能性が高まります。
ただし業者によって作業日の指定をオプションにしているか異なるため、依頼前に確認してみてください。
遺品整理でよくある疑問6選
遺品整理は作業内容や業者選びなど分からないことが多く、不安に感じる方も多いでしょう。
ここでは遺品整理でよくある疑問を6つご紹介します。
遺品整理を業者に依頼する目安は?
遺品整理を自力で行うことも可能ですが、遺品整理の他にも手続きなどやることも多く大変です。
そのため次のような場合は、業者に依頼することをおすすめします。
<遺品整理を業者に依頼する目安>
・遺品の量が多い
・処分する不用品の中に特殊なものがある
・遺品整理をする時間がない
・遺品整理を一人で行わなければならない
・遺品を整理する家が遠方で通えない
・ゴミ屋敷になっている
・流れ作業ではなく、遺品としっかり向き合いたいと考えている
見積もりを依頼するタイミングは?
遺品整理は『四十九日後、葬儀後、手続き後、相続前』のタイミングで行うのが一般的ですが、『遺品を整理する心の準備ができた』時が最適なタイミングといえます。
そのため見積もりを依頼するタイミングも、遺品整理を業者に依頼すると決めた時がおすすめです。
ただし業者に依頼するのは、
・遺品整理をどう進めるか
・スケジュールはどうするか
など親族と遺品整理について話し合った後にしましょう。
話し合いをせず勝手に進めてしまうと、後でトラブルになる可能性が高いため注意が必要です。
出張見積もりにかかる時間はどれくらい?
出張見積もりを依頼した際にかかる時間は、業者にもよりますが30分〜1時間程度と考えておきましょう。
また見積もりは、早くて当日、遅くても2〜3日でもらえるケースが多いです。
見積もりが遅すぎる業者は、そのあとの対応も遅い可能性があるため注意しましょう。
遺品整理は『手続きなどでスケジュールが決まっているため急いで対応したい』という方も多いです。
そのため遺品整理業者は、一般的に依頼主のスピード感に合わせて対応してくれます。
もし見積もりを依頼した業者が1週間以上見積もりを準備しない場合は、避けたほうが良いでしょう。
遺品の供養は可能?
業者によっては遺品を供養してくれます。
遺品の供養には
・感謝の気持ちを届ける
・遺品や思いを亡くなった人に返す
・悪い縁を切る
・自分自身の気持ちが落ち着く
といった意味があります。
そのため少しでも供養が気になっている場合は、業者に確認してみてください。
その際、費用も確認するようにしましょう。
寺院と提携している業者であれば、安心して依頼できるためおすすめです。
作業当日に注意することは?
作業当日は、次の4点に注意しましょう。
作業当日の注意点 | 理由 |
依頼した作業を確認しておく | 万が一業者が作業を間違えた際に指摘できる |
ライフラインは止めない | 汚れている遺品をキレイにしたり遺品整理した後の部屋の清掃をする際に、水道や電気が必要のため |
作業中の近隣への配慮を忘れない | 通行の妨げや騒音など、後でトラブルになる可能性があるため |
処分は勢いで決めない | 勢いで捨ててしまうと、後で後悔する可能性があるため(迷う場合は一時保管がおすすめ) |
お金は事前に用意しておく | まとまった金額が必要のため(追加料金の発生も考慮し、多めに用意すると良い) |
作業当日でも、作業中に不明点などが出てきた際は必ず業者に確認してください。
悪徳業者に依頼してしまうとどうなる?
悪徳業者に依頼してしまうと、次のようなトラブルに遭う可能性があります。
<トラブルの例>
・高額請求や不当な追加請求
・不法投棄される(不法投棄は依頼主も罪に問われる可能性がある)
・遺品を盗まれる
・雑な作業をされる
・不用品を安く買いたたかれる
精神的な負担が大きい遺品整理で、悪徳業者にだまされるのは避けなければなりません。
そのため業者を選ぶ際は、先ほどご紹介した業者を選ぶポイントをぜひ参考にしてみてください。
もし悪徳業者に依頼してしまった場合は、早めに消費者センターや弁護士に相談しましょう。
まとめ
遺品整理を業者に依頼する際は、業者を調べて見積もりを取る必要があります。
見積もりを取る際は、複数の業者に出張見積もりを依頼するようにしましょう。
また見積もり依頼は、可能であれば女性や高齢者のみで対応しないよう注意してください。
見積書をもらったら、責任印が押印されているかや追加・キャンセル料金に関する内容が記載されているか確認しましょう。
複数社の見積もりを比較して明らかにおかしい業者は、悪徳業者の可能性があるため注意が必要です。
また悪徳業者にだまされないよう、業者を選ぶ際は会社情報や口コミ・実績をチェックし、必要な許可や遺品整理士の資格を持っている業者を選ぶと良いでしょう。
遺品整理はやることが多く精神的な負担も大きいため、業者に依頼するのがおすすめです。
業者に依頼する際は、ご紹介した見積もり時の注意点や業者の選び方をぜひ参考にしてみてください。