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遺品整理で残すもの11選!スムーズに進める手順や保管方法も解説
2024.10.16 遺品整理
遺品整理は感情的な負担が大きく、残すものと処分するものをその都度選別するのは難しい作業です。
この記事では遺品整理で残すもの11選やスムーズに作業を進める手順、遺品の保管方法など遺品整理に役立つ情報を詳しく解説します。
遺品整理で何を残すべきなのか、迷う場合はどう対処をするべきなのかなど不安を感じている方はぜひ参考にしてみてください。
遺品整理で残すもの11選
遺品整理で何を残すべきか分からないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは遺品整理で残すもの11選をご紹介します。
下記の『遺品整理で残すもの一覧』も、ぜひ参考にしてみてください。
遺品整理で残すもの一覧 | |
1 遺言書やエンディングノート | |
2 遺言書に記載されているもの | |
3 お金に関係するもの(現金や通帳など) | |
4 身分証明書(運転免許証や保険証など)、印鑑 | |
5 重要書類(契約書や権利書など) | |
6 保管されているすべての鍵 | |
7 レンタルなどの借用品 | |
8 金銭的な価値があるもの(貴金属やコレクションなど) | |
9 デジタル機器 | |
10 思い出があるもの(手紙や写真など) | |
11 捨てるか判断に迷うもの |
遺言書やエンディングノート
遺言書やエンディングノートは必ず残しておきましょう。
遺言書やエンディングノートには、亡くなった人の意志が記載されています。
そして正式な書き方で記載されている遺言書は法的な効力を持ち、相続手続きの際にも必要です。
またエンディングノートには法的な効力はありませんが、亡くなった人の希望が正確に記載されています。
そのため相続や遺品整理で可能な限り亡くなった人の希望に添えるよう、遺言書やエンディングノートは捨てずに残しておくことが大切です。
遺言書に記載されているもの
遺言書に記載されているものは、勝手に捨ててはいけません。
遺言書に記載されているものは相続人同士で話し合い、正しく相続手続きをしなければなりません。
相続する予定の人が相続放棄をするかもしれませんが、意志を確認せず勝手に捨てると
・盗んだと疑われる
・訴えられて裁判になる
など、トラブルに発展する可能性があります。
そのため遺言書に記載されているものは、どんなものであってもすべて残しておきましょう。
お金に関係するもの
お金に関係するものは、少額でも必ず残しておきましょう。
お金関係はトラブルになりやすいため注意が必要です。
<お金に関係する遺品(例)>
・現金
・通帳
・クレジットカード
・交通系ICカード
・電子マネー系のカード
・証券
・年金証書
他にもお金に関係するものの中には、スマートフォンにインストールされている電子マネーもあります。
亡くなった人が普段から電子マネーを利用していた場合は、スマートフォンも確認してみてください。
お金に関係するものは、遺産の正確な総額を把握する際にも重要です。
そのため勝手に持ち出したり使わないよう注意しましょう。
身分証明書、印鑑
身分証明書や印鑑も残して保管しておくことが大切です。
身分証明書や印鑑は、契約解除の手続きなどで必要になるケースがあります。
また身分証明書は基本的に返却の義務があるため、必ず残しておきましょう。
<身分証明書(例)>
・運転免許証:警察署に返却
・マイナンバーカード:市区町村役場に返却
・保険証:勤務先または市区町村役場に返却
・介護保険証:市区町村役場に返却
・パスポート:各都道府県のパスポートセンターに返却
重要書類
重要書類も遺産の把握に必要なため、必ず残しておきましょう。
<重要書類(例)>
・さまざまなサービスの契約書
・土地の権利書
・領収書
・賃貸契約書
契約書や権利書は、昔に作成されたものでも法的な効力があります。そのため遺産相続の際には必要な書類です。
また契約書を確認することで、亡くなった人が生前利用していたサービスなどの把握もできます。
不要な契約書は速やかに解除すべきですが、契約書がなければ『そもそもどんな契約をしていたか』を把握できません。
そのため契約書や権利書といった重要な書類は大切に保管してください。
保管されているすべての鍵
家に保管されているすべての鍵も、遺品整理で残すもののひとつです。
鍵は家の鍵だけでなく
・金庫の鍵
・車の鍵
・倉庫の鍵
・机の引き出しの鍵
などさまざまな種類があります。
鍵だけ出てきても、何の鍵か分からないかもしれません。
しかし亡くなった人は何か大切なものを保管するために、鍵をかけたと考えられます。
そのため鍵をかけたものの中には、大切なものが入っている可能性が高いです。
大切なものを見つけるためにも、何の鍵か分からなくても鍵は保管しておくことが大切です。
レンタルなどの借用品
借用品は返却しなければならないため、必ず保管しましょう。
<借用品(例)>
・レンタル品(DVDやWi-Fiルーターなど)
・会社で借りているもの(制服、書類など)
・人から借りているもの(本やCDなど)
借用品の中でもレンタル品は、契約期間が過ぎていると追加料金が発生したり毎月料金が発生するものもあります。
そのため見つけたら早めに返却するか、契約解除の連絡をしましょう。
また借用品を誤って捨ててしまうと、賠償金を請求される可能性があります。
そのため遺品整理をする際は、まず亡くなった人の所有物かどうかを確認するようにしてください。
金銭的な価値があるもの
遺品の中には金銭的な価値があるものもあります。
査定してもらうと高値で買い取ってもらえる場合もあるため、残しておきましょう。
<金銭的な価値があるもの(例)>
・貴金属、宝石
・着物
・ブランド品
・美術品
・時計
・家具や家電
・コレクションしていたもの(お酒やフィギュアなど)
・本、CD
遺品を見つけた際に箱に入っていたり、説明書などの付属品がある場合は一緒に保管しておきましょう。箱や付属品は高額買取につながります。
また、コレクションしていたものや本、CDなどは素人から見ると『買い取ってもらえなさそう』と感じるかもしれません。
しかし最近はレトロなものの人気があったり、販売中止になっているものは高値で買い取ってもらえるというケースもあります。
そのため亡くなった人が趣味で集めていたものは残しておくのをおすすめします。
デジタル機器
デジタル機器の中には、あらゆる情報が残っている可能性が高いです。
そのためパソコンやスマートフォンといったデジタル機器も必ず残しましょう。
<デジタル機器に残っているもの(例)>
・利用していたサービスのアカウント情報
・写真や動画のデータ
・契約書類などのデータ
・連絡先情報
デジタル機器の中には、連絡先といった個人情報も含まれる場合があります。
そのため悪用されたり情報漏えいしないよう管理して、大切に保管してください。
思い出があるもの
亡くなった人との思い出があるものも残しておくことをおすすめします。
<思い出のもの(例)>
・直筆の手紙や日記
・写真
・生前大切にしていたもの
思い出はお金では買えません。
捨ててしまうと取り戻せないため、後悔する可能性が高いです。
そのため大切に保管しましょう。
ただし写真など量が多いものは、すべて残すと保管に困ってしまいます。
データ化できるものはデータにして残しておくと、保管しやすくなるためおすすめです。
捨てるか判断に迷うもの
捨てるか判断に迷うものは、勢いで捨ててしまうと後悔する可能性が高いです。
また親族に確認せずに捨ててしまうとトラブルになる可能性もあります。
そのため判断に迷うものはとりあえず残しておきましょう。
ただし捨てるか迷うものをずっと保管していては遺品整理が進みません。
そのため判断に迷うものの保管をどうするか、事前にルールを決めておくと良いです。
後ほど迷うものも含めた遺品の仕分け方を解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
遺品整理をスムーズに進める5つの手順
遺品は思っている以上に量が多かったり気持ちの整理がつかないなど、なかなか作業が進まない場合もあります。
ここでは遺品整理をスムーズに進める手順を5つご紹介します。
遺言書・エンディングノートを確認する
まずは遺言書やエンディングノートを探しましょう。
遺言書やエンディングノートには、遺品に関する亡くなった人の希望や要望が書かれています。
遺品整理を進める際の参考になるため、作業をする前に必ず内容を確認しましょう。
遺言書とエンディングノートの大きな違いは、法的な効力があるかどうかです。
遺言書は法的な効力があるため相続など手続きが必要になりますが、どちらも『亡くなった人の意志が書かれている』ということに違いはありません。
亡くなった人の気持ちを尊重して遺品整理を進めるためにも、まずは遺言書やエンディングノートを確認しましょう。
残す・捨てるの基準を決める
次に遺品で残すもの・捨てるものの基準を決めましょう。
基準を事前に決めておくと、作業をスムーズに進められます。
基準を決める際は、必ず親族で話し合って決めてください。
親族間で基準を合わせておかないと、後でトラブルになる可能性が高いです。
基準の決め方に迷う場合は、先ほどご紹介した『残すもの一覧』を参考にしてみてください。
『残すもの一覧』の他にも
・まだ使えそうなものは残す
・保管に困るものは捨てる
といった基準で決めるのもおすすめです。
遺品を探し実物を確認する
基準を決めたら、次は遺品を探して実物を確認しましょう。
特にお金に関係するものや身分証明書といった貴重品は、手続きなどで必要です。
そのためまずは貴重品から探すことをおすすめします。
また遺品を探すのと同時に、貴重品や契約書、借用品などカテゴリーごとに分けておくと後の作業が楽になります。
遺品整理は整理するものの量が多いため、目の前にあるものを順番に仕分けてもなかなか作業は進みません。
一方で遺品をカテゴリー別に分けてから仕分けると、各カテゴリーで仕分けの判断ができるため楽に仕分けられます。
そのため仕分けの事前準備として、カテゴリー別に分けながら遺品を探してみてください。
遺品の仕分け
遺品を確認してカテゴリー別に分けたら、次は仕分けを行います。
仕分ける際は残すもの、捨てるものの他に保留を作っておくことをおすすめします。
遺品整理の判断基準を決めていても、量が多いとその場で即断即決するのは大変です。
捨てるか迷ってしまう場合もあるでしょう。
そこで保留を作っておくと、迷った場合は保留にできるため手を止めずに仕分けができます。
ただし保留の量が多くなってしまったり、保留のものをずっと保管していては遺品を整理できません。
そのため
・他の親族がいらないと判断したら捨てる
・保留のものの保管期間を決めておく
・すべての仕分けが終わった後で、保留のものはゆっくり仕分ける
など、保留に関するルールを決めて作業を進めると良いでしょう。
買取に出すものを探す
仕分けが完了したら、最後は仕分けたものの中から買取に出すものを探しましょう。
『どれがお金になるか分からない』という方は、先ほどご紹介した『残すもの一覧』のお金に関係するものを参考にしてみてください。
遺品の中には、素人が見るとゴミに見えるものでも買い取ってもらえる場合があります。
『価値がなさそう』と思っていたものでも高額で買い取ってもらえるケースもあるため、少しでも『売れるかもしれない』と感じるものは残しておくと良いでしょう。
遺品整理で気を付けるべき6つの注意点
遺品整理では作業する際にいくつか注意が必要です。
ここでは遺品整理で気を付けるべき6つの注意点をご紹介します。
親族と話し合う
遺品整理を始める前に、必ず親族で話し合いをしてください。
話し合いをせず勝手に捨てると、トラブルに発展する可能性が高いです。
そのため親族で話し合う際は
・相続放棄する人はいないか
・遺品整理はいつから誰が行うか
・遺品整理にかかるお金はどうするか
・保管場所はどうするか
・残しておきたいものはあるか
・遺品の相続はどうするか
など、後でトラブルにならないよう細かく話し合うことをおすすめします。
スケジュールは事前に決めておく
遺品整理は整理するものの量が多いため時間がかかります。
そのためスケジュールは事前に決めておきましょう。
遺品の量が多ければ多いほど、作業は長期間になります。
しかし遺品整理は『整理できたら終わり』というわけではなく
・不用品を処分する
・買取を依頼する
・相続の手続きをする
・利用していたサービスの契約を解除する
など、遺品整理後にもやらなければならない作業は多いです。
そのため遺品整理後に行う作業の予定も考慮して、余裕を持ったスケジュールを立てるようにしましょう。
遺品を相続する際は税金や届出を確認する
相続する遺品の中には、価値が高いものもあるでしょう。
価値が高い遺品を相続する場合、贈与税や相続税といった税金の申告が必要になる可能性があるため注意が必要です。
また相続するものによっては届出が必要になるケースもあります。
もし届出を出さずに相続してしまうと、法律に違反したとになり罰則が課せられるかもしれません。
そのため自分が相続するものが決まったら、遺品の中で税金の申告や届出が必要なものがないか必ず確認してください。
捨てるものの搬出・処分方法を決めておく
遺品整理で捨てると決めたもの中には、大型家電・家具など搬出や処分が大変なものもあるかもしれません。
捨てるものをスムーズに整理できるよう、搬出や処分の方法は事前に決めておくことが大切です。
燃えるゴミなど一般ゴミで捨てられるものであれば、搬出も処分もそれほど難しくありません。しかし一般ゴミで捨てられないものは
・粗大ゴミの引き取りを予約する必要がある
・ゴミ処理場に持っていかなければならない
・専門業者に処分を依頼する
など、手間と時間がかかります。
そのため遺品の中で簡単には捨てられないものが多い場合は、遺品整理業者に依頼することをおすすめします。
後ほど遺品整理業者を利用するメリットをご紹介しますので、参考にしてみてください。
ライフラインはすぐに止めない
もう使っていない家のライフラインは、料金を考えるとすぐに止めたくなるかもしれません。
しかし遺品整理が終わるまでライフラインは止めないようにしましょう。
遺品整理をしていると、遺品が汚れていたりホコリを被っているものもあります。
また遺品整理した後の部屋は、ものがなくなり汚れが目立つかもしれません。
汚れている遺品をキレイにしたり遺品整理した後の部屋の清掃をする際に、水道や電気が必要です。
そのため遺品整理が終わるまでは、ライフラインは止めないことをおすすめします。
空き家だとバレないようにする
誰も住んでいない家の遺品整理を行う際は、空き家だとバレないよう注意してください。
空き家の放置は盗難や放火といった犯罪に巻き込まれる可能性があります。
遺品整理中に盗難に遭うと、ものが整理されているため貴重品や金品など盗まれやすくなるでしょう。
そのため空き家の遺品整理をする際は、空き家だとバレないように作業することが大切です。
<空き家だとバレないようにする方法(例)>
・ポストに郵便物やチラシが入ったままにしない
・家の周りを掃除する(落ち葉などゴミをためない)
・庭の雑草は手入れしておく
・窓や壁が壊れている場合は臨時でも直しておく
捨ててはいけないものを捨ててしまった!どうすれば良い?
遺品整理は遺品の数が多いため、気を付けていても誤って捨ててはいけないものを捨ててしまうかもしれません。
ここでは捨ててはいけないものを捨ててしまった場合の対処法を2つご紹介します。
お金に関係するものや重要書類
お金に関係するものや重要な書類を誤って捨ててしまった場合は、焦らずに対処することが大切です。
焦ってしまうと正確な判断ができないため、取り戻せる方法に気づかなかったり他にも捨ててはいけないものを捨ててしまう可能性があります。
そのため焦ってしまうかもしれませんが、可能な限り冷静に対処しましょう。
<対処法>
・捨ててから時間がたっていなければゴミ回収の業者に連絡する
・書類などは再発行できるか確認する
・どうしても取り戻せない場合は、弁護士など専門家に相談する
思い出があるもの
誤って思い出があるものを捨ててしまった場合、取り戻せる可能性があるものとないものがあります。
手紙や日記といった直筆で書かれたものなどを取り戻すのは難しいでしょう。
写真はデジタル機器にデータとして保存されている可能性があるため、パソコンなどで確認してみてください。
また他の親族や知人が同じものを持っているかもしれません。
同じものを持っていれば、複製したりデータでもらうなどして取り戻せる可能性があります。
思い出があるものを捨ててしまうと、取り戻せたとしても精神的なダメージがありつらい思いをするでしょう。
そのため誤って捨ててしまう前にデータに残すなど対策しておくことをおすすめします。
遺品を残すか捨てるか迷う理由と対処法
遺品整理をしていると、残すか捨てるか迷うことも多いです。
ここではなぜ迷うのか、その理由と3つの対処法をご紹介します。
なぜ迷うのか
遺品を残すか捨てるか迷うのには、次のような理由が考えられます。
<迷う理由>
・自分のものではないため正確に判断ができない
・思い出がよみがえり冷静に選別できない
・罪悪感を感じてしまう
・気持ちの整理がついていない
・時間や気持ちの余裕がない
遺品整理は亡くなった人との別れを経験した後に行う作業です。
そのため気持ちの整理がついていなかったり余裕がなく、残すか捨てるか判断できないのかもしれません。
また自分のものでも、整理する際に捨てるか迷う場合があります。
遺品となると自分のものではないため、判断に迷ったり罪悪感を感じてしまうのは当たり前です。
『何度も残すか捨てるか迷ってしまい、なかなか遺品整理が進まない』という方は、ぜひ次にご紹介する対処法を参考にしてみてください。
迷った際におすすめ!3つの対処法
遺品整理での理想は『捨てるか迷ったものは残す』ということかもしれません。
しかしすべてを残していては、遺品が整理できず保管も大変です。
そこで迷った際におすすめする対処法を3つご紹介します。
複数回に分けて作業する
作業を複数回に分けて行うと、気持ちの整理ができるため迷っていたものも正確に判断できる可能性が高まります。
そのため迷ったものは、保留として一時保管しておくと良いでしょう。
一気に整理してしまうと、
・勢いで大切なものまで捨ててしまう
・遺品すべてで迷ってしまい整理できない
などのリスクもあります。
複数回に分けて作業すると、その都度冷静な気持ちで遺品と向き合えるためおすすめです。
捨てる以外の方法を考える
捨てることに罪悪感を感じてしまう場合は、捨てる以外の方法を検討するのも良いでしょう。
<捨てる以外の方法(例)>
・お焚き上げをする
→神社が供養してくれる
・再利用する
→寄付やリサイクルなど
・形見分けをする
→親族や友人に譲る
お焚き上げは『遺品や思いを亡くなった人に返す』という意味があります。
また再利用や形見分けをすると、遺品に新たな役目を与えられます。
そのため罪悪感や抵抗を感じることなく整理できるでしょう。
遺品整理業者に依頼する
気持ちに余裕がなかったり思い出がよみがえってしまい作業が一向に進まない場合は、遺品整理業者に依頼するのもおすすめです。
遺品整理業者に依頼すると、こちらの気持ちに寄り添いながら丁寧にかつ冷静に作業をしてくれます。
また自分だけで遺品整理をしていると、遺品整理以外にも処分や保管方法など考えることが多く気が滅入るかもしれません。
しかし遺品整理業者に依頼すればすべての作業を行ってくれるため、遺品としっかり向き合えます。
後ほど遺品整理業者に依頼するメリットをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
『とりあえず残す』は注意が必要
遺品整理を進めるためにも『迷ったらとりあえず残そう』と思うかもしれませんが、『とりあえず残す』には注意が必要です。
対処法でご紹介した『保留としての一時保管』であれば、再度整理する機会があるため残ったままになることは少ないでしょう。
しかし『とりあえず残す』にしてしまうと、永遠に残ってしまう可能性があります。
特に優柔不断な方は判断ができず、残ったままになってしまうかもしれません。
遺品が残ったままになってしまうのは、『遺品を放置する』と同じです。
『とりあえず残す』が遺品の放置にならないよう、迷ったら先ほどご紹介した対処法をぜひ参考にしてみてください。
残すものはどう保管する?おすすめの保管方法3つ
遺品整理は整理するだけでなく、整理した後の保管方法も決めておかなければなりません。
ここではおすすめの保管方法を3つご紹介します。
データ化する
写真や書類など、データ化できるものはデータとして保管することをおすすめします。
<データ化するメリット>
・パソコンやスマートフォンに残しておけば、いつでもどこでも閲覧可能
・保管するための場所を用意する必要がない
・手元に欲しくなった場合は、印刷で対応できる
・紙の保管は劣化の恐れがあるが、データは劣化しない
このようにデータ化には多くのメリットがあるため、データ化できるものはデータにしておくと良いでしょう。
収納スペースのレンタルを活用する
家に遺品を保管するスペースがなかったり、予想以上に残す遺品があった場合は収納スペースをレンタルするのもおすすめです。
収納スペースのレンタルというと、コンテナ型のトランクルームをイメージするかもしれません。
しかし最近では段ボールなどのボックスタイプやスマートフォンで簡単に手続きができるサービスもあります。
そのため『大きな収納スペースは必要ないけど少し預けたい』という場合にも、手軽に利用できるでしょう。
ただし貴重品や頻繁に取り出す必要があるものなどは、手元に置いておくことをおすすめします。
リメイクして使用する
保管するにはかさばる服やアクセサリーなどは、リメイクして使用するのも良いでしょう。
<リメイク方法(例)>
・服をカバンにする
・着物をぬいぐるみにする
・指輪をネックレスやキーホルダーにする
他にも服のサイズを小さくして、ぬいぐるみの服にリメイクしてくれるサービスなどもあります。
身近なものにリメイクすれば、亡くなった人との思い出もより大切にできるでしょう。
遺品整理は遺品整理業者に依頼するのがおすすめ
遺品整理は分からないことが多く気持ちの整理も必要なため、なかなか思うように進みません。
そのため遺品整理は遺品整理業者に依頼するのがおすすめです。
<遺品整理業者に依頼するメリット>
・気持ちに寄り添って丁寧にかつ冷静に作業してくれる
・整理だけでなく搬出や処分、清掃などすべての作業を行ってくれる
・数ヶ月かかる作業も、1日~数日で完了する
・こちらの都合に合わせて依頼できる
・不用品を買い取ってくれる
・立ち合いなしでも作業可能
他にも遺品整理業者が作業してくれると、遺品としっかり向き合えるといったメリットもあります。
そのため
・遺品整理の方法が分からない
・遺品整理をする時間がない
・遺品の量が多い
・処分などが面倒
・遺品整理する場所が遠方で行けない
・気持ちとしっかり向き合いたい
という方は遺品整理業者に依頼することをおすすめします。
まとめ
遺品整理で残すものは遺書に書かれているものやお金に関係するものだけでなく、生前コレクションしていたものなども残しておきましょう。
残す・捨てるの基準を決める際には、必ず親族で話し合いをしてください。
話し合いをせずに勝手に進めてしまうと、後でトラブルになる可能性が高いです。
遺品整理で残すか迷ってしまう理由は、気持ちの整理がついていなかったり余裕がないからかもしれません。
残すか迷ってしまい作業が進まない場合は、複数回に分けて作業したり捨てる以外の方法を考えてみてください。遺品整理業者に作業を依頼するのもおすすめです。
遺品整理業者に作業を依頼すると、気持ちに寄り添って丁寧にかつ冷静に作業してくれます。
他にも素早い対応や不用品の買取など、遺品整理業者に依頼するメリットは多いです。
遺品整理業者が作業してくれると遺品としっかり向き合えるため、遺品整理は遺品整理業者に依頼することをおすすめします。