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遺品のぬいぐるみを処分する方法と注意点を解説!供養はした方がいい?
2024.08.20 遺品整理
この記事では、遺品のぬいぐるみを処分する方法について、注意点と合わせて詳しく解説します。
遺品のぬいぐるみは供養した方がいいのか説明もするので、悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
遺品のぬいぐるみは供養した方がいい?
遺品のぬいぐるみは、必ずしも供養しなければいけないわけではありません。
日本には古くから残っている風習もあり、人形やぬいぐるみを処分すると罰が当たる、と考えている人がたくさんいます。
しかし、根拠は何もなく、処分する際に感謝の気持ちを込めれば、罰当たりにはなりません。
ただ、故人が大切にしてきたぬいぐるみなど、想い入れが強い物は、そのまま処分するのに抵抗を感じる人もいます。
罪悪感がある場合は、自分で供養して処分すると、気持ちが軽くなるでしょう。
供養といっても、神社やお寺でお経やお焚き上げをするなど、特別な儀式を行う必要はありません。
処分する前に、ぬいぐるみの汚れを丁寧に落として、お清めの塩を振りかけます。
袋に入れる際には、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えるだけで、充分供養になります。
人によって考え方が異なるため、自分の気持ちの整理がつく方法を選ぶのがおすすめです。
遺品のぬいぐるみを処分する方法
遺品のぬいぐるみを処分するには、さまざまな方法があります。
メリットやデメリットと合わせて、それぞれの方法について見ていきましょう。
自治体のゴミ回収に出す
ぬいぐるみは、可燃ゴミとして自治体のゴミ回収に出すことができます。
可燃ゴミとして出せる大きさを超える場合には、粗大ゴミとして処分します。
また、ぬいぐるみの中に電池や金属が入っている場合には、可燃ゴミと不燃ゴミに分別し、自治体の指示に従って適切に処分しましょう。
処分する際には、ぬいぐるみに塩をかけてお清めをして、白い紙で包んでからゴミ袋に入れると供養になります。
感謝の気持ちを込めてから処分すると、気持ちも和らぐでしょう。
自治体のゴミ回収であれば、コストをかけずに処分できます。
ただ、サイズが大きい場合は回収できない可能性があるため、基準を事前に確認しておくことが大切です。
養護施設などへの寄付する
汚れや傷みが少ない物は、養護施設や支援団体などに寄付する方法も選べます。
オンラインで寄付を募っている団体であれば送付が可能なので、実際に施設に持ち込む必要がありません。
処分するのに抵抗がある場合には、おすすめの方法の1つです。
寄付であれば、誰かに喜んで使ってもらえます。
送料はかかるものの、処分する費用はかかりません。
ただ、施設によっては持ち込みのみ対応のところもあり、状態によっては受付できない物もあります。
リサイクルショップに買取ってもらう
リサイクルショップでは、ぬいぐるみの買取も行っています。
ブランド品や貴金属など他の遺品がある場合には、一緒に査定に出すのもおすすめです。
リサイクルショップで買取ってもらえば、費用をかけずに処分できるのはもちろん、収入が得られます。
ただ、ぬいぐるみの場合は、高額買取りは期待できません。
また、状態によっては買取りしてもらえない可能性があることを、事前に理解しておきましょう。
フリマやオークションで売る
フリマやオークションを利用して、売却する方法もあります。
キレイに保管されている物や希少性が高いものであれば、高額で売れる可能性もあるでしょう。
フリマやオークションで売却する方法も、リサイクルショップへ買取依頼するのと同様に、費用をかけずに処分ができて収入が得られます。
しかし、すぐに売れるとは限りません。
さらに、自分で梱包して発送する必要があり、手間がかかることを覚えておきましょう。
親族や友人へ譲る
親族や友人の中には、ぬいぐるみを譲り受けたいと思っている人もいるでしょう。
ぬいぐるみは、財産的な価値が低いため、相続税を気にする必要もありません。
故人が大切にしていたものを形見として側に置いておける、おすすめの方法です。
親族や友人が大切にしてくれるのであれば、故人の想いも伝えられます。
ただ、勝手に決めてしまうと、もめごとに発展する可能性があります。
不公平がないように他の親族に確認し、了解を得た上で譲りましょう。
神社やお寺で供養してもらう
故人の思い入れが深いぬいぐるみの場合は、神社やお寺で供養してもらうと安心できるでしょう。
神社やお寺では、ぬいぐるみや人形などに対して、お経を唱えて供養してくれる人形供養を行っています。
処分するのに抵抗がある人にも、おすすめの方法です。
遠方で直接出向けない場合には、郵送で対応してくれるところもあります。
供養をしてもらえば、心残りなくお別れができるでしょう。
ただ、神社やお寺によって費用が異なり、受付していない場合もあります。
依頼する際には、費用と合わせて事前の確認が必要です。
専門業者へ依頼する
遺品整理業者や不用品回収業者など、専門業者へ依頼する方法もあります。
多くのぬいぐるみがある場合はもちろん、他の遺品についてもまとめて処分してもらえることでもおすすめです。
遺品整理業者では、ぬいぐるみや人形の供養のサービスに対応しているところもあります。
専門業者であれば、自分で運び出す必要がありません。
時間や手間をかけずに、スムーズに処分ができます。
ただ、業者によって費用が異なり、内容によっては高額になる可能性があります。
また、業者によっては悪徳なところもあるため、業者選びは慎重に行わなくてはいけません。
遺品のぬいぐるみを処分する際の注意点
遺品のぬいぐるみを処分するには、状況に合った方法を選ぶのがおすすめです。
ただ、どの方法を選択するにしても注意点があるため、事前にしっかりと理解しておきましょう。
ゴミ分別のルールを守る
ぬいぐるみの種類はさまざまで、中には特殊な物もあります。
ゴミ回収に出す場合には、分別のルールをしっかりと守らなくてはいけません。
例えば、綿などの詰め物が入っている布や皮革などでできた一般的なぬいぐるみは、そのまま可燃ゴミとして出せます。
しかし、金属や電池、ガラスなどが入っている物は、可燃部分と不燃部分に分別する必要があります。
自治体によっては、不燃ごみとして出せるところもあるでしょう。
特殊なぬいぐるみについては特に、事前に確認した上で適切に処分しなくてはいけません。
キレイな状態にする
遺族や友人に譲ったり施設などへの寄付、リサイクルショップへの買取依頼、フリマやオークションで売却する際には、キレイな状態にしてから渡すのが礼儀です。
キレイな状態にするのは、ぬいぐるみに対して感謝の気持ちを表すことにもつながります。
金属や電池などが入っていない一般的なぬいぐるみであれば、中性洗剤を混ぜたぬるま湯で押し洗いをすると、汚れが簡単に落とせます。
洗った後には、洗濯ネットに入れて30秒ほど脱水をかけ、風通しのよい日陰に干して乾かしましょう。
悪徳業者に注意する
遺品を処分してくれる業者の中には、高額な費用を請求してくる悪徳業者が紛れている場合があります。
寄付を謳ってお金を集めている業者も存在するため、注意が必要です。
業者を選ぶ際には、費用の安さだけで選ばず、必ず見積りを作成してもらい比較しましょう。
処分するのに必要な資格や許可を取得しているかも、必ず確認する必要があります。
利用者のリアルな評判や口コミもチェックし、評価の高い業者を選ぶことも大切です。
遺品整理業者に依頼するメリット
ぬいぐるみの処分に悩んだら、遺品整理業者に依頼するのがおすすめです。
遺品整理士が在籍している遺品整理業者であれば、故人や遺族の気持ちを汲みながら丁寧に対応してくれます。
遺品整理業者は、遺品の供養を行う委託先と提携しているところがほとんどです。
遺族の希望に合わせた方法でぬいぐるみの供養も行っているため、抵抗を感じることなく安心して手放せます。
また、都合に合わせて回収に来てもらえるので、手間や時間もかかりません。
ぬいぐるみ以外の、処分の方法が分からない物や仕分けをしていない物も、まとめて依頼できるところも大きなメリットです。
遺品整理業者では、希望に合わせたさまざまな作業に対応しています。
ぬいぐるみの処分と合わせて、気軽に問い合わせてみましょう。
まとめ
遺品のぬいぐるみは、必ずしも供養をしなくてはいけないわけではありません。
神社やお寺で特別な儀式を行わなくても、処分する際に感謝の気持ちを込めれば、充分供養になります。
ぬいぐるみを処分するには、自治体のゴミ回収に出すのが一般的な方法です。
その他、養護施設などへの寄付、リサイクルショップへの買取依頼、フリマやオークションでの売却、親族や友人に譲る方法などさまざまです。
また、神社やお寺では、ぬいぐるみも含めた人形供養を行っています。
遺品整理業者や不用品回収業者など、専門業者へ依頼するのもおすすめの方法です。
遺品のぬいぐるみを処分する際には、ゴミ分別のルールをしっかりと守りましょう。
寄付や売却、遺族や友人に譲る場合には、キレイにしてから渡すのが礼儀です。
専門業者に依頼する場合には、悪徳業者には充分に注意しましょう。
ぬいぐるみの処分に困ったら、遺品整理業者に依頼するのがおすすめです。
ぬいぐるみの供養、さらに、他の遺品整理や処分もまとめて依頼できるなど、さまざまなメリットがあります。
当社にご依頼いただければ、遺品整理士の資格があるスタッフが、丁寧に対応させていただきます。
ぬいぐるみの処分はもちろん、遺品整理に関する幅広い作業に対応していますので、ぜひお気軽にご相談ください。