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遺品整理で立ち会いは必要?立ち会いしない場合の流れや注意点も解説
2024.07.08 遺品整理
この記事では、遺品整理で立ち会いは必要なのか、立ち会いするメリットについて解説します。
立ち会いしない場合の流れや注意点も説明するので、これから行う方はぜひ参考にしてください。
遺品整理で立ち会いするメリット
遺品整理を専門業者に依頼する際には、遺族が立ち会うのが望ましいです。
遺品整理で立ち会いするメリットについて、詳しく見ていきましょう。
要望と作業内容の相違が防げる
その場で細かい要望を伝えられるため、作業内容との相違が生じる心配がありません。
遺族の意見を尊重しながら、細かく作業が進められます。
遺品整理を依頼する際には、事前に要望を伝えた上で取り組むのが一般的です。
ただ、実際に作業を進めていくことで、不明な点や新たな要望が出てくることはよくあります。
遺族が立ち会っていれば、その場で要望を伝えられ、不明点もクリアにできます。
立ち会うことで、要望に添った遺品整理が実現できるでしょう。
遺品の判別がその場でできる
立ち会いがいれば、捨ててもいい物か残しておく物か、その場での判別が可能です。
誤って処分される心配がなく、作業がスムーズに進められます。
遺品整理をしていると、予期せぬ物が出てくる場合があります。
捨てる物と残しておく物を事前に伝えていても、判別が難しい場合が多々出てくるでしょう。
立ち会いをしていれば、すぐに声をかけてもらえます。
遺品の判別に関するトラブルも防止でき、的確に作業が行えます。
万が一の不正を防げる
その場に立ち会っていれば、作業している様子を確認できます。
遺品の盗難など、万が一の不正が防げるところも大きなメリットです。
実家の遺品整理の場合は特に、どのような遺品があるのか把握できていない可能性があります。
へそくりなどは、遺族が分からないところに隠されているかもしれません。
また、残してほしい物として伝えていても、誤って処分や回収されてしまう場合もあります。
万が一のミスは稀なケースではあるものの、悪徳業者に当たってしまった場合には注意しなくてはいけません。
立ち会いすれば、安心して作業が任せられます。
遺品整理を立ち会いなしで依頼する場合の流れ
遺品整理に立ち会いたくても、故人と離れて暮らしていた場合には難しいかもしれません。
業者によって異なりますが、立ち会いなしで依頼できるところも多数あります。
立ち会いしない場合の遺品整理は、一般的に以下の流れで進めていきます。
1.遺品整理業者に現地見積りを依頼
2.部屋の鍵を郵送
3.現地見積りを実施
4.希望やしてほしいことを伝える
5.作業の確認後、料金の支払い
それぞれのポイントについて、事前に把握しておきましょう。
遺品整理業者に現地見積りを依頼
電話やメールで遺品整理業者に連絡し、現地見積りを依頼します。
立ち会いが難しいことを事前に伝えると、スムーズにやり取りができるでしょう。
動画や写真など、作業後の確認方法についても聞いておくのがおすすめです。
部屋の鍵を郵送
一戸建ての場合は、遺品整理業者に事前に鍵を郵送します。
紛失が不安な場合は、荷物の追跡ができる宅配便や、配達状況を記録してくれる方法の特定記録郵便を利用すると安心です。
賃貸物件の場合は、管理会社や大家さんに事前に連絡し、鍵が受け取れるように手配をします。
業者によっては、第三者に尋ねられた時に証明できるように、事前見積りを行うことについての同意書を求められる可能性もあります。
現地見積りを実施
見積りは、部屋の大きさや遺品の量、必要な作業から料金を算出するのが一般的です。
見積りを作成し、後日郵送してくれます。
見積り金額に問題がなく納得できれば契約となり、作業日程を決めます。
希望やしてほしいことを伝える
作業当日は、壁や廊下などが汚れないように養生した上で、仕分け作業から開始します。
作業で探してほしい物など、希望やしてほしいことがある場合には、前日までに詳しく伝えておきましょう。
要望に合わせて、注意しながら作業を進めてもらえます。
作業の確認後、料金の支払い
作業が終了すると、業者から連絡が来ます。
動画や写真などで、作業後の状態や仕分けした物をしっかりと確認しましょう。
探してほしい物やしてほしいことがあった場合には、要望が叶えられたかもチェックします。
作業の確認後、問題がなければ料金を支払い終了です。
部屋の鍵や貴重品、仕分けした遺品は、後日郵送されてきます。
立ち会いしない場合の注意点
遺品整理に立ち会いしない場合は、その場で作業の確認ができません。
万が一のトラブルを防ぐためにも、立ち会いしない場合の注意点を理解しておきましょう。
専門的な資格と実績のある業者を選ぶ
業者を選ぶ際には、ホームページを確認し、保有している資格や実績を必ず確認しましょう。
SNSなどの外部のサイトで、実際に利用した人の口コミや評判を参考にしながら、高評価を得ている業者を選ぶことも大切です。
遺品整理に関する資格として有名なのは、「遺品整理士」です。
遺品整理士の資格があるスタッフが在籍している業者であれば、遺品整理に関する知識を習得していることがわかります。
その他、不用品の買取には「古物商許可」が必要です。
悪徳業者に依頼しないためにも、しっかりと確認しましょう。
綿密な打合せを行う
業者と実際に会えない立ち会いなしの遺品整理は、事前の打合せを綿密に行う必要があります。
リアルタイムに作業の様子が確認できないため、ちょっとした要望でも細かく伝えましょう。
遺族にとっては大切な遺品が見つかったとしても、スタッフにとっては不用品だとみなされる可能性があります。
誤って処分されるトラブルを引き起こすかもしれません。
立ち会いできない場合には、とにかく綿密に打ち合わせをすることを忘れてはいけません。
明朗会計か確認する
遺品整理の費用について、作業内容に応じた料金体系、かつ、明確に提示してくれる業者を選ぶことも大切です。
業者によっては、作業後の追加料金や、思わぬ費用を請求される可能性がゼロではありません。
見積りの明細内容・追加料金の発生など、事前に細かく確認し、不明点については問い合わせてクリアにしましょう。
立ち会わずに作業を全てお任せすると、要望に添わない業務が行われる可能性もあります。
また、費用の安さだけで業者を選んでしまうと、莫大な追加料金を請求されるなどのトラブルに合うかもしれません。
追加料金が発生する場合には、条件などを必ず確認した上で契約を結びましょう。
まとめ
遺品整理は、遺族が立ち会うのが望ましいです。
遺族の立ち会いのもとで遺品整理を進めれば、要望と作業内容の相違が防げます。
予期せぬ遺品が出てきてもその場で判断できるため、スムーズに遺品整理が進められるでしょう。
遺品の盗難や誤った処分など、万が一の不正やトラブルも防げます。
ただ、遠方に住んでいる場合などは、遺品整理に立ち会うのは簡単ではありません。
専門業者の中には、立ち会いなしで依頼できるところも多数あります。
見積りの依頼から作業後の確認、料金の支払いまで、一般的な流れを確認しておくのがおすすめです。
専門業者を選ぶ際には、専門的な資格と実績、保険への加入、明朗会計かどうかを必ず確認しましょう。
事前の打合せを綿密に行うことも、忘れてはいけません。
当社にご依頼いただければ、故人やご遺族の意向に沿って、丁寧に遺品整理を進めさせていただきます。
遺品整理士の資格があるスタッフが、責任を持って仕分けを行いますので安心してお任せください。
不用品の処分や買取など幅広く対応しておりますので、遺品整理で悩んでいる方は、いつでもお気軽にご相談ください。