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遺品整理が大変な理由とは?プロが教えるスムーズに進める6つのコツ
2024.10.09 遺品整理
この記事では、遺品整理が大変な理由を、プロが教えるスムーズに進める6つのコツと合わせて詳しく解説します。
遺品整理を専門業者に依頼するメリットも説明するので、これから行う方はぜひ参考にしてください。
遺品整理が大変な理由
遺品整理は、想像以上に大変な作業であり、なるべくスムーズに進めたいと誰もが考えています。
最初に、遺品整理が大変な理由について、詳しく見ていきましょう。
遺品の量が多い
遺品は、故人が生活するために持っていた身の回りのすべての物です。
人が亡くなった後には、ほとんどの場合は大量の遺品が残ってしまいます。
物が多いことに驚き、大変だと感じるものです。
人は、年齢を重ねるごとに物が増え、特に長く生活していた家には物があふれています。
遺品の量が多いことに圧倒されて、どこから手をつけていいのか分からなくなるでしょう。
遺品の量が多ければそれだけ作業量も増え、なかなか作業が進まないものです。
判断する本人がいない
遺品整理は、物の要不要を判断する本人がいないため、尋ねることができません。
遺品には、不要な物や価値のある物など、さまざまな物が混ざり合っています。
しかし、1つ1つ判断するのは困難です。
仕分けするのが難しくなり、手間や時間がかかります。
たとえ家族であっても、他人の物はすぐに要不要の判断はできません。
価値のある物を不要だと安易に判断してしまうと、遺族間のトラブルに発展する可能性もあります。
判断のつかない物が多くなり、大変な作業になってしまうでしょう。
不用品の処分方法が分からない
明らかに不用品で処分しようと思っても、処分方法が分からないと作業がなかなか進みません。
不用品の処分方法は自治体によっても異なり、ゴミとして出せない物もあります。
処分方法がわかりにくい点も、大変な理由の1つです。
ほとんどの自治体は、粗大ゴミや不燃ゴミを出す日程が決められています。
種類によっては大きさや重量などが制限されているため、仕分けに手間がかかるのが一般的です。
限られた時間ですべて処分するのは、簡単な作業ではありません。
不要な物でも処分しにくい
たとえ不用品であっても、故人の思い出が詰まっていると思うと処分しにくいものです。
亡くなってからまだ間もない状況であれば特に、精神的な理由でなかなか作業が進みません。
遺品整理をしている途中で故人が大切にしていた品物を目にすると、思い出が呼び起されて手が止まってしまう場合もあります。
思い出の詰まった物が出てきたら、どうすればいいのかわからなくなるものです。
作業の効率が下がってしまい、大変だと感じます。
遠方でなかなか行けない
実家が遠方にあると、遺品整理のために何度も足を運ぶのは困難です。
身の回りの全ての物を片付ける遺品整理は、1日で終わるものではありません。
遠方だと、時間がかかるのはもちろん交通費もかさみ、大変な作業になります。
遺品整理は、人手も必要となる作業です。
しかし、遠方の場合は、作業を手伝ってもらいたくても気軽にお願いできません。
自分だけで行うとなればさらに時間がかかり、簡単には終わらないでしょう。
汚れがひどい
孤独死で時間が経過してから発見されたり、ゴミ屋敷の状態だった場合は、特に大変な作業となります。
汚れや臭いが染みついていたり、害虫が繁殖しているケースも考えられ、遺品整理の作業だけでは終わりません。
時間が経過してから発見された場合は、特殊清掃や原状回復の作業などが必要です。
専門業者に作業を依頼する必要があり、費用もかかります。
精神的かつ金銭的な負担も大きく、遺品整理が大変になるのも当然です。
遺品整理をスムーズに進めるコツ
遺品整理の負担を軽くしてスムーズに進めるには、いくつかのコツがあります。
遺品整理のプロが教える、遺品整理をスムーズに進める6つのコツを覚えておきましょう。
作業計画を立てる
遺品整理をスムーズに進めるには、最初に作業計画を立てるのは必須です。
計画を立てる際には、作業にかかる時間を多めに確保すると、無理がなく負担の軽減にもつながります。
遺品整理は、想像以上にやることがたくさんあり、無計画で進めると挫折する可能性があります。
整理をする部屋の順番や必要な日数など、大まかな計画で構いません。
万が一、作業ができない日ができた場合のために、予備日を確保しておくのもおすすめです。
人手を確保する
遺品整理は、自分1人の判断で進められるものではありません。
効率良く作業を進めるのはもちろん、遺品を適切に整理するためにも、人手は必要です。
相続人や親族に連絡をして、必要な人手を確保しましょう。
金銭的に価値がある遺品は、相続手続きに関係します。
相続人や親族の考え方や意向を、事前に確認しておくことも大切です。
一緒に作業を行えば、誤った処分の回避にもつながります。
遺品整理は、家具などの移動や解体、家電の取り外しや運び出しなどの作業も必要となり、人手を確保しておくのは重要です。
作業に必要な物を準備する
作業に必要な物を、事前に準備しておくことも大切です。
以下の物を用意しておくと、スムーズに作業を進めるのに役立ちます。
・仕分けに必要な「段ボール・テープ類・マジックペン」など
・解体に必要な「工具類・はさみ・カッター・紐」など
・清掃に必要な「バケツ・雑巾・掃除機・洗剤・ゴミ袋」など
作業をする際には、動きやすくて汚れても構わない、身軽な服装で取り組みましょう。
また、ポケットがある着衣だと、利便性も高まります。
ケガや汚れた空気の侵入を避けるために、軍手とマスクの装着も忘れてはいけません。
簡単な方法で仕分ける
遺品整理は、あらゆる物を仕分ける作業であり、細かく仕分けていては手間と時間がかかります。
負担を軽くするためにも、なるべく簡単な方法で仕分けましょう。
まずは、「必要な物」と「明らかに不要な物」の2つに分けるのがおすすめです。
必要な物は、以下を参考にしてください。
・現金
・預金通帳
・印鑑
・クレジットカード
・身分証明書
・あらゆる書類(権利書、有価証券、保険証書、契約書、不動産登記簿など)
・金銭的価値が高い物(貴金属、貴重品、ブランド品など)
・形見分けが決まっている物
明らかに不要な物は、以下を参考にすると判断しやすいでしょう。
・故障などで使えない物
・汚れや傷みがひどい物
・使用感がある日用品(洋服、下着など)
・使う予定が明らかにない物
・思い入れがない物
上記を参考にして、まずは深く考えずに仕分けます。
仕分けに迷った物については後回しにして、時間を置いて考え直しましょう。
遺品の取扱い方法を決める
遺品を仕分けたら、どのようにするのか取扱い方法を決めましょう。
相続人や親族への分配・売却・処分・寄付など、取扱い方法はさまざまです。
取扱い方法が決まれば、処分するまでの計画も立てやすいでしょう。
例えば、ゴミとして処分するのであれば、自治体のルールに従って分別し、日程に合わせて出せばスムーズに処分できます。売却する物については、まとめてリサイクルショップ等に持っていくか、出張買取を依頼すれば完了です。
取扱い方法を決めておけば先が見えるため、精神的な負担も軽減できます。
完璧を求めない
遺品整理の負担を軽減してスムーズに進めるには、完璧を求めるのは禁物です。
遺品整理は、やるべきことが実にたくさんある作業であり、隅々までやろうとすると挫折する可能性があります。
几帳面な人や真面目な人は特に、精神的な負担を抱えないためにも注意しましょう。
大まかな計画を立てて気軽な気持ちで取り組むことも、最後までやり遂げるコツの1つです。
遺品整理を専門業者に依頼するメリット
遺品整理は、自分で行うのは簡単な作業ではありません。
遺品整理が大変だと感じたら、専門業者に依頼するのがおすすめです。
遺品整理の専門業者であれば、遺品の仕分けから貴重品の捜索、不用品の処分、作業後の清掃まで、一貫して依頼できます。
専門的な知識のあるスタッフが、遺族の意向をしっかりと汲んで、適切に作業を進めてくれるので安心です。
提携している業者も多く、遺品の供養など、遺品整理に関するさまざまな内容にも対応しています。
遺品整理にかかる手間や労力を大幅に軽減できるところは、大きなメリットです。
費用は業者によって異なるため、依頼する際は複数の業者から見積もりを取って比較検討するのがおすすめです。
まずは気軽に相談してみましょう。
まとめ
遺品整理は、やるべきことがたくさんあり大変な作業です。
大変だと感じるのは、遺品の量が多くて判断する本人がいないこと、不用品の処分方法が分からない、などの理由があります。
明らかに不要な物でも、故人のことを考えると処分しにくい場合もあるでしょう。
遠方でなかなか行けなかったり、汚れがひどい状況も、大変だと感じてしまいます。
遺品整理をスムーズに進めるには、最初に作業計画を立て人手を確保し、作業に必要な物を準備するのがコツです。
簡単な方法で仕分けて遺品の取扱い方法を決めておくと、負担もかなり軽減されます。
また、完璧を求めないことも、スムーズに遺品整理を進めるための重要なポイントです。
遺品整理が大変だと感じたら、専門業者に依頼するのがおすすめです。
専門業者に任せれば、遺品整理にかかる手間や労力を大幅に軽減できます。
当社にご依頼いただければ、遺品整理士の資格を持つ経験豊富なスタッフが、責任を持って大切な遺品を整理させていただきます。
遺品の買取、処分、供養など、遺品整理に関わるさまざまなサービスに対応しておりますので、ぜひ一度ご相談ください。
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