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亡くなった人の物が捨てられない…理由や対処法、手放すコツを解説!
2025.02.26 遺品整理
亡くなった人の物を捨てられず、困っていませんか?
「思い出が詰まっていて捨てられない」「処分は申し訳なくてできない」という思いから、遺品を捨てられないケースは少なくありません。
亡くなった人の物を捨てられない場合は、捨てられない理由に合った対処法で遺品整理を進めることが大切です。
<この記事でわかること>
・遺品を捨てられない要因
・遺品と向き合う方法
・遺品整理の進め方
・遺品を手放すコツ
亡くなった人の物を捨てられないのは、遺品整理ではよくあることです。そのため思い悩む必要はありません。
この記事でご紹介する内容を参考に、「なぜ亡くなった人の物を捨てられないのか」を理解して自分に合う遺品整理を見つけましょう。
亡くなった人の物が捨てられない理由とは?
亡くなった人の物が捨てられない理由には、心理的要因と実務的要因があります。
ここではそれぞれの要因について詳しく解説します。
3つの心理的要因
亡くなった人の物が捨てられないのは、気持ちや考え方といった目に見えない「心の問題」が原因かもしれません。
亡くなった人の物が捨てられない心理的要因を3つご紹介します。
思い出があり手放せない
亡くなった人との思い出が多ければ多いほど、亡くなった人の物は手放しにくいです。
<思い出があると手放せない理由>
・遺品を見ると思い出がよみがえり安心できる
・物を見ると亡くなった人の存在を感じる
・手放して思い出を失うのが怖い
・手放すことで亡くなった人との別れを実感する
・「物を手放す=亡くなった人を忘れる」と思っている
物に亡くなった人の存在感や安心感を感じている場合、手放すことで亡くなった人を忘れたり思い出を失うと感じやすくなります。
そのため亡くなった人の物を捨てられないのです。
このケースは亡くなった人の死を受け入れられていない場合によく見られます。
罪悪感が強く、決断ができない
亡くなった人の物が捨てられないのは、罪悪感から捨てることを決断できない可能性があります。
遺言書やエンディングノートがない場合、亡くなった人に「物をどう整理してほしいか」と聞くことはできません。
そのため整理する際には、物を勝手に捨てなければなりません。
しかし人の物を勝手に捨てるのは、「本当に捨てていいのか」「捨てるのが申し訳ない」と感じてしまいますよね。
人の物を勝手に捨てるという行為は、罪悪感を感じやすいのです。
何をすれば良いかわからず不安
そもそも遺品整理で何をすれば良いかわからず、漠然とした不安から亡くなった人の物を捨てられないケースもあります。
遺品整理は特殊な作業のため、普段経験することはなかなかありません。
そのため遺品整理は漠然とした不安を感じやすい作業です。
この場合は遺品整理の手順や方法がわかれば、物を捨てたり整理できる可能性が高まります。
後ほど遺品整理の進め方や業者利用のメリットを解説しますので、参考にしてみてください。
3つの実務的要因
実務的要因とは、実際の作業や状況が原因で物事がうまく進まないことを指します。
どのような作業や状況が原因になるのか、3つの実務的要因をご紹介します。
遺品の量が多すぎる
遺品の量が多すぎると、そもそも物を整理するのに時間が必要です。
そのため「亡くなった人の物が捨てられない」という状況になってしまいます。
遺品の量が多すぎると
・何から手を付ければ良いかわからない
・一度に片付けられない
という理由で作業が進まず、整理に時間がかかってしまうのです。
遺品の量が多すぎて自分では対処できない場合は、業者に依頼するのがおすすめです。
当社では全スタッフが遺品整理士の資格を保有しており、遺品整理士認定協会から優良事業所認定も受けております。
そのため豊富な知識と経験を活かし、時間がかかる遺品整理も素早く対応いたします。
遺品の量が多くて困っているという方は、ぜひ当社にご相談ください。
「残す」「捨てる」が判断できない
「残す」「捨てる」が判断できず捨てられないのは、心の問題だけではなく実務的な要因が影響しているケースもあります。
<判断できない実務的な要因>
・遺品の量が多すぎて判断が止まってしまう
・遺品の本当の価値がわからない(骨董品など)
・処分方法がわからず捨てるべきか判断できない
この場合は「残す」「捨てる」以外に、「保留」という判断基準を用意するとスムーズに作業しやすくなります。
「保留」を用意することで一時的に保管できるため、後でゆっくり残すか捨てるかの判断ができるでしょう。
家族や親族と意見が合わない
家族や親族と意見が合わずに捨てられないというケースも少なくありません。
<意見が合わない原因(一例)>
・遺品に対する思い入れが違う
・捨てたいタイミングが合わない
・希望する処分方法が合わない
家族や親族でも、考え方や価値観が合わないことはありますよね。
どうしても意見が合わない場合は、対立を避けるためにも焦らず冷静に話し合うことが大切です。
そして作業は無理のない範囲で少しずつ進めていきましょう。
亡くなった人の物と向き合うための4つの対処法
ここでは亡くなった人の物と向き合うための対処法を4つご紹介します。
「どう向き合えばよいかわからない」「気持ちを整理したい」と感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「思い出は心に残る」と考える
思い出は物だけでなく、あなたの心にも残ります。
そのため亡くなった人の物を捨てても、思い出はなくなりません。
大切なのは「物」ではなく、「亡くなった人をどう思い続けるか」「思い出をどう心に残すか」なのです。
「思い出は心に残る」という考え方は、遺品整理に対する罪悪感や迷いも軽減できます。
捨てることに罪悪感や迷いがある場合は、「思い出は心の中に生き続ける」と考えてみてください。
誰かに話して気持ちを整理する
亡くなった人に対する思いや悲しみは一人で抱え込まず、誰かに話してみるのもおすすめです。
人に話すことで自分の感情や考えを言葉にできるため、気持ちが整理できます。
人に話すメリットは、他にもあります。
<人に話すメリット>
・自分の気持ちや考えを再確認できる
・共感してもらうことで心が軽くなる
・新しい視点やアイデアが生まれる
話す相手は、自分の話しやすい人に相談するのが良いでしょう。
「家族や友人には話しづらい」という場合は、専門家に相談するのもおすすめです。
当社はグリーフケアという「亡くした悲しみと向き合い、新たな一歩を踏み出せるよう支援する」サービスをオプションで提供しています。
そのため当社では、気持ちに寄り添いながら遺品と向き合えるようサポートすることが可能です。
「誰かに聞いてほしい」「一人で気持ちを整理できない」という方は、ぜひ当社にご相談ください。
判断できない物は時間をかける
残すか捨てるか判断できない物は、無理に決断する必要はありません。
「判断できない物は時間をかけて向き合う」という方法にすることで、心の負担を軽減しながら遺品整理を進められます。
時間をかけることは「作業を遅らせているだけ」と感じる方もいるかもしれません。
しかし遺品整理で時間をかけることは、「より良い決断をするための準備」なのです。
残すか捨てるか判断できない物は、時間をかけてしっかり向き合ってください。
捨てる以外の方法を考える
捨てるという行為に罪悪感を感じてしまう場合は、捨てる以外の方法を考えてみてください。
「遺品を整理する=捨てる」と考えてしまうと、罪悪感や迷い、プレッシャーで決断が難しくなります。
そのため捨てるのではなく、「物に新たな役目を与える」という方法も考えてみてください。
例えばリメイクして再利用したり、人に譲って活用してもらうのも良いでしょう。
再利用や再活用と考えれば、罪悪感を感じることなく手放せるのではないでしょうか。
この記事の後半で「捨てる以外の手放す方法」をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
遺品整理の進め方
遺品整理は6つのステップで進めるのが基本です。
①遺言書やエンディングノートを確認
作業を始める前に遺言書やエンディングノートを確認してください。遺言書やエンディングノートには亡くなった人の要望や想いが記載されているため、遺品整理の指針となります。
②事前準備
仕分けのルール、作業に必要な道具、不要な遺品の処分方法など事前に確認しましょう。
③仕分け
仕分けのルールに従って遺品を仕分けます。仕分ける際には「残す」「捨てる」「保留」の3つに分けるとスムーズに作業できるためおすすめです。
④不要な遺品を処分
不要な遺品は適切に処分しましょう。捨てる以外の方法は後ほど解説します。
⑤清掃
遺品が整理できたら、家の中をキレイにしましょう。
⑥法的手続き
相続や各種サービスの解約など、必要な手続きを行います。各手続きの期限は事前に確認しましょう。
亡くなった人の物を捨てられない場合、「仕分け」は一番時間がかかります。
そのため余裕を持ったスケジュールで進めると良いでしょう。
亡くなった人の物を手放す6つのコツ
亡くなった人の物を手放す方法は、捨てる以外にもあります。
ここでは亡くなった人の物を手放すコツを6つご紹介します。
人に譲る
「自分は使わないけど捨てられない」という場合は、使ってくれる人に譲るのが良いでしょう。
人に譲れば遺品を再活用してもらえるため、罪悪感なく手放せます。
親族や友人など周りで譲り先が見つからなければ、ジモティーなどを活用して譲り先を見つけるのもおすすめです。
ただしジモティーは個人間のやり取りが基本のため、トラブルには注意してください。
リサイクルショップやフリマアプリを活用する
リサイクルショップやフリマアプリを活用して、遺品を売却するのも一つの方法です。
売却できれば手元にお金として残るため、捨てるよりも手放しやすくなるでしょう。
ただし遺品は査定が難しい物も多く、査定価格が低めに設定されていたり売却できないというケースも少なくありません。
そのため売却する際は、事前に業者選びや売却方法について調べることをおすすめします。
当社でも遺品の買取を行っております。
当社は100人以上の高度な専門買取業者とのネットワークを持っているため、査定が難しい物も適正価格での買取が可能です。
遺品買取にも力を入れておりますので、遺品の売却をご検討の方はぜひ当社にご相談ください。
寄付・寄贈する
NPOやボランティア団体などに寄付したり、学校や博物館などに寄贈するのも、遺品を手放しやすくするコツです。
<寄付・寄贈する方法>
・直接連絡して確認する
・遺品整理業者を経由する
寄付・寄贈することで、遺品整理が社会貢献につながります。
そのため罪悪感を感じにくく、遺品を手放しやすくなるのです。
供養する
供養とは亡くなった人への敬意や感謝の気持ちを込める儀式です。
そして供養には、遺族の心を落ち着かせる効果があります。
そのため亡くなった人との別れを受け入れやすくなり、遺品も手放しやすくなるのです。
供養は
・神社や寺院でのお焚き上げ
・専門業者に渡して供養してもらう
などの方法がありますので、参考にしてみてください。
当社では遺品の供養が基本サービスに含まれております。
『やさしいお焚き上げ』と提携しており、供養後は供養証明書も発行いたします。
責任をもって遺品を供養いたしますので、供養をご検討の方はぜひ当社にご相談ください。
データ化する
写真や手紙などはデータ化すると手放しやすくなります。
<データ化するメリット>
・思い出を残したまま、遺品を整理できる
・いつでもどこでも気軽に見返せる
・家族や親族と共有できる
・劣化や破損を防げる
遺品のデータ化は、「完全に捨てるのではなく別の形で残す」ことです。
そのため罪悪感を感じにくく、手放しやすくなるのです。
リメイクする
遺品をリメイクして、新しい形で残すのも良いでしょう。
<リメイク方法(例)>
・着物でぬいぐるみを作る
・指輪をキーホルダーやネックレスにする
・服をカバンにする
リメイクは亡くなった人の思い出を身近に感じながら、遺品を実用的に活用できます。
そのため罪悪感なく手放せるのです。
亡くなった人の物を捨てられない場合は業者利用がおすすめ
亡くなった人の物がなかなか捨てられない場合は、遺品整理業者を利用するのがおすすめです。
業者に依頼するとさまざまなメリットがあります。
<遺品整理業者に依頼するメリット>
・すべての作業を行ってもらえるため、遺品と向き合う時間ができる
・遺品整理に関する相談がしやすい
・残しておくべき物など、経験と知識でアドバイスがもらえる
・第三者が作業するため、冷静な判断が期待できる
・遺品が多くても1日~数日で作業が完了する
・遺品の供養や買取を行ってくれる場合もある
・心身ともに負担を軽減できる
気持ちの整理がつかない状態で遺品整理を行うのは、罪悪感を感じるなど精神的な負担が大きくなります。
しかし何らかの事情で、早急に整理しなければならないケースも少なくありません。
業者に依頼すれば最短1日で作業が終わり、遺品と向き合う時間も確保できます。
罪悪感など精神的な負担を感じることなく、遺品を整理できるでしょう。
当社では遺品整理に関する心身の負担を減らせるよう、さまざまなサービスを提供しております。
基本サービス | オプション |
・遺品の仕分け ・貴重品の確保 ・遺品の買取 ・不用品の搬出、処分 ・簡易清掃 ・遺品の供養 |
・物置などの解体 ・形見分けの発送 ・ハウスクリーニング ・庭木の剪定 ・相続、不動産の相談 ・解体、リフォーム ・グリーフケア ・庭石などの撤去 ・大型金庫の搬出 |
豊富な経験と知識を持つスタッフが、気持ちに寄り添いながら丁寧に対応いたします。
遺品整理で何か不安や悩みがある方は、ぜひ当社にご相談ください。
まとめ
亡くなった人の物を捨てられないのは、遺品整理ではよくあることです。
そのため悩んだり焦る必要はありません。
亡くなった人の物が捨てられない理由には、心理的要因と実務的要因が関係しています。
そのためそれぞれの要因に合わせた対処法を見つけることが大切です。
時間に余裕がない場合やどうしても気持ちの整理がつかないときは、業者の利用を検討するのも一つの方法です。
業者に依頼すれば、心身の負担を減らしながら遺品を整理できるでしょう。
当社は遺品整理から相続など法律のご相談まで、遺品整理全般をサポートしております。
そのため些細な不安でも、遺品整理を全力でお手伝いいたします。
遺品整理でお悩みの方は、ぜひ当社へお気軽にご相談ください。