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生前整理で洋服を整理する際のポイント|残す?処分する?の判断方法

2024.03.29 生前整理

この記事では、生前整理で洋服を整理する際のポイントや、処分するかどうかの判断方法を解説します。
また、大量の洋服の処分方法、洋服が増えないようにするポイントもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

生前整理で洋服を整理する際のポイント

生前整理を行う上での心構え、事前に考慮しておきたいポイントをご紹介します。

先延ばしにせず「今」始める

生前整理での洋服の整理は、先延ばしにせず「今」始めましょう。
その理由は、生前整理には以下の5つの力が必要とされるからです。

・決断力
・判断力
・分別力
・物の管理力
・体力

実際には、生前整理を始めるのに決まった年齢はありません。
ですが、生前整理は思っている以上の時間や労力が必要とされます。

もし自宅に大量の洋服が保管されているならば、可能であれば60代までに着手したいところです。
始めるのに躊躇してしまう方は、まずはハードルを下げて、小さく行動に移してみましょう。

自分と向き合う大切な時間にする

生前整理の意味合いは、「物」「心」「情報」を整理することです。
「物」や「情報」を整理するだけでなく、作業を通してご自身の「心」の整理も同時に行います。

洋服の整理に関しても、思い入れの深い洋服なら形見分けを検討したり、今後の人生に必要かを考えたりするでしょう。
自分のなかで湧き出た感情を大切に汲み取りながら、丁寧に向き合って作業を進めることが重要となります。

このように生前整理は、ご自身の人生を振り返り、そして今後どのように生きたいかを見つめ直す良い機会になるのです。

葬儀に着たい洋服は保管する

ご自身の葬儀で着たい洋服がある場合は、大切に保管しておいてください。
葬儀の際に、必ず死装束を着なければならないという決まりはないです。
近年では葬儀に対する考え方も多様化しています。

たとえば、熱中した趣味の衣装や、大切な時間をともに過ごした洋服などがおすすめです。
生前整理で事前に決めておくと、ご自身の意向を反映しやすくなります。
より自分らしい形で旅立てるよう、生前整理を行うなかで、ご自身の葬儀の洋服もぜひ検討してみましょう。

エンディングノートを作成する

万が一に備えて、エンディングノートを作成しておくのもおすすめです。
エンディングノートには、遺された家族や友人に向けて、自分が伝えたいことや希望を書き記しておきます。

洋服に関して記載する場合、「どの洋服を誰に形見分けするか」や「葬儀に着せてほしい洋服の希望」など、明確に示しておいてください。
自分の言葉で残すことにより、遺された家族の負担軽減にも繋がります。

ただし、エンディングノートは遺言書と違い法的効力がないことには注意が必要です。

残す?処分する?の判断方法

「残す物」と「処分する物」に加えて、「保留する物」を選択肢に取り入れると整理が進みやすいです。
それぞれの判断方法やコツを具体的に解説します。

残す物

手元に残す洋服の判断基準は以下の通りです。

・状態がよく、今後も着る予定がある物
・売却できそうな物
・家族や友人に譲る物
・自分の葬儀で着たい物
・形見分けをする物

ここで大切なのが、多少は思い切って処分する心構えです。
思い出のない洋服でも状態がいいと、「いつか着るかも」と手放しにくい気持ちになります。
譲る相手や今後も着る予定のない洋服については、思い切って手放しましょう。

処分する物

処分する洋服の判断基準は以下の通りです。

・劣化や破れ、汚れがある物
・今後も着ない物
・思い出のない物
・ご親族や友人も着ない物

洋服を処分する前には、必ずポケットのなかを確認してください。
確認せずに大切な物も一緒に捨ててしまうと、後々トラブルを招く可能性があります。
また、思い入れがあり処分しにくい洋服の場合は、写真に撮って残しておく方法もおすすめです。

保留する物

残すか処分するかの判断に迷ったときは、ひとまず「保留する物」に仕分けましょう。
迷うと時間があっという間に過ぎてしまうので、8秒間で決められなかったら保留にします。
洋服の整理にはある程度の思い切りも必要な一方で、処分した後の後悔を避ける工夫もしなければなりません。
とりあえずは保留にして、半年後にもう一度、本当に自分に必要かどうかを再検討してみてください。

大量の洋服を処分する方法

洋服の仕分けが終わったら、次は手放す洋服の処分方法を見ていきましょう。
ここでは、大量の洋服を処分する際の注意点やコツなどをご紹介します。

自治体のごみ回収に出す

自治体のごみ回収を利用するのが、最も手軽な方法だと言えます。
汚れや破損があれば燃えるごみとして、それ以外は資源ごみとして、指定のごみ袋に入れて回収してもらうだけです。
ただし、一度に大量の洋服を出すと粗大ごみ扱いになる場合があります。
回収方法は自治体により異なるため、お住まいのごみ回収のルールを事前に確認してください。

寄付をする

まだ着られる洋服はNPOや支援団体に寄付するのもいいでしょう。
洋服を寄付することで、国内外のさまざまな支援に役立ち、社会貢献に繋がります。

寄付された洋服から発生した収益により、開発途上国の子供たちのワクチン接種、または学校運営に活用されます。
ほかにも、貧困・自然災害・紛争などで洋服が必要な人にも役立つでしょう。

ただし、段ボールで送る際の配送料はこちらで負担するケースが多いです。
その他の詳細についても、支援団体のホームページで確認してみてください。

宅配買取サービスを利用する

大量の洋服を処分するのに、宅配買取サービスも選択肢のひとつでしょう。
宅配買取サービスは、依頼から入金まですべて自宅で完結でき、負担や時間も少なく済みます。
自宅で箱詰めして発送するだけなので、重くなった大量の洋服を持ち運ぶ必要もありません。

注意点としては、発送前にできるだけ洋服を綺麗にしておくことです。
汚れやシワ、においなどが残っていると、査定の際に印象が悪くなります。
洋服を梱包する前に、きちんと洗濯を済ませておきましょう。

また買取業者ごとに特徴が異なるので、事前に確認した上で依頼をしてください。
たとえば、「送料やキャンセル料などの費用」「取扱いブランドの種類」「ノーブランドの対応の有無」などです。
まとめて大量の洋服の買取を依頼すると、業者によっては高い額がつく可能性もあります。

洋服を処分する方法のひとつとして、ぜひ検討してみてください。

専門業者に依頼する

生前整理での洋服の整理を専門業者に依頼するのもおすすめです。
専門業者に依頼することで、大量の洋服の仕分けから処分までを任せられます。
費用は発生するものの、一番負担の少ない方法だと言えるでしょう。

もし大量の洋服を所有している場合、個人で整理するにはかなりの時間と労力を要します。
その一方で、生前整理のプロである業者に依頼すれば、短期間で作業を終えることができます。
「一人で生前整理を行うのが不安な方」や「短期間で終わらせたい方」は、一度検討してみてください。

洋服が増えないようにするポイント

生前整理が終わっても、日々の生活のなかで再び洋服が増えてしまう可能性もあるでしょう。
そうした事態を未然に防ぐため、洋服が増えないようにするポイントを2つご紹介します。

1着買ったら1着捨てる

「1着買ったら1着捨てる」を基本的なルールにしましょう。
このルールを守っていれば、必要以上に洋服の量が増えることはありません。
また洋服の量が一定に保たれていると、日常生活において洋服の管理がしやすくなります。
たとえば、余計な収納用品を買わずに済んだり、衣替えの負担が少なくなったりと、日々の生活の質も向上するでしょう。

定期的に見直す

持っている洋服は定期的に見直しましょう。
たとえ気に入った洋服でも、ライフスタイルやトレンドの変化などで着なくなる物も出てくるからです。
見直すタイミングは、1年または半年に1度、ライフスタイルの変化が起きた時などです。
可能ならば、1年に一度は見直すことをおすすめします。

お気に入りの洋服を厳選すると、服への愛着が湧き、大切に手入れをしながら扱うようになります。
定期的に持っている洋服を見直して、快適な生活を送れるようにしましょう。

まとめ

生前整理のために洋服の整理を行うことで、自分にとって本当に必要な物を「物」と「心」の両面から見つめ直せます。
まずは、先延ばしにせず「今」始めることが大切です。
遺される家族のためにも、形見分けやご自身の葬儀の洋服について、事前にエンディングノートに書き記しておきましょう。

洋服の仕分けは、「残す物」「処分する物」「保留する物」の3つに分けます。
大量の洋服を処分する方法は複数ありますので、ご自身に合った方法を選んでください。
整理後も、洋服が増えないようにするポイントをおさえ、継続的に実行しましょう。

生前整理での洋服の整理にお困りの方は、一度プロへの依頼を検討してみてはいかがでしょうか。
当社では、生前整理について熟知したスタッフが丁寧に作業をさせていただきます。
生前整理の物の仕分けから処分まで、お困りの際はお気軽にご相談ください。

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