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遺品整理で出たゴミの処分方法について解説します。
できるだけ費用を抑えて手間なく処分するコツもあるので、ゴミの処分で悩んでいる方は参考にしてみてください。

遺品整理で出たゴミの処分方法

遺品整理で出たゴミの処分方法について解説します。

できる限り家庭ゴミや粗大ゴミとして自分で処分し、大型の物については業者に依頼することも検討してみましょう。

ゴミ集積所に少しずつ出す

ゴミの処分方法で一番簡単なのは、ゴミ集積所に少しずつ出すことです。
分別をしっかり行い、家庭ゴミとして遺品を少しずつ処分していきます。

この方法はお金がかからないので、家庭ゴミとして出せるものはできる限り出してしまいましょう。

ただ、時間と労力がかかってしまうのがデメリットです。

自治体のゴミ処理センターに持ち込む

遺品整理では大量のゴミがでてきます。
あまりにも多くのゴミが出た場合は、自治体のゴミ処理センターに持ち込むのが一般的です。

ゴミ処理センターの料金は、ゴミの種類や大きさなどによって変わります。
持ち込む前に自治体の窓口へ連絡して、料金や受付時間を確認しましょう。

自治体の粗大ゴミ回収サービスを利用する

自治体の粗大ゴミ回収サービスを利用する方法もおすすめです。

自治体に連絡して、粗大ゴミの数と種類を伝え、指示された料金の粗大ゴミ処理券を購入します。
粗大ゴミ処理券をゴミに張り付け、指定された日時に回収場所まで自分で運びます。

粗大ゴミの数が少なければこの方法が良いでしょう。
しかし、数が多いと一つ一つ運ぶのが大変です。

家電４品目は自治体のホームページを確認

家電リサイクル法が適用されるテレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機のいわゆる家電4品目は、お住いの市区町村が指定する方法で処分しなければなりません。

市区町村ごとに処分方法は異なるので、ホームページを確認してみてください。

他にも、処分したい家電を、購入したお店に引き取ってもらう方法もあります。
お店によって引き取り方法が異なるので、いきなり持ち込んだりせずに事前に確認しましょう。

家電4品目を処分する場合、リサイクル料を支払う必要があります。

面倒な場合は不用品回収業者に依頼する

大型の家具や家電が多く、自分たちだけでは手に負えない場合もあります。
そういうときは無理をせず、不用品回収業者に依頼することも検討してみてください。

自分だけで行おうとすると何週間もかかるような作業を、業者なら1日で終えることもあります。

料金はかかりますが、手間と時間を節約できるので、面倒な場合はプロに依頼してみましょう。

捨てるのに抵抗がある物はお焚き上げを

故人が大切にしていた物を捨てることに、罪悪感や抵抗を感じる方は多いと思います。

故人の想いがこもっている物は、お焚き上げによって供養するのも一つの方法です。

どんな物を供養するかというと、人形や写真、日記などです。
特にお守りやお札、仏壇などは供養した方が良いでしょう。

お焚き上げをする目的は、品物を天に送り、天界でも大切にしてもらうためでもあります。

自分でお焚き上げをしたいと思う方もいるかと思いますが、おすすめできません。
条例で野焼きを禁止している自治体がほとんどだからです。

お寺や神社、遺品整理業者、専門業者に依頼しましょう。

燃えない物は引き取ってくれないこともあるので注意してください。

手間なく処分したい場合は遺品整理業者がオススメ

できるだけ時間や手間をかけずに処分したいなら、遺品整理業者がおすすめです。

自分たちだけではなかなか進まない作業も、熟練のスタッフがスピーディーに終わらせてくれます。

また、遺品整理業者はお寺や神社と提携していることが多いです。
合同供養なら、遺品整理の料金に含まれている場合もあり、追加料金なしで行ってくれることがあります。

業者に依頼すると料金がかかってしまいますが、遺品の仕分けやゴミの分別も頼めるなどメリットも多いため、検討してみる価値は十分あります。

遺品整理業者に依頼する際に費用を抑える方法

遺品整理業者に依頼するときに費用を抑えるコツについて解説します。

複数の業者から見積もりを取って比較する

遺品整理業者に依頼するときは、複数の業者から相見積もりを取ることが大事です。
遺品整理に限らず、業者に依頼するときは比較することで費用を安く抑えることができます。

このとき、料金の安さだけを見るのではなく、対応したスタッフの丁寧さもチェックしておきましょう。
対応が雑だったり何か違和感があるようなら、その業者は避けた方が賢明です。

買取も同時にできる業者に依頼する

遺品整理業者には、買取に力を入れている業者も存在します。
遺品整理と同時に買取もしてもらうことで、料金から買取金額を差し引いてもらえます。

また、別々の業者に依頼するよりも手間が省けるのも大きなメリットです。
見積もりのときに買取査定もしてくれる業者だと尚良いでしょう。

自分でできるところは自分でやる

自分でできるところは自分でやるのも、費用を抑えるコツです。
片付ける物の量や部屋数によって遺品整理の料金が変わってくるからです。

大型の家具や家電だったり、供養が必要な物など、自分ではできない部分を業者にやってもらいましょう。

まとめ

遺品整理で出たゴミを処分する方法は、家庭ゴミとして出したり、自治体の粗大ゴミ回収サービスを利用したりと様々です。

人形や写真など、故人の想いや魂が宿っている物は、お焚き上げをして供養してあげると良いでしょう。

時間がなくて遺品整理をする余裕がないという方は、遺品整理業者に依頼することをおすすめします。

業者に依頼する際に費用を抑えるコツは、相見積もりを取ること、買取も同時に依頼すること、そして自分でできる部分は自分でやることです。

以上のことを踏まえて、遺品整理業者を上手く利用してください。