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遺品整理で出てきた写真やアルバムはどうすればいい?保存や処分の方法
2024.03.15 遺品整理
遺品整理を進めていると、大切な思い出が詰まった写真やアルバムが出てきます。
しかし、これらの写真やアルバムをどうすればいいのか、保存や処分の方法に悩む人も多いでしょう。
本記事では、遺品整理で出てきた写真やアルバムについて、保存や処分の方法について詳しく解説します。
遺品整理で写真を仕分ける手順
遺品整理で写真を仕分ける手順について解説します。
残す写真と捨てる写真の判断が難しいと感じている方は参考にしてみてください。
1.遺品整理中に出てきた写真は1箇所にまとめておく
遺品整理をしていると多くの写真が出てきます。
その度に仕分けをしてしまうと、遺品整理の作業効率が落ちてしまいます。
とりあえず、片付けている間に出てきた写真は1箇所にまとめて、写真の仕分け作業は後でするようにしましょう。
遺品整理の中で、写真の整理は優先順位が低いので、後回しにしてしまっても良いです。
まずは貴重品の探索などの優先順位が高い作業から行い、その後で写真を仕分けをしましょう。
2.残す写真と処分する写真を仕分ける
まずは残す写真と処分する写真に分けていきます。
家族や親しい友人との写真や、特別なイベントの写真など、思い出の詰まった写真は優先的に保管しましょう。
そうすることで、法事など親族や故人の友人が集まる場で、思い出話に花を咲かせることができます。
逆に、出てきた写真の中には、自分や家族以外の人物や知らない場所が写っているものもあります。
これらの写真は、特定の人物や場所を特定できないため、必要がなければ処分することも考えましょう。
大事な写真だけ残して、そうでもない写真を整理することによって、収納スペースもスッキリします。
3.写っている人物などで写真を分類していく
残す写真が決まったら、それらを写っている人物などで分類しましょう。
写真をテーマや時系列に沿って仕分けることで、後々の整理や閲覧がしやすくなります。
例えば、家族写真、友人との写真、旅行写真、イベント写真などのカテゴリーごとに仕分けておくと便利です。
写真を保存しておく方法
写真を保存する方法や形見分けをするときの注意点について解説します。
アルバムにして保管する
不要な写真を処分して、残すものが決まったら、新しいアルバムに保管しましょう。
古いアルバムがあるならそれでも良いですが、劣化していたり傷んでいるなら、この機会に新しいアルバムに入れ替えた方が気持ちが良いです。
アルバムを収納するときは、湿気がこもらないような通気性の良い場所を選ぶと、写真の劣化がしにくくなります。
データ化して保管する
写真をデータ化して保管する方法もおすすめです。
思い出の写真をパソコンやスマホで見れて、劣化の心配もいりません。
そして何より、データ化してしまえば、場所を取らないのも大きなメリットです。
データ化する方法は、スキャナーを使って取り込むのが一般的です。
写真の枚数が少ないなら、スマホのスキャンアプリを使う方法もあります。
写真の枚数が多くて大変な場合は、写真屋さんや専門業者に依頼することも検討してみてください。
形見分けをする
故人の友人や親族が一緒に写っている写真なら、形見分けとして受け取ってもらうのも一つの方法です。
ただ、押し付けてしまうのは良くないので、いるかどうかそれとなく聞いてみてください。
迷惑そうでなかったら、形見分けしましょう。
写真やアルバムを処分する方法
写真やアルバムの処分方法について解説します。
いらない写真をどのように処分しようか悩んでいる方は参考にしてみてください。
家庭ゴミとして処分する
いらない写真は、適切に分別して家庭ゴミとして処分しましょう。
写真自体は燃えるゴミで良いのですが、アルバムは各部でいろんな素材が使われているので、細かく分別してから処分するようにしてください。
たとえば、金属部品は燃えないゴミ、プラスチックの部品はプラスチックゴミ、紙の部分は燃えるゴミとして分類されることが多いです。
自治体によって多少変わってくるので、その自治体の分別方法に従いましょう。
お焚き上げをする
遺品のお焚き上げというと、人形やぬいぐるみなどが多いですが、写真もお焚き上げによって供養することができます。
写真のお焚き上げは、必ずしも必要ではないのですが、処分することに抵抗や罪悪感があるなら、お焚き上げをするのも一つの方法です。
そして、お焚き上げという儀式を行うことによって、遺族にとっては心の整理にもなります。
遺品整理業者に処分を依頼する
遺品整理を業者に依頼しているなら、写真やアルバムの処分をしてもらうことも可能です。
お寺と提携している業者なら、合同供養や個別供養をしてもらうこともできます。
業者に処分を依頼すればまとめて回収してくれるので、処分方法で悩む必要もなく、手間や時間もかけずに済みます。
機密文書廃棄サービスを利用する
写真やアルバムを機密文書廃棄サービスで処分してもらう方法もあります。
セキュリティがしっかりしていて、個人情報の保護に細心の注意を払っています。
リサイクルに力を入れているサービスも多く、環境保護に強い関心のある方にもおすすめです。
ただ、写真の廃棄は受け付けていないところもあるので、申し込む前に確認しましょう。
写真やアルバムを処分する際の注意点
写真やアルバムを処分するときの注意点について解説します。
重要なのは個人情報の保護と、親族に相談してから処分することです。
個人情報の流出に注意
写真を家庭ゴミとして処分するときは、個人情報の流出に注意しましょう。
紙に包むなどして中身が見えないように捨てても良いですが、シュレッダーで裁断したり、破ってから捨てると尚良いです。
写真は個人情報の塊なので、誰かに見られないように工夫して処分しなければなりません。
残すか処分するかの判断は慎重に
確実にいらないと分かるような写真から処分していき、残すか処分するかの判断が難しいものは、保留にするのも一つの方法です。
写真の整理は緊急を要するものではないので、捨てるべきか悩ましい写真はとりあえず残しておいて、心身ともに落ち着いてから判断しても遅くはありません。
もしかしたら、ある人にとっては大事な写真だったなんてこともあるかもしれません。
判断に迷ったときは、保留にして一応残しておいても良いでしょう。
必ず親族に確認してから処分する
写真は親族に確認してから処分しましょう。
自分たちよりも親族の方が詳細を知っていることが多いので、写真の整理をするときは、親族に手伝ってもらうことが重要です。
相談しないで勝手処分してしまうと、後から残しておいてほしかったと言われてしまうこともあるので、親族と一緒に行うようにしましょう。
まとめ
遺品整理で出てきた写真やアルバムは、大切な思い出や記録がつまっています。
そのため、適切な保管や処分の方法を選択することが重要です。
写真を保存する方法は、アルバムとデータ化があります。
データ化は、写真の枚数が少ないなら自分でやるのがおすすめですが、あまりにも多い場合は業者に依頼することをおすすめします。
遺品整理を業者に依頼しているなら、写真やアルバムの処分も依頼できます。
遺品の供養を行ってくれる業者も多いので、写真の処分でお悩みの方は検討してみてください。
写真の整理を通じて、家族の絆や思い出を大切にしながら、新たな一歩を踏み出すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。