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遺品整理では貴重品を捨てないよう注意!貴重品の種類と探すコツ

2024.03.14 遺品整理

遺品整理は、貴重品を見逃さずに取り扱うことが重要です。
貴重品を誤って処分すると、後々困ることがあります。

この記事では、貴重品を見つける際のポイントや注意点を詳しく解説します。

遺品整理で貴重品を捨ててしまうとどうなる?

遺品整理において、貴重品を誤って処分することは大きな問題です。
具体的には以下の点に注意が必要です。

金銭的な損失

現金を捨てるわけないと思ってしまいますが、へそくりとして隠している場合があります。
封筒の中に入れていることもあれば、本の間に挟まっていることもあるのです。

人によって隠し場所は様々で、遺族が気付かずに現金などの貴重品を捨ててしまうことがあるので気を付けてください。
他にも、一見すると価値が分かりづらい趣味でコレクションしていた物なども注意が必要です。

重要な書類を捨ててしまうと面倒なことになる

故人の仕事の書類を捨ててしまうと、トラブルになったり損害が発生することがあります。
預金通帳を捨ててしまった場合は、たとえ遺族であったとしても引き出しが難しいです。

この他にも、不動産関係や保険関係の書類など、重要な書類を捨ててしまうと面倒なことになります。
捨てて良いのかわからない書類があったら、とりあえず残しておくべきです。

遺品整理で見つけるべき貴重品の種類

遺品整理で見つけなければならない貴重品は以下の物です。

遺言書
現金
預金通帳
年金手帳
印鑑

貴金属
カード類
不動産や保険の権利書や契約書
骨董品やコレクション品

これらの貴重品について解説します。

遺言書

遺言書には法的な効力があります。
故人が遺言書を残していたら、それに則って遺産の分割をします。
故人の願いが書かれていたら、できる限り尊重しましょう。

現金や預金通帳

分かりやすい貴重品と言えば、現金や預金通帳ですが、へそくりとして隠していることも多いので探すのは大変です。
隠していた物を不用品だと思って捨てようとしたら、中に現金が入っていたなんてこともあります。
預金通帳も捨ててしまうと、凍結されている口座の解除をするのが面倒になるので気を付けてください。

年金手帳

故人が年金受給者だった場合、受給権者死亡届を提出しなければなりません。
この届出が遅れて年金を受け取り続けてしまうと、返金の対象になってしまいます。

印鑑

印鑑には認印や実印、銀行印があります。
その中でも、実印や銀行印を誤って捨ててしまうと、死亡後に行わなければならない様々な手続きが滞ってしまいます。

家や車、金庫の鍵も大事な貴重品です。
引き出しの鍵も大事な物が入っていることが多いです。
鍵も小さいので誤って捨てないように注意しましょう。

貴金属

貴金属類も遺産分割の対象となるので積極的に探しましょう。
後から高価な貴金属が見つかった場合、遺産分割協議をやり直さなければならないこともあります。

カード類

カード類は、クレジットカードやキャッシュカード、健康保険証やマイナンバーカードなどの身分証明書も含まれます。
身分証明書はサービスを解約するためにも必要です。
運転免許証については、遺族が返納する義務はありません。
しかし、悪用されるリスクはあるので、運転免許証も遺族が返納しておいた方が良いでしょう。

不動産や保険の権利書や契約書

不動産や保険などの権利書や契約書も大事な物です。
相続で必要になるので、優先的に探しましょう。

骨董品やコレクション品

骨董品やコレクション品には、価値が分かりやすい物もあれば、一見すると無価値に見える物もあります。
見る人が見れば意外と価値があったりするので、故人が趣味で収集していた物は捨てずに残しておくべきです。

遺品整理で貴重品を探し出すコツ

遺品整理で貴重品を探すときに見つけやすい場所や、探しやすくするコツについて解説します。

引き出しの中に入っていることが多い

貴重品の保管場所で特に多いのが引き出しの中です。
寝室や書斎、リビングの引き出しの中を探してみてください。
仏壇の引き出しに入っていることもあります。

探すときは、早く見つけたい気持ちが強すぎて、慌ててしまわないように注意しましょう。
貴重品は小さな物が多いので、見落としてしまうことがあるからです。

引き出しの中を隅々まで確認して、丁寧に探索しましょう。

鞄の中も要チェック

故人が愛用していた鞄やバッグも貴重品が入っていることが多いです。
複数の鞄を持っている場合、それらに分散して入っていることもあります。
見落とさないように内ポケットまで丁寧に確認していきましょう。

防犯対策で貴重品を隠していることも多い

故人が防犯対策で貴重品を隠してしまっていることも多いです。
食器棚や冷蔵庫、書棚なども隠し場所になっている可能性があります。
思わぬ場所に隠していることもあるので気をつけましょう。

生前整理で保管場所を確認しておけると良い

理想的なのは、生前整理を行って貴重品の保管場所を確認しておくことです。
まだ元気なのに生前整理なんて縁起が悪い、と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、もしものときのために貴重品の保管場所を教えてもらっていると、遺品整理がスムーズに進みます。

不安な場合は遺品整理士に依頼を

遺品整理士とは、一般財団法人遺品整理士認定協会によって認定される資格です。
遺品整理士は、業務に携わるために必要な知識について学んでいるだけでなく、遺品を大切に扱う精神性も兼ね備えています。
故人とご遺族の想いを胸に業務にあたるのです。

貴重品も遺品整理士が探索し、責任を持って保管します。
安心して貴重品を任せることができるのが、遺品整理士が在籍している業者に依頼するメリットです。

まとめ

遺品整理では、貴重品を誤って捨てないように注意が必要です。
貴重品を捨ててしまうと、金銭的に損をするだけでなく、手続きが滞ったり、トラブルに発展することもあるからです。

貴重品の種類は、現金や貴金属の他に、権利書や契約書、コレクション品も含まれます。
探すときのコツは、引き出しや鞄の中を丁寧に探索しましょう。

防犯対策で貴重品を隠していることも多いので、探索が難航することも多いです。

業者を選ぶときは、遺品整理士が在籍している業者だと、安心して任せることができます。
知識や経験が豊富なだけでなく、心構えもしっかりしています。

当社にも遺品整理士が在籍しておりますので、業者に依頼しようと思っている方はぜひご相談ください。

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ご家族と十分にご相談した上で、心を込めて遺品整理を行います。遺品整理に不安を感じる方や、初めての方でも、当社は親切にご説明し、サポートいたします。
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